シュテアグ―DMG Moriから再生エネ事業買収―

火力発電大手の独シュテアグ(エッセン)は27日、DMG森精機の独子会社DMG Mori(旧ギルデマイスター)から再生エネルギー分野のサービス事業を取得することで合意したと発表した。太陽光発電分野のポートフォリオを拡充する。買収金額は非公開。独禁当局の審査を経て7月1日付で傘下に収める。

DMG Moriから子会社ギルデマイスター・エナジー・ソリューションズを譲り受ける。同子会社はメガソーラーの計画から建設、運営までを引き受けるサービス事業者。独南東部ヴュルツブルクに本社を置き、同国西南部のシュツットガルトとイタリア、スペインに子会社を持つ。従業員数は約120人。シュテアグは買収後、同社の社名をシュテアグ・ソーラー・エナジー・ソリューションズへと改める。

DMG Moriは経営資源を工作機械や積層造形などの分野に絞り込む方針に基づいて、今回の子会社売却に踏み切った。

上部へスクロール