グラマー―戦略提携先が重要決議の阻止権獲得―
自動車シート大手の独グラマー(アムベルク)は10月25日、中国の車両内装部品メーカー寧波継峰汽車零部件が同社株を買い増し、議決権比率を従来の20.01%から25.51%に引き上げたと発表した。グラマーに対してはボスニアの […]
自動車シート大手の独グラマー(アムベルク)は10月25日、中国の車両内装部品メーカー寧波継峰汽車零部件が同社株を買い増し、議決権比率を従来の20.01%から25.51%に引き上げたと発表した。グラマーに対してはボスニアの […]
自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は10月30日、リトアニアのカウナスに車載電子部品工場を建設すると発表した。欧州需要の拡大に対応する狙い。同社がリトアニアに生産施設を設けるのは初めて。 5年間で総額9,50
三井物産は10月26日、電気自動車(EV)充電システムを提供し、EV用電池を利用した電力事業を展開する独新興企業ザ・モビリティ・ハウス(TMH)に、独自動車大手ダイムラーとともに資本参加したと発表した。TMHの成長を支援
自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の金融子会社VWファイナンシャル・サービシズ(ブラウンシュヴァイク)は10月26日、中古車仲介サイト「ヘイカー(HeyCar)」を立ち上げたと発表した。中古車仲介サイト市場は開拓の余地
独銀最大手のドイツ銀行(フランクフルト)が10月26日発表した7-9月期(第3四半期)決算の純利益は6億4,900万ユーロとなり、前年同期(2億7,800万ユーロ)の2.3倍に達した。法務リスク引当金や貸倒引当金が減少し
スペイン建設大手ACSの独子会社ホーホティーフ(エッセン)は18日、スペインのインフラ企業アルベルティス・インフラストラクチュラスに対する株式公開買い付け(TOB)計画を発表した。アルベルティスに対してはすでにイタリアの
フォルクスワーゲン(VW)の高級車子会社アウディがエンジンのみを動力源とする新モデルの生産を2025年で停止する。ルーパート・シュタットラー社長の発言として24日付『ヴェルト』紙が報じたもので、同年以降の新車は電気自動車
金融機関向けソフトウエアの開発を手がける独GFTテクノロジーズ(シュツットガルト)は16日、スペイン同業のメカニザシオン・デ・エンプレサス(Mecanización de Empresas)を買収すると発表した。不動産業
高級車大手の独BMW(ミュンヘン)は24日、中国合弁社BMWブリリアンス・オートモーティブ(BBA)が瀋陽に自動車用リチウムイオン電池工場を開設したと発表した。電池は近隣にあるBBAの完成車工場で「5シリーズ」のプラグイ
保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)は19日、台湾子会社の安聯人寿保険(Allianz Taiwan Life Insurance)が保有する生保契約およそ7万8,000件を現地同業の中国人寿保険(同名の中国生保会社とは
仏自動車大手PSAは8月に買収した独同業オペルに対し組織のスリム化と効率アップを要求する考えだ。カルロス・タバレス最高経営責任者(CEO)は『ヴェルト紙』のインタビューで、オペルの組織はスマートでなく、事業プロセスも効率
ドイツ自動車大手ダイムラー(シュツットガルト)が20日発表した2017年7~9月期(第3四半期)決算の純利益は22億6,800万ユーロとなり、前年同期から17%減少した。ディーゼル車のリコール(無料の回収・修理)、排ガス
自動車部品大手の独ヘラー(リップシュタット)は20日、北京汽車集団(BAICグループ)傘下の北京海納川汽車部件股彬有限公司(BHAP)との協力関係を深化することで基本合意したと発表した。最重要市場の1つと位置づける中国で
小型電池の有力メーカーである独ファルタ(エルヴァンゲン)は9月27日、フランクフルト証券取引所の「プライム・スタンダード」で新規株式公開(IPO)を実施した。市場の反応は良好で、初値は売出し・公募価格を約39%上回る24
電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が発電業界と石油・ガス採掘業界向けの設備を手がけるパワー&ガス部門で生産拠点の統廃合を実施するもようだ。需要が大幅に減少しているためで、数千人規模の人員整理を行うとみられている。各種メ
電機大手の米ゼネラル・エレクトリック(GE)がミュンヘン近郊ガールヒングの拠点内にある研究開発(R&D)施設を閉鎖する。業績不振を受けてコスト削減圧力が高まっているためで、同社は上海とリオデジャネイロのR�
