フォルクスワーゲン―低価格小型EVの投入を計画―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が低価格の小型電気自動車(EV)の市場投入を計画している。次世代EVの第一弾として9月に発売したコンパクトカー「ID.3」よりひとまわり小さいモデルとなる。同社の事業計画文書をもとに各種メディアが11月27日、報じた。

「スモールBEV」というプロジェクト名で現在、新EVを開発している。ID.3と同じEV専用車台「MEB」を採用。サイズは小型車「ポロ」と同程度となるもようだ。発売の時期は不明だが、2023年との報道がある。価格は2万~2万5,000ユーロになるとみられる。

VWのヘルベルト・ディース社長はEVの普及を加速させるために低価格EVの投入方針を打ち出している。スモールBEVはこれに該当するモデルとみられる。

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