今夏の日照時間は観測史上最高の820時間

ドイツの今夏(6~8月の3カ月)の日照時間は約820時間(見通し)に達し、観測を開始した1881年以降の最高を更新したことが、独気象局(DWD)の30日の発表で分かった。2003年記録したこれまでの最高(793時間)を27時間、上回っている。1961~90年の平均(614時間)に比べると34%も多い。日照時間が最も多かった地域はオーバーライン(バーゼル~ビンゲン間)で、約1,000時間に達した。

平均気温は19.2度で、03年に記録した過去最高(19.7度)をやや下回ったものの、61~90年平均に比べると2.9度も高かった。今夏の国内最高気温は40.1度。ハンブルクのノイヴィーデンタール団地で7月20日に記録した。

降水量は145ミリで、61~90年平均(239ミリ)の60%にとどまった。観測史上で6番目に少ない。過去最低は1911年の124ミリ。

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