独風力エネルギー全国連盟(BWE)などが23日発表したドイツの洋上風力発電パークの2019年の新設発電能力(送電を開始したもの)は1,111メガワット(MW)となり、これまでで3番目に高い水準を記録した。タービンの新設本数は160基。累積では発電能力が7,516MW、タービン数が1,496基となった。
新設タービン1基当たりの発電能力は6,942MWで、ローター直径は平均155メートル、ハブの高さは同104メートルだった。累積では発電能力の平均が5,117MW、ローター直径が同132メートル、ハブの高さが95メートルとなっており、大型化が進んでいることが分かる。
新設タービンはすべて北海に設置されており、バルト海では1基も新設されなかった。累積発電能力は北海が6,440MW、バルト海が1,076MWだった。