建設業界新規受注、6月は前月比5.5%減に

ドイツ連邦統計局が25日発表した建設業界の6月の新規受注高は物価・季節・営業日数調整後の実質で前月を5.5%下回った。建材費の高騰と金利上昇のダブルパンチが直撃。前年同月比(物価・営業日数調整値)では減少幅が11.2%に達した。建設料金が上昇したことから名目ベースの新規受注高は前年同月比4.1%増の86億ユーロに拡大した。

6月の業界売上高は95億ユーロだった。前年同月を名目で6.2%上回ったものの、実質ベースでは11.3%割り込んだ。

1~6月の新規受注高は名目が11.9%増、実質が3.5%減。売上高は名目12.6%増、実質2.7%減だった。

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