IAA来場者3割減少

独自動車工業会(VDA)は22日、フランクフルト国際モーターショー(IAA)の来場者数が今年は2年前の前回を30%以上、下回る56万人強へと大きく後退したことを明らかにした。展示をメインとする見本市のコンセプトが時代に合わなくなっているほか、日米仏伊の主要メーカーが参加を見送ったことが響いた。IAAは急速に縮小しており、2年後の次回はフランクフルトで開催されない可能性もある。VDAは現在、コンセプトの抜本的な見直しを行っている。

IAAの来場者数は2015年には93万2,000人に上っていた。これが前回17年に81万人へと大きく減少。今回さらに落ち込んだ。出展数も前回の約1,000から838へと16%縮小している。

上部へスクロール