JFEエンジニアリングは22日、独子会社スタンダードケッセル・バウムガルテ(SBG)が英エネルギー大手BPから受注を獲得したと発表した。独ゲルゼンキルヒェンにあるBPのルール製油所にガス焚きボイラーを提供する。BPは同製油所を近代化する計画の一環でボイラー設備を更新。石油精製の過程で発生する副生ガスを有効利用する。
同近代化プロジェクトは独発電大手のシュテアグが元請で、SBGは高温高圧の蒸気を発生させる副生ガス焚きボイラー4缶の設計・建設を行う。建設されるボイラーで発生する蒸気は石油精製に活用される。