VW:フォルクスワーゲン―3Dディスプレーのシーリアルに出資―
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループ(ヴォルフスブルク)は8月30日、3Dディスプレーの有力技術を持つシーリアル・テクノロジーズ(SeeReal Technologies)に少数株主として出資すると発表した。
シーリアルが持つ拡張現実技術を活用して運転の安全性と快適性を向上させることが狙い。
VWとは昨年末から研究協業しており、今回の出資金を自動車分野の技術開発に投入する意向だ。
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループ(ヴォルフスブルク)は8月30日、3Dディスプレーの有力技術を持つシーリアル・テクノロジーズ(SeeReal Technologies)に少数株主として出資すると発表した。
シーリアルが持つ拡張現実技術を活用して運転の安全性と快適性を向上させることが狙い。
VWとは昨年末から研究協業しており、今回の出資金を自動車分野の技術開発に投入する意向だ。
英高級車メーカーのジャガーランドローバー(JLR)は8月20日、拡張現実(AR)技術を利用した次世代の3Dヘッドアップディスプレイをケンブリッジ大学の先端電子光工学研究所(CAPE)と共同で開発していることを明らかにした。
ドライバーの目の高さを計測して3D表示する技術を使い、運転に必要な情報をあたかも前方の道路に直接投影しているように表示するもので、ドライバーが視線を動かさずに警告などに反応できるようにする。
同技術を応用することで、助手席などの乗員それぞれが個別に3D映像を視聴できるようになるという。
スイスの電池メーカー、ルクランシェは8月15日、同社がバッテリーシステムを供給した世界最大の電気駆動フェリー「エレン」が商業運航を開始したと発表した。
搭載するバッテリーの容量は4.2MWhで、乗用車30台、旅客200人を輸送できる。
当該フェリーはデンマーク南部のスビュー港(エアルー島)とフュンシャウ港(アルス島)を運航している。
仏レーザー技術のルミバードグループは26日、医療機器子会社カンテル・メディカルを通じてスロベニアのオプトテク(Optotek)・メディカルを買収したと発表した。
医療用レーザー機器の調査・開発能力を強化する狙い。
ルミバードグループは2017年にケオプシスとカンテルが合併して誕生した。
オランダのデジタル地図大手ヒア・テクノロジーズは14日、人工知能(AI)と車載テレマティクス機能を活用した運転支援システムを開発する米CarViと提携すると発表した。
具体的には、ヒアの位置情報サービスとCarViの先進運転支援システム「アドバンスド・ドライバー・アシスタンス・システムズ(ADAS)」を組み合わせてドライバーのくせを把握し、AIによる分析を通じてデータ化する。
CarViのADASは、車載カメラで捉えた周囲状況をAIで分析し、必要に応じてドライバーに注意を促すもので、データを収集・保管するソフトウエアで構成される。
ウクライナ国鉄は来年、米GEトランスポーテーションから機関車20~40両を調達する。
2018年のGEとの契約は、15年間にわたりGEから機関車を調達する内容で、契約規模は10億ドルに上る。
ウクライナ国鉄はあらゆる企業と交渉する姿勢で、企業の拠点のある国からの融資条件も勘案したうえで調達先を決定するもようだ。
同工場は昨年11月、同社にとり4つめの拠点として開所した。
ブラショフ工場の開設は各工場の生産を製品別に集中させる方針によるもの。
ドイツ工場ではワイヤレスマイクなどのハイエンド製品、アイルランド工場ではトランスデューサー(変換器)、米国工場では国内向けのワイヤレスマイクを生産している。
オーストリアのセンサー大手AMSは11日、独照明機器大手オスラムに対し、総額43億ユーロの買収案を提示したと発表した。オスラムは既に米投資会社から買収提案を受けているが、AMSはそれに10%上乗せした金額を提示した。 6
スペインのエネルギー大手イベルドローラは12日、英国で進める洋上風力発電施設開発プロジェクト「イースト・アングリア・ワン」の権益40%を豪投資銀行マッコーリー・グループ系の投資会社グリーン・インベストメント・グループに売
後払い決済サービスを手がけるスウェーデンのクラーナは6日、米投資会社ドラゴニア・インベストメント・グループなどから新たに4億6,000万ドルを調達したと発表した。これで同社の企業価値は55億ドルに達し、フィンテック分野の
オランダのデジタル地図大手ヒア・テクノロジーズは7月30日、スウェーデンのタクシー配車サービス大手カボンラインと提携すると発表した。
すでにヒアの「ロケーションサービス」をカボンラインのプラットフォームに統合して運用を開始している。
スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、デンマークの4カ国で、2,700社が運行する約5,700台のタクシーに対し予約から支払いまで一貫して行えるプラットフォームを提供している。
