ハンブルク港貨物取扱量、上期は12%減少

ハンブルク港マーケティング協会が21日発表した同港の1-6月期(上半期)の貨物取扱量は6,120万トンとなり、前年同期比で12.0%減少した。新型コロナウイルスの感染拡大が反映された格好。特に感染者数が世界的に増えた4-6月期(第2四半期)に大きく落ち込んだ。同協会は経済の底打ちを踏まえ、最悪期は過ぎ去ったとしながらも、今年の貨物取扱量は昨年を下回るとの見方を示した。

輸入貨物が16.3%減の3,370万トンと特に大きく後退。輸出貨物は6.1%減の2,750万トンだった。

一般貨物の取扱量は4,250万トンで、12.2%減少した。ばら積み貨物も11.7%減の1,870万トンへと後退。コンテナ取扱量は12.4%減の410万TEU(20フィートコンテナ換算)だった。

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