メルク―医療分野でアリババと協業―
製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は20日、中国電子商取引大手アリババの医療サービス子会社アリババ・ヘルスと協業合意したと発表した。同国の患者向けに医療関連サービスを提供する。 アリババ・ヘルスのデジタル・プラ […]
製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は20日、中国電子商取引大手アリババの医療サービス子会社アリババ・ヘルスと協業合意したと発表した。同国の患者向けに医療関連サービスを提供する。 アリババ・ヘルスのデジタル・プラ […]
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は13日、排ガスから有用物質を取り出す技術を手がける米国の新興企業ランザテックにベンチャー投資子会社BASFベンチャーキャピタルを通して出資すると発表した。出資比率と出資額
医薬品開発の独エボテック(ハンブルク)は18日、感染症治療薬の開発で仏製薬大手サノフィと提携合意したと発表した。既存の医薬品が効かない多剤耐性菌が医療の大きな脅威となっていることから、既存の抗菌薬に耐性を持つ菌にも効果の
独製薬2位のベーリンガー・インゲルハイムがスペインのマルグラッドにある工場を売却する考えだ。化学的に製造する医薬品の販売減少を受けた措置で、化学製剤工場を本社所在地の独インゲルハイムと伊フォルノーヴォの2カ所に集約する。
独化学労組IG BCEは14日、近く始まる次期労使交渉で賃金と追加有給休暇手当の引き上げ、および勤務時間の柔軟化を要求することを正式決定した。労使交渉はまず地域レベルで今月下旬にスタート。9月5日に全国レベルの労使交渉が
研究・医療用具メーカーの独ザルスタットはこのほど、ロシアのサンクトペテルブルクに生産拠点を設置すると発表した。立地は同市南西部のマリノ産業団地内で、投資額は7億5,000万ルーブル(1,000万ユーロ)超。約40人を雇用
製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は4日、米農業化学大手モンサントを買収する手続きが7日に完了する見通しを明らかにした。同買収の実現に必要な当局の承認をすべて確保したため。約2カ月後にはモンサントの統合を完了し
製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)が製薬開発拠点の見直しを進めている。経済誌『ヴィルトシャフツボッヘ』が同社の確認を得た情報として5月31日付で報じた。 広報担当者は技術革新を通した成長の確保と研究開発の効率改
製薬大手の独バイエル(レバークーゼン)は1日、新しいがん治療法の開発で米テキサス州立大学MDアンダーソンがんセンターと協業すると発表した。特定のがん治療薬分野で世界トップメーカーとなる戦略に基づく措置。協業期間は5年間。
公的研究機関ドイツ電子シンクロトロン(DESY)はこのほど、鉄鋼を大幅に上回る強度を持つ生分解性合成セルロース繊維の開発に成功したと発表した。鉄鋼の4倍の強度を持つクモの糸よりも強く、自動車や航空機、家具への投入が期待さ
独化学工業会(VCI)は16日に発表した第1四半期(1~3月)の業界レポートのなかで、景気の先行きへの懸念を表明した。米トランプ大統領が打ち出した保護主義政策に伴う通商摩擦や英国の欧州連合(EU)離脱交渉の不透明な見通し
化学大手の独ランクセス(ケルン)は17日、ブラジルのポルト・フェリース工場内にプレポリマーの新生産施設を建設すると発表した。プレポリマーの南米生産能力を拡大する考え。投資額は百万ユーロのケタ台。来年下半期の操業開始を予定
アイロムグループは16日、完全子会社IDファーマが独バイオ企業エボテックにライセンスを供与することで合意したと発表した。IDファーマのiPS細胞作製技術を用いて新薬候補物質を探索する権利などをエボテックに認め、契約一時金
医薬品開発の独エボテックは21日、製薬大手の米セルジーンと新しいがん治療薬の開発で戦略協業すると発表した。前払い金6,500万ドルのほか、開発の進展に応じたマイルストーンと売上高の一定比率を受け取る。セルジーンは開発され
化学大手の独ヘンケル(デュッセルドルフ)は10日、カナダの洗剤メーカー、ジェムパック(JemPak)を投資会社アカスタ・エンタープライゼズから譲り受けることで合意したと発表した。北米事業を強化する考え。買収金額は1億1,
独化学・製薬大手バイエルのヨハネス・ディーチュ取締役(財務担当)は証券紙『ベルゼンツァイトゥング』に、米農業化学大手モンサントの買収に伴うコスト削減効果が当初予測を下回る見通しを明らかにした。買収承認の条件として独禁当局