太陽光発電向けの蓄電池を製造する独ゾンネン(ヴィルトポルツリート)は23日、イタリアの企業連合エナジー・アライアンス・イタリアに蓄電システム2万セットを供給する枠組み契約に調印したと発表した。受注高は8,000万ユーロに
ドイツの発電事業者であるシュテアグ(エッセン)は23日、地域熱子会社シュテアグ・フェルンヴェルメの株式49%をミュンヘン再保険系の資産管理会社MEAGミューニック・エルゴ・アセットマネジメントに売却することで合意したと発
半導体製造装置の有力メーカーである独アイクストロンSE(ヘルツォーゲンラート)は24日、米子会社(アイクストロンInc)がメモリーチップ製造装置事業を韓国同業ユージーン・テクノロジーズ(Eugene Technology
医療機器大手の蘭フィリップス(アムステルダム)が23日発表した2017年7~9月期(第3四半期)決算の純利益は4億2,300万ユーロとなり、前年同期から10%増加した。中国など新興国での販売が好調で、利益を押し上げられた
信越化学工業は19日、セルロース誘導体事業の強化のために200億円の設備投資を行なうと発表した。直江津工場と独ヴィースバーデンにある子会社SEタイローズ(SE Tylose GmbH & Co. KG)で実施。
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が24日発表した7-9月期(第3四半期)決算の営業利益(EBIT、特別項目を除く)は前年同期比16%増の17億6,000万ユーロと大幅に拡大した。基礎化学品部門が好調で全体
工業ガス大手の独リンデ(ミュンヘン)は23日、米同業プラクスエアとの合併の成立条件を引き下げると発表した。合併で成立する新会社の株式に自社株を交換することに同意する株主が少ないためで、同意期限も2週間延長して11月7日2
自動車大手のフォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が中国とインド市場に低価格車を投入する方向で動いている。VWグループ関係者への取材をもとに『ハンデルスブラット』紙が18日に報じたもので、遅くとも2020年までに市
バイオ医薬品開発の独キュアヴァク(テュービンゲン)は18日、がん免疫治療薬の分野で米製薬大手イーライリリーとグローバル協業すると発表した。キュアヴァクの技術をもとにがんワクチンを最大5種類、開発し、市場投入を目指す。 キ
欧州航空宇宙大手のエアバス・グループ(蘭ライデン)は17日、カナダ同業ボンバルディアから小型機「Cシリーズ」を手がける子会社Cシリーズ・エアクラフト・リミテッド・パートナーシップ(CSALP)の過半数資本を取得することで
独中堅機械メーカーFFTプロドクティオンスジステーメ(フルダ)を中国企業が買収する公算が高まっているもようだ。消息筋の情報としてロイター通信が12日、報じた。 FFTは自動車、航空機、白物家電メーカー向けの生産設備を手が
光学・医療機器大手のツァイス(オーバーコッヘン)は13日、独中部のイエナにハイテク複合拠点を新設すると発表した。同地で展開しているすべての事業を新拠点に集約。また周辺の大学・研究機関、企業との連携を深めるとともに、スター
自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は16日、すべての事業部門を法的に自立した子会社へと改め、同社本体を持ち株会社化する計画を明らかにした。市場と顧客ニーズの変化に柔軟かつ迅速に対応できる体制の構築が狙いで、ディ
高級車大手の独BMW(ミュンヘン)が小型車ブランド「ミニ」の中国生産に向けて現地同業・長城汽車と交渉を進めている。ブルームバーグ通信が報じ、両社が追認したもので、合弁会社を設立する方向だ。交渉がまとまれば欧州域外で初めて
自動車大手フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)のVWブランド乗用車部門は10日、ミュンヘンでディーラーを対象とした説明会を開き、欧州の契約販売店の大幅削減方針を打ち出した。デジタル化の進展で販売店の利益がこれまで
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が13日発表した1-9月期のグループ販売台数は780万6,700台となり、前年同期比で2.6%増加した。南米と中東欧が2ケタ台の伸びを記録し、けん引車となった格好
