ドイツ連邦統計局が13日発表した10月の卸売物価指数は前年同月比1.9%減となり、9カ月連続で下落した。新型コロナ危機に伴い石油製品が17.8%低下したことが最大の押し下げ要因。このほかペット・家畜(-22.2%)、電算機器・周辺機器・ソフトウエア(-4.9%)、鉄・鉄鋼(半製品を含む、-3.9%)で下げ幅が大きかった。
穀物・葉たばこ・種子・飼料(+5.1%)、古材・残材(+3.9%)、果物・野菜・じゃがいも(+3.0%)は上げ幅が大きかった。
卸売物価指数は前月比では0.2%増となり、2カ月ぶりに上昇した。