BMW―従業員6000人削減へ―

自動車大手の独BMW(ミュンヘン)は19日、人事措置に関する取り決めを従業員の代表機関である事業所委員会と締結したと発表した。新型コロナ危機に対応するためにコストを削減することが主な柱で、従業員12万6,000人のうち6,000人を整理する。人員削減は定年退職と希望退職を通して進める。

新型コロナ危機を受けて、新車需要は世界的に減少している。早期回復を見込めないことから、各社は対応を迫られている。

BMWは今回、人員削減のほか、週40時間契約の従業員の勤務時間を38時間に減らすことなども取り決めた。

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