自動車部品大手の独マーレ(シュツットガルト)は10日、電気自動車(EV)と自動運転車(AV)に適した冷暖房技術の開発で協業すると発表した。協業によって開発を加速し、競合に先駆けて新製品を市場投入する考えだ。 EVは充電一
東レは17日、ドイツ南部のミュンヘン近郊に「オートモーティブセンター欧州(AMCEU)」を来年8月に開設すると発表した。欧州の中核的な技術開発拠点という位置づけで、世界の自動車市場で躍進が目覚ましい欧州の自動車メーカー向
ライフサイエンス大手の独バイエル(レバークーゼン)は13日、化学大手の独BASFに農業化学部門の事業を部分売却することで合意したと発表した。米農業化学大手のモンサントを買収する計画に対し独禁当局から事業放出を要求されたこ
ドイツ鉄道(DB、ベルリン)は11日、自動運転電気バスを利用した乗合サービスのコンセプトを発表した。基礎自治体や公共交通事業者向けに同サービスを開発する考えで、今後のパイロットプロジェクトと規制動向を踏まえて事業の本格展
8月に経営破たんした独航空2位のエア・ベルリンは12日、独1位のルフトハンザ航空が同社の資産の大部分を買収することで合意したと発表した。エア・ベルリンは28日に運航を停止することになっており、他の資産についても現在、英格
独電力大手RWEの子会社イノジー(エッセン)は10日、イングランド東部リンカンシャー州沖の洋上風力発電プロジェクト「トリトン・ノール(Triton Knoll)」に共同出資するノルウェーの国営電力会社スタットクラフトから
高級システムキッチン製造の独シーマティックが中国企業Nisonグループの傘下に入る。シーマティックのウルリヒ・ジークマン社長が現地メディアに明らかにしたもので、中国市場開拓の協力を得るために同社長を含むオーナー一族が過半
食料品のインターネット販売を手がける独ハロー・フレッシュ(ベルリン)は10日、新規株式公開(IPO)を実施する方針を明らかにした。新株を発行して市場資金2億5,000万~3億ユーロを調達。事業の拡大に充てる意向だ。 同社
独複合企業ティッセンクルップは4日、鍛造部品事業を統括する新会社を新年度がスタートした1日付で立ち上げたことを明らかにした。世界の当該事業を垂直的に運営することで収益力を強化するほか、新たな事業分野を開拓する狙いだ。 新
独英資本の半導体大手ダイアログ・セミコンダクター(ロンドン)は5日、米同業シレゴ・テクノロジー(Silego Technology)を買収すると発表した。モノのインターネット(IoT)の拡大で需要増が見込まれる高性能半導
自動車大手のダイムラー(シュツットガルト)は5日、ドイツ南部のイメンディンゲンにある開発車両のテストセンターに新たなテストコースを4つ開設したと発表した。オーラ・ケレニウス取締役(研究開発担当)は同センターが「将来のモビ
自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は10日、ブラジルの商用車事業に2022年までの5年間で総額6億ユーロを投資すると発表した。同国ではトラック市場が依然として低迷しているものの、平均車齢20年以上の車両が約半分
高級車大手の独BMW(ミュンヘン)が同社初となるロシア工場の建設を検討していることが分かった。現地紙『ベドモスチ』が報じ、同社が9日追認したもので、西部の飛び地であるカリーニングラード州が候補地の1つに上がっていることも
仏自動車大手PSAの独カーシェア子会社シトロエン・マルチシティ・カーシェアリングが首都ベルリンで展開してきたサービスを停止する。同子会社の役員は4日、日刊紙『ターゲスシュピーゲル』に、充電インフラの拡充にベルリン市が消極
堀場製作所は9日、仏子会社ホリバABXが独シーメンス医療機器部門の米子会社シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクスと血液検査装置分野でパートナー契約を締結したと発表した。両社の革新的な技術を融合し体外診断(IVD)に関
旭化成は5日、欧州R&Dセンターをドイツ西部のドルマーゲンに1日付けで開設したと発表した。欧州市場における技術的プレゼンスの向上、新事業開発の加速および事業の拡大を図る。 同社は昨年4月、旭化成ヨーロッパの営業
化学大手の独ランクセス(ケルン)は蘭アムステルダムのアンケル通りに面した工場を閉鎖すると発表した。採算が合わないためで、来年11月までに操業を停止する。 同工場は潤滑油・難燃剤向け添加剤大手の米ケムチュラの買収に伴い4月
鉱物大手の独K+S(カッセル)は9日、組織再編計画「シェイピング2030」を発表した。これまで製品分野別に編成してきた組織を顧客分野別の編成へと転換。シナジー効果を引き出すとともに有利子債務を半減する。2030年には営業