総合 - ドイツ経済ニュース

4月輸入物価6.1%上昇、中間財とエネルギーが押し上げ

ドイツ連邦統計局が30日発表した4月の輸入物価指数は前年同月比の上げ幅が6.1%となり、4カ月連続で6%以上となった。中間財とエネルギーが全体を強く押し上げた格好。価格変動が激しいエネルギーを除いた輸入物価の上昇率は3. […]

製造業の輸出見通し、14年1月以来の高水準に

独製造業の輸出見通しが良好だ。Ifo経済研究所が26日発表した独製造業輸出見通し指数(輸出が今後3カ月「増える」との回答と「減る」との回答の差、季節調整値)は5月に14.7ポイントとなり、前月の同13.8ポイントから0.

蓄電技術分野で日独が協力関係強化

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の宮本副理事長とドイツ連邦教育・研究省(BMBF)のシュテファン・ミュラー政務次官は24日ドイツ大使館で、蓄電技術研究に関する共同宣言に署名した。両者の協力連携関係を深化させ

6月1日付の主な法令改正

・派遣社員の最低賃金を西部地区で1時間9.23ユーロ、東部地区で同8.91ユーロに ・公的健保の給付上限額(Festbetrag)が決まっていない医薬品の価格を2009年8月1日時点の水準に据え置く時限ルールの失効期限を

会社乗っ取りをひとまず阻止=自動車部品大手グラマー

自動車部品大手グラマーの株主総会が24日、ドイツ南部のアムベルクで開催され、大株主ハスター家系の投資会社2社が提出したハルトムート・ミュラー社長と監査役3人の解任要求が他の全株主の反対で否決された。これによりハスター家に

消費者景況感が01年10月以来の高水準に

市場調査大手のGfKが24日発表したドイツ消費者景況感指数の6月向け予測値は5月の確定値(10.2)を0.2ポイント上回る10.4となり、2001年10月以来の高水準に達した。同指数の上昇は2カ月連続。景気の見通しと所得

インフレ率下落、5月は1.5%に

ドイツ連邦統計局が30日発表した5月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比1.5%増となり、上げ幅(インフレ率)は前月の同2.0%から低下した。エネルギーの上昇率が前月の5.1%から2.0%に縮小したことが響いた格好。前

企業景況感が過去最高に、マクロン効果で

Ifo経済研究所が23日発表した5月のドイツ企業景況感指数(2005年=100)は前月を1.6ポイント上回る114.6となり、調査を開始した1991年1月以降の最高を記録した。フランス大統領選挙で新欧州連合(EU)を鮮明

1-3月期GDP、外需主導で0.6%増に

ドイツ連邦統計局は23日、2017年1-3月期(第1四半期)の国内総生産(GDP)統計の詳細を発表した。それによると、前期比の実質成長率(物価・季節要因・営業日数調整値)は0.6%で、速報値と変わらず、前期の0.4%から

4月生産者物価3.4%上昇、中間財が最大の押し上げ要因に

ドイツ連邦統計局が19日発表した4月の生産者物価指数は前年同月比3.4%増となり、2011年12月以来の大きな伸びを記録した。同指数に占める比重が31%に上る中間財で4.3%上昇したことが最大の押し上げ要因。エネルギーは

社民が州議選3連敗、左派政権誕生懸念で中道右派が大勝

デュッセルドルフを州都とする独西部のノルトライン・ヴェストファーレン州で14日、州議会選挙が行われ、同州の最大与党・社会民主党(SPD)は得票率を大幅に落とし、中道右派の大政党・キリスト教民主同盟(CDU)に大敗した。S

ドイツ経済加速、第1四半期成長率0.6%に

ドイツ連邦統計局が12日発表した第1四半期(1~3月)の国内総生産(GDP、速報値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前期比0.6%増となり、4四半期来の高い伸びを記録した。成長率の拡大は2四半期連続。内需と外需が

4月の卸売物価4.7%上昇

ドイツ連邦統計局が11日発表した4月の卸売物価指数は前年同月比4.7%増となり、これまでに引き続き大きく上昇した。石炭・石油製品が16.7%上昇して全体が強く押し上げられた格好。このほか、鉱石・金属(+14.0%)、スク

石油とパック旅行がインフレ率を押し上げ

ドイツ連邦統計局は12日、4月の消費者物価統計の詳細を発表した。インフレ率(ドイツ基準)は前年同月比が2.0%、前月比が0%で速報値と変わりがなかった。前年同月比ではエネルギーが5.1%上昇して物価を強く押し上げており、

