ガソリン2.8ユーロで50%超が運転見合わせ

ガソリンの価格が1リットル当たり2.80ユーロに達するとドイツのドライバーの50%超が運転を見合わせざるを得なくなることが、自動車部品大手コンチネンタルのアンケート調査で分かった。エネルギーを含む物価の高騰を背景に移動費用を賄えなくなることを懸念する人が増えている。

同社は「モビリティ・スタディ」という調査を2011年から実施している。今回はドイツ、フランス、ノルウェー、米国、日本、中国の6カ国の18歳以上(各国1,000人)を対象に5月に実施した。

エネルギーコストの上昇に対処できなくなると懸念する人は6カ国で73%に達した。移動費用を賄えるようにするため、国は支援を行うべきだとの回答は82%に上る。

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