BMW―EUのCO2排出基準達成―

高級乗用車大手の独BMWが欧州連合(EU)の二酸化炭素(CO2)排出規制を順守した。欧州で昨年、販売した車両のCO2排出量は走行1キロメートル当たり平均105グラムとなり、前年(116グラム)から9%減少。欧州連合(EU)が設定した同社の許容上限(127グラム)を大幅に下回った。電気自動車(BEV)の販売が大きく伸びたほか、ガソリン車とディーゼル車のエンジン効率が向上したことが大きい。同社が1月25日に発表した。

EUの発電量に占める天然ガス、石炭、石油火力発電の割合は3分の1を超えるものの、EUはBEVのCO2排出量をゼロと計算している。

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