製造業受注2カ月連続で増加、3月は+1%に

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が8日発表した3月の製造業新規受注指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.0%増となり、2カ月連続で拡大した。国外受注が4.8%増と好調で全体が押し上げられた格好。

鉱工業生産3カ月ぶりに減少、3月は-0.4%に

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が9日発表した3月の鉱工業生産指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を0.4%下回った。同指数の減少は3カ月ぶり。建設業は1.5%増加したものの、エネルギーと製造業がそ

4月失業者数9.3万人減少

ドイツ連邦雇用庁(BA)が3日発表した4月の失業者数は256万9,000人で、前月を9万3,000人下回った。4月は春の進展で気温が高くなることから失業者が減少するという事情があるものの、季節要因を加味した実質でも1万5

シェンゲン圏の国境審査、欧州委が11月までの解除を勧告

欧州連合(EU)の欧州委員会は2日、難民危機に対応するためにシェンゲン協定の一部加盟国が一時的に復活させている国境審査について、11月までに同措置を解除するよう勧告した。欧州国境沿岸警備隊の発足や密航者の送還に関するトル

「シュルツ効果」弱まる、州議選で社民が中道右派に連敗

ドイツ北部のシュレスヴィヒ・ホルシュタイン州で7日、州議会選挙が実施され、即日開票の結果、最大与党の社会民主党(SPD)は得票率を大きく落とし、同州で野党に転落する公算が高まった。SPDは3月のザールラント州議選でも中道

輸出入とも過去最高に

ドイツ連邦統計局が9日発表した3月の輸出高は前年同月比10.8%増の1,182億ユーロとなり、1カ月の額としては過去最高を記録した。大型連休のイースター休暇が昨年の3月から今年は4月に移動したことが大幅増につながったとい

借家人に販売する自家発電電力を優遇助成へ、法案を閣議了承

ドイツ政府は4月26日の閣議で、賃貸住宅の家主が自家発電の太陽光発電電力(ソーラー電力)を借家人に直接販売した場合に助成金を給付することを柱とする法案を了承した。ソーラー電力の新設規模が政府目標を下回っていることから、新

消費者景況感3カ月ぶりに改善

市場調査大手のGfKが4月27日発表したドイツ消費者景況感指数の5月向け予測値は10.2となり、4月の確定値(9.8)から0.4ポイント上昇した。同指数の上昇は3カ月ぶり。景気の見通しと所得の見通しが大幅に改善し、全体が

輸入物価3月も高水準に

ドイツ連邦統計局が4月28日発表した3月の輸入物価指数は前年同月比6.1%増となり、上げ幅は前月の同7.4%を下回ったものの、これまでに引き続き高い水準を記録した。エネルギーが32.8%上昇して全体が押し上げられた格好で

インフレ率が再び上昇、4月は2%に

ドイツ連邦統計局が4月27日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比2.0%増となり、上げ幅(インフレ率)は2カ月ぶりに上昇した。物価に占める比重が50%を超えるサービス部門で上昇率が前月の同0.7%から1.7

ドイツの対アフリカ輸出、規模はスウェーデン向け以下

ドイツのアフリカ向け輸出高は昨年245億ユーロ(暫定値)となり、輸出総額に占める割合は2.0%にとどまったことが、連邦統計局の発表で分かった。ドイツの輸出先ランキングで13位に付けるスウェーデン向け(250億ユーロ)を下

4~5月の法令改正

・補聴器、歩行補助具、おしめなどの補助具で公的健康保険の適用対象が拡大(4月11日付施行) ・ドローン(無人機)規制を強化。安全やプライバシー保護で(4月7日付施行) ・有機農産物・製品の輸入監視・追跡体制を強化。虚偽表

製造業受注2月は回復、3.4%増に

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が6日発表した2月の製造業新規受注指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比3.4%増となり、同6.8%減となった前月から改善した。増加は2カ月ぶり。経済省は1

鉱工業生産2カ月連続で増加、建設は2ケタ増に

ドイツ連邦経済省が7日発表した2月の鉱工業生産指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比2.2%増(暫定値)となり、2カ月連続で拡大した。建設業が13.6%増と大きく伸びて全体が押し上げられた格好だ。 製造業は0

4カ月連続で輸出増に、2月は+3.1%

ドイツ連邦統計局が7日発表した2月の輸出高は前年同月比3.1%増の1,023億ユーロとなり、4カ月連続で1年前の水準を上回った。ユーロ加盟国向けと欧州連合(EU)域外向けがそれぞれ3.5%、3.4%増えて全体をけん引。E

