ドイツ自動車工業界の動き

Daimler

独自動車大手のダイムラー は10月27日、商用車子会社のダイムラー・トラックと英石油大手BP傘下のBPアドバンスド・モビリティが英国における水素供給インフラの構築や燃料電池トラックの普及促進において協力すると発表した。具 […]

ドイツ新車登録、10月は34.9%減少 1/3

ドイツ連邦陸運局(KBA)は3日、同国の2021年10月の乗用車新車登録が17万8,683台にとどまり、前年同月に比べ34.9%減少したと発表した。減少は4カ月連続となる。1~10月の累計は、前年同期比5.2%減の219

ドイツ、10月の生産・輸出は約40%減少

独自動車工業会(VDA)によると、10月の国内生産は前年同月比38%減の23万7,000台、輸出も前年同月比39%減の17万7,700台に落ち込んだ。引き続き半導体の供給不足が生産減少に影響している。1~10月の累計は、

ダイムラー―販売減も増益確保、7-9月期EBIT17%増加―

自動車大手の独ダイムラーが10月29日発表した2021年7-9月期決算の営業利益(EBIT)は35億7,900万ユーロとなり、前年同期を17%上回った。車両販売は大きく落ち込んだものの、良好な製品ミックス、旺盛な需要を背

フォルクスワーゲン―販売予測引き下げ―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は10月28日の決算発表で2021年12月期の販売予測を引き下げた。半導体不足で生産が落ち込んでいるためで、コロナ禍で激減した前年を「大幅に上回る」としていた従来予測を「前年並み」

シュコダ自、半導体不足で25万台減産

●半導体不足は10-12月期に底打ち後、緩やかに改善する見込み ●1-9月は増収増益 独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は1日、今年の通期生産台数が予定を25万台下回るという見通しを明らかにし

シュコダ自、インド戦略車第2弾「スラヴィア」の仕様発表

●来年初めの発売計画、価格は9,000ユーロ前後 ●平均年収に見合う価格帯のモデルを投入し、需要を掘り起こし 独フォルクスワーゲン(VW)グループのチェコ子会社であるシュコダ自動車は10月27日、インド市場向けの新型セダ

独ダイムラー、燃料電池トラックを公道で走行試験

独自動車大手のダイムラーは10月25日、商用車子会社のダイムラー・トラックがメルセデスベンツの燃料電池トラックのプロトタイプ「GenH2 Truck」の公道における走行試験の認可を取得したと発表した。ダイムラー・トラック

ポルシェ、中国iMakerに戦略投資

独高級スポーツカーメーカーのポルシェは10月18日、傘下のベンチャー・キャピタル(VC)であるポルシェ・ベンチャーズを通して、バーチャルインフルエンサーなどを提供する中国の新興企業iMakerに資本参加すると発表した。両

ダイムラー・トラック―燃料電池トラックの公道試験へ―

ダイムラーの商用車子会社ダイムラー・トラックは25日、開発中の水素燃料電池車トラックの公道走行を独当局から認可されたと発表した。主に西南ドイツのラシュタット近辺でプロトタイプ車「メルセデスベンツGenH2」の走行試験を実

ソノ・モーターズ―米ナスダックでIPOを計画―

太陽光を動力源として走行できるソーラー電気自動車(SEV)を手がける独蘭スタートアップ企業ソノ・モーターズは22日、米ナスダックでの新規株式公開(IPO)を計画していると発表した。これまで主にクラウドファンディングを通し

ダイムラー―北京にR&Dセンター開設―

高級車大手の独ダイムラーは20日、北京に新しい研究開発拠点「ダイムラーR&Dテックセンター中国」を開設した。重要な技術トレンドを速やかに把握し、製品の現地化を加速することが狙い。マルクス・シェーファー取締役(研究担当)は

ディーゼル車優遇の是正をVWが提言

自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)がドイツの次期政府に対し車分野の政策見直しを提言した。炭素中立実現をにらんだもので、ディーゼル車の優遇措置廃止などを求めている。「トランスフォーメーションを加速する-気候目標を達成す

1-9月期の電動車シェア、約2.4倍の23.7%

ドイツ連邦陸運局(KBA)が21日発表した電動車(乗用車)の1-9月期の新車登録台数は47万8,121台となり、前年同期(20万4,491台)を137.0%上回った。乗用車新車登録に占める割合は10.0%から約2.4倍の

BMW―グリーン製鉄のH2GSから鉄鋼調達―

高級乗用車大手の独BMWは20日、二酸化炭素(CO2)の排出量を大幅に低減したグリーン製鉄のスタートアップ企業H2グリーン・スチール(H2GS)から鉄鋼を調達することで合意したと発表した。サプライチェーンの脱炭素化を加速

Skoda

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車 は12日、スイスのエレベーター・エスカレーター大手シンドラーの独子会社であるシンドラー・ドイチュランドに新型電動SUV「エンヤックiV」を計200

Skoda

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車 は14日、電動モデルを表す「iV」仕様車のドイツ国内における受注台数(1-9月期)が累計で3万3,000台を突破したと発表した。特に、社用車市場に

DCS―エネルギー大手bpが出資―

高級車大手の独ダイムラーとBMWは14日、充電サービスを提供する両社の折半出資会社デジタル・チャージング・ソリューションズ(DCS)に英エネルギー大手bpが資本参加すると発表した。顧客の利便性が高まるとしている。 DCS

フォルクスワーゲン―9月グループ販売33%減少―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が15日発表した9月のグループ新車販売台数は前年同月比32.9%減の61万6,500台となり、下げ幅は前月の同22.3%から拡大した。減少は3カ月連続。6月までは5カ月連続で増加し