EU司法裁判所の一般裁判所は12日、パソコン向け光ディスクドライブの納入をめぐり、大手メーカーがカルテルを結んだとして、日本企業を含む5社に計1億1,600万ユーロの制裁金を科した欧州委員会の決定を支持する判決を言い渡し
欧州委員会は6月26日、米通信用半導体大手のブロードコムがEU競争法に違反している疑いがあるとして、正式な調査を開始したと発表した。ケーブルテレビ専用受信機(セットトップボックス=STB)用半導体とSTBモデム用半導体市
中国のスマートフォン大手オッポ(欧珀)が欧州事業の統括拠点を独西部のデュッセルドルフに開設する。同市がウェブサイトで21日に明らかにしたもので、陳明永最高経営責任者(CEO)は中国を訪問中のトーマス・ガイゼル市長に「欧州
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は12日、スウェーデンの電池スタートアップ企業ノースボルトとの協業に約9億ユーロを投資すると発表した。今後本格化する電動車の投入に必要な電池セルを確保する狙い。投
ソフトバンクグループ傘下の英半導体設計大手アーム・ホールディングスは22日、同社が中国の華為技術(ファーウェイ)との取引を停止すると英メディアなどが報じたことを受け、「米政府の規制を順守できるよう、関連機関と継続的に協議
鉄道車両大手の仏アルストム(サン・トゥアン)は21日、独フランクフルトを中心とする地域の公共交通機関ライン・マイン・フェアケーアスフェアブント(RMV)が実施した燃料電池列車の入札で落札に成功したと発表した。受注数は燃料
宇宙開発のスタートアップ企業である独PTサイエンティスツは8日、欧州ロケット大手アリアン・グループと協業すると発表した。外部の機関・企業の月面探索を支援する。PTサイエンティスツはすでに、宇宙輸送サービスの米スペースXの
ドイツのペーター・アルトマイヤー経済相とフランスのブリュノ・ル・メール経済・財務相、欧州連合(EU)欧州委員会のマレシュ・シェフチョビチ副委員長(エネルギー同盟担当)は2日パリで会談し、欧州域内のメーカーによる車載電池セ
オランダのデジタル地図大手ヒア・テクノロジーズは4月24日、米ミシガン州デトロイトにあるウェイン州立大学と位置情報サービスおよび資産追跡の分野で提携すると発表した。同大学の工学部に付設するスマート・マヌファクチャリング・
英高級車メーカーのジャガー・ランドローバー(JLR)は4月29日、仮想通貨財団「IOTA(アイオタ)」と提携し、コネクテッドカーの運転を通じて仮想通貨を獲得できる技術を開発していると発表した。同技術は自動車を「電子財布」
長野計器は4月24日、スイスの計測機器メーカー、リューガー・ホールディング(RHSA)を完全買収すると発表した。製品ポートフォリオを拡充し、販売を増やすことが狙い。 米子会社アシュクロフト-ナガノ・ケイキ・ホールディング
ルーマニアの競争当局はこのほど、イタリアの業務用冷蔵庫大手エプタが国内同業ダース・インプレックスを買収する計画を承認したことを明らかにした。これによってエプタはダース株の90.02%を取得。残りはルーマニアの企業家が保持
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループは21日、車載電池セルを研究する欧州コンソーシアムを同社とスウェーデン電池メーカーのノースボルトが中心となって設立すると発表した。セル製造の包括的な知識や技術を確保し、欧州
スロバキア政府は6日、米チップメーカーのタキャム(Tachyum)のマイクロプロセッサー開発計画に対し、1,500万ユーロの融資を閣議決定した。金利は年4%で、返済期間は10年。研究開発センターの整備に使われる予定だ。
パナソニックは2月26日、スウェーデンの換気システム大手システムエアーと提携すると発表した。互いの強みを生かして空調の統合ソリューションを共同開発し、欧州市場で販売していく。 システムエアーは家庭・業務用の換気、空調機器
欧州航空宇宙大手エアバス・グループ(仏ツールーズ)は14日、超大型旅客機「A380」の生産を打ち切ると発表した。需要が低迷しているうえ、同機の最大の顧客である中東エミレーツ航空が発注を大幅に削減したためだ。2021年の納
ドイツ鉄道(ベルリン)は5日、長距離列車の調達に向けた入札でスペインメーカーのタルゴが落札したと発表した。最大100編成をタルゴから調達する計画で、第一弾として23編成を5億5,000万ユーロで発注。2023年から運行を
欧州家電最大手のエレクトロラックス(スウェーデン)は1月31日、コインランドリーなど業務用ランドリー機器と厨房機器を手がけるプロフェッショナル部門を分離・上場すると発表した。同部門を独立させることで株主価値を高めるのが狙
ニコンは23日、露光装置とデジタルカメラの特許をめぐって蘭ASML、独カール・ツァイスと争ってきた係争で、包括的和解の基本合意覚書を締結したと発表した。3社は和解とクロスライセンスに関する最終契約を2月に締結し、すべての
