エーオン―全車両の電動化に配電網の対応可―

エネルギー大手の独エーオン(エッセン)は21日、国内を走行する車両がすべて電動車になっても同社の配電網は対応できるとの調査結果を発表した。

同社はエネルギー分野のコンサルティングを手がける独コンセンテックと共同で調査を実施した。それによると、エーオンが配電事業を展開するドイツ国内の地域で利用されるエンジン搭載の乗用車は現在およそ650万台に上る。これらの車両が2045年までにすべて電動車になった場合、同社には総額25億ユーロの投資を行う必要性が発生。車両1台当たりの投資額は400ユーロ弱となる。

車両1台当たりの投資額はデジタルソリューションの活用と、深夜電力による充電の促進を通して半額に抑制できるとしている。

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