22年の実質賃金4%減に下方修正

ドイツ連邦統計局が4月27日発表した2022年の実質賃金は前年比4.0%減となり、統計を開始した08年以降で最大の下げ幅を記録した。減少は3年連続。3月上旬に発表した暫定値(3.1%減)からは0.9ポイント下方修正された。

統計局は今回、新たな基準に基づいて統計を再集計したことから、数値が修正された。インフレ率は6.9%に据え置かれたものの、名目賃金が0.9ポイント減の2.6%増に下方修正されたことから、実質賃金も大きく引き下げられた。

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