22年10-12月期はマイナス成長に

ドイツ連邦統計局が1月30日発表した2022年10-12月期の国内総生産(GDP)は物価・季節・営業日数調整後の実質で前期比0.2%減(速報値)となり、7四半期ぶりに縮小した。エネルギー価格と物価の高騰を受けて、これまで景気をけん引してきた個人消費が減少。水準が押し下げられた。

統計局は今回、22年のGDP成長率を引き下げた。物価調整後の実質で前年比1.9%増としていた当初の数値を1.8%増へと下方修正。物価のほか季節・営業日数も加味したGDPについても2.0%増から1.9%増へと引き下げた。

22年7-9月期の成長率(物価・季節・営業日数調整値)については従来の前期比0.4%増から同0.5%増へと上方修正した。

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