ソフトウエアAG―投資会社がTOB価格引き上げ―

独IT大手ソフトウエアAGは4日、同社に対し株式公開買い付け(TOB)を提案している米投資会社シルバー・レイクが買い取り価格を引き上げたと発表した。ソフトウエアAGの競合が拘束力のない暫定的な買収提案を行ったことを受けた措置で、シルバー・レイクは買い取り価格を当初の1株当たり30ユーロから32ユーロへと引き上げた。ソフトウエアAGの評価額は22億ユーロから24億ユーロへと上昇したことになる。

同社に新規の買収提案を行った企業は明らかにされていない。ブルームバーグ通信が同日付で報じたところによりと、米投資会社ベイン・キャピタルは1株当たり34ユーロでのTOBを打診しているという。

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