機械業界受注が再び減少、6月は-9%に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が1日発表した同国の6月の機械新規受注高は前年同月を実質9%下回った。減少は2カ月ぶり。サプライチェーンひっ迫のほか、ウクライナ戦争に伴う受注のキャンセルが響いた。

国内受注が11%、国外が同8%減少した。国外はユーロ圏が18%、ユーロ圏外が4%の幅で落ち込んだ。

4-6月期の新規受注高は前年同期を実質2%下回った。国内が8%減少して足を強く引っ張った格好。国外は1%増で、ユーロ圏が3%増、ユーロ圏外が横ばいだった。

1-6月期の新規受注高は前年同期比で実質2%増加した。国外が全体をけん引したという。同期の名目売上高は7%増えた。

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