ソニーは23日、英国にある家電部門の欧州統括会社をオランダのアムステルダムに移転することを明らかにした。英国がEUとの合意なしに離脱する事態に至り、同社の欧州事業が混乱するのを避けるための措置。日本の家電メーカーでEU離
英家電大手ダイソンは22日、本社を英国からシンガポールに移すと発表した。急成長するアジア市場の重要性が高まっているためで、生産・研究施設があるシンガポールに本社機能も移す。 ダイソンは本社を英南部ウィルトシャー州からシン
ブリヂストンは22日、ナビゲーション機器大手トムトム(オランダ)の車両管理事業を買収することで合意したと発表した。車両管理サービスを通してデジタル事業を強化するのが狙い。買収額は9億1,000万ユーロ(約1,138億円)
ブリヂストンは22日、ナビゲーション機器大手の蘭トムトムから車両管理事業を譲り受けることで合意したと発表した。車両管理サービスを通してデジタル事業を強化する狙い。 欧州子会社ブリヂストン・ヨーロッパ・エヌヴィー・エスエー
伊電力大手エニと米GEリニューアブル・エナジーがカザフスタン西部アクトベ州で「バダンシャ(Badamsha)陸上風力発電所」の建設に着手した。GE製の風車13基(出力各3.8メガワット)を設置し、総出力48メガワットの容
日立製作所は17日、スイス重電大手のABBから送配電事業を買収することで合意したと発表した。ABBのグローバルな当該事業と日立のデジタル技術を融合することで革新的な電力ソリューションを全世界的に提供していくほか、様々な分
独電機大手シーメンスと仏鉄道車両・設備大手のアルストムは12日、鉄道事業の統合計画をめぐり、欧州委員会に譲歩案を提出したことを明らかにした。欧州委が指摘する競争上の懸念を解消するため、信号システムと鉄道車両事業について改
欧州エンジニアリング大手のABBは12日、送配電部門の売却について日立製作所と交渉を行っていることを明らかにした。収益力が低い同事業を手放し、ロボット、オートメーション機器など大きな成長が見込める部門に経営資源を集中する
中国の電気自動車(EV)メーカー比亜迪(BYD)が欧州に電池工場を建設する考えだ。電池事業の統括責任者であるマイケル・ヒー氏がブルームバーグ通信に明らかにしたもので、英国とドイツを候補地として検討している。
独シーメンスの風力発電設備子会社シーメンス・ガメサ(スペイン・サムディオ)は3日、ベルギーの洋上風力発電パーク「シーメイド」向けにタービンを供給することで合意したと発表した。発電容量は計487メガワット(MW)。同社は1
欧州委員会は11月28日、日本電産が米家電大手ワールプールのブラジル子会社で、冷蔵庫用コンプレッサーの製造を手がけるエンブラコを買収する計画について、本格的な調査を開始したと発表した。競争上の問題があるためで、さらに詳細
フランス電力公社(EDF)の英子会社EDFエナジーは10月30日、電気自動車(EV)向けのスマート充電ソリューションを提供する米ヌービー(Nuvve)と共同で英国内に最大1,500基のヴィークル・トゥ・グリッド(Vehi
日立製作所は10月29日、鉄道信号システムを手がける伊子会社アンサルドSTSの株式約31.79%を取得すると発表した。これによってアンサルドSTSに対する持ち株比率は約82.6%に拡大。残る株式も株式公開買い付け(TOB
次世代電池の開発・製造を手がけるスウェーデンのノースヴォルト(Northvolt)は22日、ポーランド北部のグダンスクに電池モジュール工場を建設すると発表した。蓄電池の需要が様々な分野で急速に高まっており、これに対応でき
英家電メーカーのダイソンは23日、シンガポールに電気自動車(EV)の生産拠点を建設すると発表した。中国をはじめとするアジアの有力市場やサプライチェーンへのアクセスが良好なことや、高度な専門知識を持つ技術者や熟練労働者を確
自動車大手の独BMW(ミュンヘン)は15日、車載電池の再利用に向けたコンソーシアムを、非鉄金属の精錬・加工・リサイクルを手がけるベルギーのユミコアおよび、車載電池の量産を目指すスウェーデンの新興企業ノースボルトと共同設立
独英資本の半導体大手ダイアログ・セミコンダクター(ロンドン)は11日、主要顧客の米アップルに特許の一部を譲渡するとともに、同社の技術者300人強がアップルに移籍することを取り決めたと発表した。アップルへの依存度を引き下げ
スイスの重電・エンジニアリング大手ABBは9月末、高圧直流送電(HVDC)用変電所設備をタジキスタンとパキスタンに供給すると発表した。世界銀行が中央アジアで進める送電網・電力取引プロジェクト「CASA1000」の高圧送電
欧州航空宇宙大手のエアバス・グループ(仏ツールーズ)は21日、航空機のドア部品を3Dプリンターで量産すると発表した。同社が3Dプリンターで部品を量産するのは初めて。工作機械を用いたこれまでの製法に比べて生産コストが低いう
米国のEMS(電子機器の製造受託サービス)大手サンミナSCIが、2022年までに総額62億フォリント(約25億円)をハンガリーのタタバーニャ工場に追加投資する。オートメーション生産ラインの導入が主な目的で、専門性の高い人