住友電工は22日、独持ち株会社シンターヴェルケ・ホールディングから焼結部品子会社2社を完全買収したと発表した。欧州でのプレゼンスを強化し、現地自動車・自動車部品メーカーへの販路拡大を目指す。買収金額は明らかにしていない。
シンターヴェルケ・ホールディングから独子会社シンターヴェルケ・ヘルネ(SWH)とスイス子会社シンターヴェルケ・グレンヒェン(SWG)を9日付で譲り受けた。SWHは1971年の設立で、従業員数は240人。昨年は3,500万ユーロを売り上げた。SWGは1948年の設立。従業員数は160人で、昨年の売上高は4,100万スイスフランだった。