化学大手の独BASFは3日、製紙・水処理薬品事業を米特殊化学大手ソレニスと統合すると発表した。事業整理の一環。取引の詳細は公表していない。早ければ年末に統合手続きが完了すると見込んでいる。 ソレニスをソレニスの親会社であ
再生可能エネルギーやエネルギー効率改善の分野でコンセプト開発に取り組む独新興企業エコジーが、樹脂包装ごみからガソリンや軽油を精製するプラントを建設する。ゴミとして捨てられる包装材を有効活用する考え。マンフレート・ファルツ
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が4日発表した2018年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益(EBIT、特別項目を除く)は前年同期比2%増の25億1,200万ユーロとわずかに拡大した。米ドル安が足かせと
製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は3日の決算発表で、2018年12月期の業績見通しを引き下げた。為替差損が従来予想を上回る見通しを踏まえたもので、これまで「前年水準を保つ」としてきた売上高と営業利益(EBIT
特殊化学大手のエボニック(エッセン)が8日発表した2018年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益(EBITDA、調整済み)は前年同期比14%増の6億7,900万ユーロへと拡大した。原料調達コスト管理の改善と米JMフーバ
欧州委員会は4月30日、独化学大手BASFが独同業バイエルから種子・農薬事業の一部を取得する計画を条件付きで承認したと発表した。BASFは競争上の懸念が指摘された事業の売却を求められる。 米農業化学大手モンサントの買収を
特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は4月26日、肌質の分析などを行う機器を開発する米スタートアップ企業マイスキンに資本参加したと発表した。ケア用品原料事業の強化につなげる考え。出資比率は50%未満。出資額と正確な出資
工業ガス大手の独リンデ(ミュンヘン)は4月25日、米同業プラクスエアとの合併に向けてスクイーズアウトを実施すると発表した。株主の92%がすでに合併に同意していることから、残りの株主が持つリンデ株を法律の規定に基づいて強制
化学大手の独ランクセスが液体高純化技術事業ユニットを売却するもようだ。消息筋の情報として『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じたもので、売却先候補の模索を投資銀行バンク・オブ・アメリカに委託したという。同ユニットでは
繊維複合材部品製造の独コテサを中国の特殊素材メーカー、安泰科技(Advanced Technology & Materials=AT&M)が買収する計画をドイツのペーター・アルトマイヤー経済相が承認し
ポーランドの化学大手ツィエフ(Ciech)が、独東部ザクセン・アンハルト州のシュタスフルトに製塩工場を新設する。投資額は1億900万ユーロで、州政府から1,125万ユーロの助成を受ける。2020年に完工し、130人以上を
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は4月26日、競合バイエルから種子・農薬関係の事業と資産を取得することで合意したと発表した。BASFは昨年10月にもバイエルの農業化学事業の部分買収を取り決めており、買収対
ドイツのユリア・クレックナー新農相(キリスト教民主同盟=CDU)は17日、除草剤「グリホサート」の使用を大幅に制限する考えを明らかにした。同除草剤に対しては世界保健機関(WHO)の国際がん研究機関が発がん性の恐れがあると
総合医療大手の独フレゼニウス(バート・ホンブルク)は22日、後発医薬品製造の米エイコーンを買収する契約の破棄を決議したと発表した。米食品医薬品局(FDA)が行ったエイコーン製品の認可手続きで、データの完全性に関する規定へ
製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は19日、フランスを除く一般医薬品事業を日用品大手の米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)に現金34億ユーロで売却することで合意したと発表した。先端技術主導型の事
ドイツのバイオテクノロジー企業がベンチャーキャピタルから昨年調達した資金の総額は前年比6%減の2億100万ユーロとなり、2年連続で落ち込んだことが、監査法人大手のアーンスト・アンド・ヤング(EY)がバイオ業界団体ビオ・ド