ポルシェ

独フォルクスワーゲン(VW)の高級乗用車子会社ポルシェは18日、ヴァーチャルインフルエンサー分野の中国スタートアップ企業iメーカーに資本参加すると発表した。両社は若年層向けの車用デジタルコンテンツ開発で昨年から協業してい

シュコダ自動車が大幅減産、半導体不足で

●18日から2週間にわたり製造ライン1本のみを稼働させる ●チェコの自動車生産台数は今年、少なくとも25万台減の見通し フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車が18日から生産規模を大幅に縮小した。半

Audi Hungaria

フォルクスワーゲン(VW)・グループ傘下の高級車メーカー、アウディのハンガリー子会社アウディ・フンガリア は7日、電気モーターの累計生産が25万基に達したと発表した。同社は、1994年から内燃エンジンを生産しており、3年

Volkswagen

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)グループの小型商用車ブランド、フォルクスワーゲン・ヌッツファールツォイゲ(VWN) とモビリティサービス子会社のモイア(MOIA) はこのほど、ドイツのハンブルクで開催された高度道路

メルセデスベンツ―7-9月期販売30%減少―

独ダイムラーの乗用車・バン子会社メルセデスベンツが6日発表した7-9月期の乗用車販売台数は前年同期比30.5%減の43万4,784台と大幅に縮小した。半導体不足の深刻化が反映されており、バンを含めた同社全体の販売台数も2

BMW―7-9月期販売12%減少―

高級車大手の独BMWが7日発表した7-9月期のグループ乗用車販売台数は59万3,189台となり、前年同期を12.2%下回った。半導体不足の深刻化が響いた格好。ただ、同社は他社に比べ半導体問題の影響が小さい。競合メルセデス

9月の環境対応車新車登録、トヨタはHVとFCVで1位に

トヨタ自動車がドイツの環境対応車市場で健闘している。連邦陸運局(KBA)の7日付プレスリリースによると、同社のモデルはハイブリッド車(HV)と燃料電池車(FCV)の2部門で新車登録台数1位を獲得した。 「ミライ」は41台

独VWの東欧セル工場、立地決定は来年上半期

●立地候補はハンガリー、ポーランド、スロバキア、チェコ ●チェコではシュコダ自を介してeモビリティ振興で協力 欧州自動車最大手の独フォルクスワーゲン(VW)は11日、東欧に設置する電動車(EV)向け二次電池セルの工場立地

ドイツポスト―EV子会社を投資会社に売却へ―

ドイツポストは経営不振の電気自動車(EV)子会社ストリートスクーター・エンジニアリングをルクセンブルクの投資会社オーディン・オートモティブに売却する計画だ。独連邦カルテル庁が公表した合併審査手続きリストに掲載されたことか

テスラ―独工場が年内に生産開始見通し―

電気自動車(EV)大手の米テスラは独グリュンハイデに建設中の車両組み立て工場の操業を年内にも開始する見通しだ。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は9日に実施した工場一般公開の最終イベントで、早ければ11月に生産、1

ドイツ新車登録、9月は25.7%減少 1/3

ドイツ連邦陸運局(KBA)は10月5日、同国の2021年9月の乗用車新車登録が19万6,972台となり、前年同月に比べ25.7%減少したと発表した。1~9月の累計は、前年同期比1.2%減の201万7,561台だった。 9

ドイツ、生産・輸出も低迷、半導体の供給不足が影響

独自動車工業会(VDA)によると、9月の国内生産は前年同月比44%減の20万8,700台、輸出も前年同月比43%減の15万4,400台と、大幅な2ケタの減少だった。引き続き半導体の供給不足が生産減少に影響している。1~9

Daimler

独ダイムラーの乗用車・小型商用車子会社メルセデスベンツ は1 日、電気駆動ミニバス「eヴィトー・ツアラー」に車載電池容量が小さいモデルを追加したと発表した。今回新たに用意したのは、電池容量が60キロワット時(kWh)の車

ダイムラー―商用車部門の分離を株主総会で決議―

自動車大手の独ダイムラーは1日のバーチャル臨時株主総会で商用車部門の分離を決議した。年内に同部門の新規株式公開(IPO)を実施する考えだ。商用車部門の分離に伴い、ダイムラーは経営資源を商用車・バン事業に集約するとともに、

オペル―アイゼナハ工場の操業年末まで停止、半導体不足で―

自動車大手ステランティスのドイツ子会社オペルが同国中部のアイゼナハにある完成車工場の操業を10月4~10日の週から停止する。半導体不足を受けた措置で、少なくとも年内は工場を閉鎖する。業界紙『オートモビルボッヘ』が報じた。

BMW

高級車大手の独BMWは9月30日、2021年12月期の業績予測を引き上げた。半導体不足で生産・販売台数は押し下げられているものの、新車と中古車の販売価格上昇で十二分に相殺されることから上方修正。自動車部門の売上高営業利益

自動車業界の現状判断が2カ月連続で大幅悪化

Ifo経済研究所が4日発表した独自動車・自動車部品業界の9月の景況感アンケート調査結果によると、事業の現状判断を示す指数(現状を「良い」とする回答の割合から「悪い」の割合を引いた数=DI)は前月の32.0ポイントから13

BattMAN ReLife

使用済みの車載充電池の「健康状態」を数分以内で分析することができるソフトウエア。状態に応じて、車載充電池として、あるいは、自動車以外の用途で再利用したり、電池をリサイクル処理して部材を再利用することができる。 このソフト

メルセデスベンツ―ステランティスなどの電池合弁に出資―

独ダイムラーの乗用車・バン子会社メルセデスベンツは24日、欧州競合ステランティスと仏エネルギー大手トタルエナジーズの電池合弁会社オートモティブ・セル・カンパニー(ACC)に資本参加すると発表した。メルセデスは2030年を

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