カーシェア促進法案可決

ドイツ連邦議会(下院)は3月31日、カーシェアリングの普及促進に向けた政府法案を可決した。カーシェアは環境改善や渋滞緩和に寄与することから、政府は各自治体がカーシェア促進策を実施するための枠組みを同法案で策定した。同法案

新たな航空運輸政策構想、近く発表へ=連邦運輸省

秋の連邦議会(下院)選挙後に見送られると思われていた新たな「連邦航空運輸政策構想」の決定に向けて、にわかに動きが出ている。『フランクフルター・アルゲマイネ』紙の取材に対し、連邦運輸省は「数週間以内に発表する予定」であるこ

3月インフレ率1.6%に減速、原油安など反映し

ドイツ連邦統計局が3月30日発表した2017年3月のインフレ率(速報値)は前年同月比で1.6%となり、前月の同2.2%から0.6ポイント縮小した。エコノミストらは今後の見通しとして「年内は2月の水準を超えないだろう」との

「ブレグジットは独企業に痛手」=商工会議所

ドイツ商工会議所連合会(DIHK)は英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)通告前日の28日、会員企業を対象に実施したアンケート調査結果を発表し、「ブレグジットは独企業の英国事業にとって大きな痛手となる」(シュヴァイツ

企業景況感が11年7月以来の高水準に

Ifo経済研究所が27日発表した3月のドイツ企業景況感指数(2005年=100)は前月を1.2ポイント上回る112.3となり、2011年7月以来(5年8カ月ぶり)の高水準に達した。同指数の改善は2カ月連続で、Ifoのクレ

消費者景況感に陰り、インフレ加速響く

市場調査大手GfKが23日発表したドイツ消費者景況感指数の4月向け予測値は9.8となり、3月の確定値(10.0)から0.2ポイント低下した。同指数の悪化は2カ月連続。インフレ率の上昇が響いた格好だ。 所得の見通しに関する

4月の法令改正

同一企業への派遣期間が18カ月を超えた場合、派遣先は当該派遣社員を自社の正社員として採用しなければならない。また、派遣社員は派遣期間が9カ月を超えた場合、派遣先社員と同額の賃金を請求できる。これらのルールは各業界の労使協

トランプ包囲網形成へ、CeBITで独日首相が自由貿易を擁護

国際情報通信技術見本市CeBIT(セビット)がドイツ北部のハノーバーで20日、開幕した。日本をパートナー国とした今回は安倍晋三首相が参加。製造業のデジタル化であるインダストリー4.0やあらゆる機器がネットでつながるモノの

「欧州中銀は債券購入終了を」=独五賢人委

ドイツ政府の経済諮問委員会(通称:5賢人委員会)は20日に発表した春季経済予測で、欧州中央銀行(ECB)の債券購入プログラムは年内に終了すべきだとの見解を表明した。ユーロ圏の経済成長率が高まり、これまで低迷していたインフ

生産者物価5年来の上げ幅に、2月は3.1%

ドイツ連邦統計局が20日発表した2月の生産者物価指数は前年同月比3.1増となり、5年2カ月来(2011年12月以来)の大きな伸びを記録した。同物価の上昇は4カ月連続。エネルギーが5.4%高くなり、全体が強く押し上げられた

輸出高が1年7カ月ぶりの増加幅に、1月は約12%

ドイツ連邦統計局が10日発表した1月の輸出高(暫定値)は前年同月比11.8%増の989億ユーロとなり、2015年6月以来(1年7カ月ぶり)の大きな伸びを記録した。欧州連合(EU)域外向けが17.7%増の401億ユーロと特

卸売物価が5年半ぶりの上昇率に、2月は5%

ドイツ連邦統計局が10日発表した2月の卸売物価指数は前年同月比5.0%増となり、5年半ぶり(2011年8月以来)の大きな伸びを記録した。前年同月を上回るのは5カ月連続。石炭・石油製品が20.7%増となり、上昇率が強く押し

石油と野菜がインフレ率を強く押し上げ

ドイツ連邦統計局は14日、2月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(ドイツ基準)は前年同月比が2.2%、前月比が0.6%で速報値と変わりがなかった。前年同月比ではエネルギーが物価を強く押し上げており

鉱工業生産1月は拡大、前月比2.8%増に

ドイツ連邦経済省が8日発表した1月の鉱工業生産指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比2.8%増となり、同2.4%減となった前月から改善した。増加は2カ月ぶり。経済省は企業景況感が良好なことを受けて、鉱工業界の

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