ドイツ機械工業連盟(VDMA)は14日、独業界の2021年の実質生産成長率を従来予測の10%から7%に引き下げた。新規受注高は好調で1-10月期に前年同期を34%上回ったものの、部品不足で生産調整を余儀なくされていることから、下方修正した。22年の生産成長率については5%から7%に上方修正した。
21年の名目生産高は2,190億ユーロとなり、前年を9%上回る見通し。22年は2,410ユーロに達し、過去最高の19年(2,260億ユーロ)を大幅に凌駕すると予想している。
業界売上高も20年の名目2,030億ユーロから21年は2,210億ユーロ、22年は2,430億ユーロへと伸びる見通しだ。