独医薬品流通大手のフェニックスは20日、ルーマニアの医薬品卸ファームエクシム(Farmexim)と薬局チェーン、ヘルプネット・ファーマ(Help Net Farma)を、創業者のオヴィデュ・ブルツ氏から買収し、同国に進出
独化学大手ヘンケルは18日、セルビア中部のクルシェヴァツにある粉末・液体洗剤工場で新工場棟の開所式を行った。食器洗い機用洗剤の「Somat」を生産し、国内および世界36の国と地域に供給する。投資額は2,000万ユーロで、
製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は11日、デジタル農業事業を独競合BASFに譲渡することを明らかにした。米農業化学大手モンサントを買収するために当局から要求されたためで、一部の種子処理剤事業についても他社に売
独化学労組IG BCEは12日、今夏に始まる次期労使交渉の要求方針を固めた。6%の賃金引き上げや勤務時間の柔軟化を柱としている。組合内での今後の議論を経て最終方針を決定する。 ラルフ・シコルスキー交渉委員長は好景気を背景
独・ロシア資本の化学会社ウラルキムプラスト・ヒュッテナス・アルバータス(UCP-HA)が、ロシア中部スヴェルドロフスク州のニジニ・タギル工場で生産設備を増設する。投資額11億8,000万ルーブル(1,670万ユーロ)のう
医薬品開発の独エボテック(ハンブルク)が3月28日発表した2017年12月期決算の売上高は前期比57%増の2億5,763万ユーロと大きく拡大した。独バイエル、仏サノフィなど協業先の製薬会社から得るマイルストーン収入のほか
特殊化学大手の独エボニックは3日、ハンガリーの飼料添加物工場を今月末で閉鎖すると発表した。国際市場の争激化で採算ラインを維持できなくなったためと説明している。代わりに中国同業の阜豊集団へ生産を委託する。 対象となるのは東
独化学大手ワッカー・ケミーは先ごろ、モスクワの技術センターを拡張し、接着剤とシーリング剤に関する研究施設を新たに開設した。新施設では顧客の要望に迅速に応えるため、現地の需要に見合った製品の開発やテストを行っていく予定。
化学大手の独コベストロ(レバークーゼン)は22日、米国のポリカーボネート(PCS)シート事業を米同業プラスコライトに売却すると発表した。コベストロはPSCシート事業から撤退する方針で、欧州とアジア・太平洋の当該事業も放出
化学大手の独エボニックは27日、中国遼陽市で展開する合弁工場でトリアセトンアミン (TAA)誘導体の生産能力を50%引き上げたと発表した。需要の拡大に対応することが狙い。生産能力は明らかにしていない。同工場は現地企業NE
買い物袋(マイバック)持参で買い物に行く消費者の割合が80.4%に上ることが、独包装研究所(dvi)の委託で市場調査機関tnsインフラテストが実施したアンケート調査で分かった。大半の小売店がレジ袋を有料化したことが効果を
特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は16日、独ルール地方のマールにポリアミド12(PA12)の生産施設を建設すると発表した。急速に拡大する需要を取り込むとともに安定的に供給できるようにする狙いで、同社の生産能力を50
炭素製品大手の独SGL(ヴィースバーデン)が14日発表した2017年12月期の純損益は1億3,890万ユーロの黒字となり、前期の赤字(1億1,170万ユーロ)から大幅に改善した。黒鉛電極事業の売却益が黒字転換に大きく寄与
化学大手の独ランクセス(ケルン)が15日発表した2017年12月期決算の営業利益(EBITDA、特別費を除く)は前期比29.6%増の12億9,000万ユーロへと大きく拡大した。販売増のほか、米潤滑油・難燃剤向け添加剤大手
化学大手の独BASFは20日、世界で最も輝度が高い折り曲げ可能な有機ELパネルを米OLEDワークスと共同開発することで合意したと発表した。輝度が高いOLEDワークスのパネルを両社共同開発のコーティング剤で覆い、水や酸素の
独研究開発型製薬工業会(VFA)は13日付の声明で、英国が欧州連合(EU)から離脱すると、欧州の医薬品認可手続きに大きな支障が出る恐れがあると警鐘を鳴らした。英国は認可手続きで大きな役割を果たしていることから、その穴を埋
心筋梗塞など急性冠症候群の患者に投与する「アスピリン」の供給がドイツで不足している。品質不良問題が発生したためで、同国で唯一の供給元であるバイエルは病院への引き渡しを制限中だ。供給不足は長期化する見通しで、医療関係者は神
独工業ガス大手リンデ(ミュンヘン)のアルド・ベローニ社長は8日の決算記者会見で、同社と米同業プラクスエアの合併計画に対し「当局が提示する承認条件はこれまで想定していたよりも高い」と発言した。独禁審査が難航していることを認