ミュンヘンがコロナ規制強化、屋外でもマスク着用を一部義務化

独南部のミュンヘン市当局は21日、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた措置の強化を決定した。人口10万人当たりの感染者数が基準値を超えたため。差し当たり24日(木)から1週間、実施する。

ドイツでは人口10万人当たりの7日間の新規感染者数が計50人を超えた地域を対象に感染防止策を強化することが、国と州で取り決められている。ミュンヘンは18日に同50.7人となり、基準値を突破。20日には55.6人へと拡大した。

州当局はこれを受けて、規制強化を決定した。旧市街の歩行者専用ゾーン全域とマリエン広場、ヴィクトアーリエン広場ではマスクの着用が義務付けられる。また、6人以上ないし2家族以上が集まることは私的、公的な場所を問わず禁止される。結婚式や誕生日会でも参加者の許容上限がこれまでの4分の1(屋内25人、屋外50人)に引き下げられる。

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