メルク―分析製品分野で買収―
ライフサイエンス大手の独メルク(ダルムシュタット)は8月28日、製薬会社向け分析製品を手がけるカナダ企業ナトリックス・セパレーションズを買収することで合意したと発表した。混合物を分離する分析化学の手法であるクロマトグラフ […]
ライフサイエンス大手の独メルク(ダルムシュタット)は8月28日、製薬会社向け分析製品を手がけるカナダ企業ナトリックス・セパレーションズを買収することで合意したと発表した。混合物を分離する分析化学の手法であるクロマトグラフ […]
製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は5日、一般医薬品事業を対象に戦略的なオプションを検討していることを明らかにした。同社は製薬分野の経営資源を特許薬に絞り込む方針を打ち出しており、3月にはバイオシミラー(バイオ
製薬大手の独バイエル(レバークーゼン)は8月31日、血友病治療薬「BAY94-9027」の認可を米食品医薬品局(FDA)に申請したと発表した。同薬は血液凝固因子のうちVIII因子の欠損ないし活性低下が原因で発症する血友病
細菌を用いて廃家電から金や銀などの貴金属を効率よく取り出す技術を、バイオ企業の独ブレインが開発した。今後はライセンス供与と自らリサイクリングした貴金属の販売を通して利益を稼ぐ考えだ。『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が
工業ガス大手の独リンデと米プラクスエアは28日、両社の合併計画を米独禁当局・連邦取引委員会(FTC)が本格調査することを明らかにした。両社はこれを想定内のものとしており、合併手続きが従来予想通り来年下半期に完了すると見込
化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は23日、9月開催のフランクフルト国際モーターショー(IAA)に初出展すると発表した。同社製品に対する自動車産業からの需要が拡大しているためで、「未来の自動車」向けのスマート材料(外
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は24日、再生可能エネルギーで生産される余剰電力と発電所や工場が排出する二酸化炭素(CO2)を用いてメタノールを合成するための、新しい生産技術をエンジニアリング事業者の独B
デンカは7日、バイオ医薬品の研究開発を手がける独アイコン・ジェネティクスの株式49%を独ノマッド・バイオサイエンスから取得し完全子会社化したと発表した。デンカはヘスルケアを重点分野と位置づけており、2015年8月にアイコ
製薬大手の米メルクがエボラ出血熱のワクチン量産に向けて準備を進めている。同ワクチンは当局の認可をまだ受けていないものの、近い将来に承認されるのは確実であることから、独北部のブルクヴェーデルに生産施設を建設。このほど独グレ
独医薬品大手のグリューネンタール(アーヘン)は事業の拡大に向けて新製品投入のほか、買収を活用する考えだ。ガブリエル・ベルチ社長が『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に明らかにしたもので、売上高を現在の約14億ユーロから2
独化学工業会(VCI)は25日、独フランクフルトとスイスのバーゼルを結ぶ幹線鉄道の一部区間が長期通行止めとなっていることはドイツの化学メーカーの大きな負担になっているとの声明を発表した。当該区間を利用して輸送されてきた原
欧州委員会は22日、独製薬・化学大手のバイエルが農業化学大手の米モンサントを買収する計画について、本格的な調査を開始したと発表した。競争上の問題のついて詳細な調査を行い、買収を承認するかどうかを2018年1月8日までに判
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は18日、3Dプリンター用の素材メーカーである蘭イノフィル3D(Innofil3D)を完全買収したと発表した。3Dプリンター素材分野で製品の幅を拡充することが狙い。買収金額
炭素製品大手の独SGL(ヴィースバーデン)は8日、陰極、溶解炉ライニング、炭素電極事業(CFL/CE事業)を投資会社トリトンに売却することで合意した。事業整理の一環で、売却益は債務の圧縮に充てる。 SGLは2015年7月
後発医薬品大手の独シュターダ(バート・フィルベル)は18日、投資大手ベイン・キャピタルとシンベンからなる企業連合ニッダ・ヘルスケア・ホールディングが同社を対象に実施した株式公開買い付け(TOB)に成功したと発表した。これ
独薬局団体全国連合(ABDA)は21日、国内の薬局が6月末時点で1万9,880店となり、昨年末(2万23店)に比べ143店減少したことを明らかにした。経営不振や市場の先行き見通しの悪化を理由に自営業者の店舗が209カ所、
独建材大手のハイデルベルクセメントが、ジョージア中部のカスピにあるクリンカ製造施設の近代化に7,000万ユーロを投資することを計画している。同社に対する鉄道輸送料金の政府規制に含まれる情報から先ごろ明らかになった。それに
人工透析の機器製造からサービスまでを垂直統合で手がける独フレゼニウス・メディカル・ケア(FMC、バート・ホンブルク)は7日、米同業ネクステージ・メディカルを株式公開買い付け(TOB)で買収する計画を発表した。在宅透析事業
製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)が独経理子会社メルク・アカウンティング・ソリューションズ・アンド・サービシズ・ヨーロッパ(MASSE)で手がける会計業務を低賃金国に移管する。コスト削減が狙い。『フランクフルタ
東洋紡は2日、ドイツにグループ会社TOYOBOケミカルズ・ヨーロッパ(TEU)を設立したと発表した。欧州事業の再編に伴う措置。新会社を通して欧州でのフィルム、スペシャリティケミカル事業を拡大していく。 デュッセルドルフに
太っていないにもかかわらず肝脂肪や高血圧などメタボの症候がある人は代謝異常が原因の可能性がある――。ドイツ糖尿病研究センター(DZD)のチームがそんな研究結果を専門誌『セル・メタボリズム』で発表し、注目を集めている。 代
欧州委員会は1日、独製薬・化学大手のバイエルが農業化学大手の米モンサントを買収する計画について、競争上の是正策を提示したことを明らかにした。これに伴い、買収審査の期限を2週間延長し、22日までに可否を判断する。 バイエル
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は7月28日、産業向け3Dプリンター分野の新会社を設立すると発表した。同分野の素材、システムソリューション、部品、サービスを拡充することが狙い。 新会社BASF・3Dプリン
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は7月27日の決算発表で2017年12月期の営業利益(EBIT、特別要因を除く)見通しを上方修正した。1-6月期(上半期)の業績が好調だったためで、前期実績(63億900万
製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は7月27日の決算発表で、2017年12月期の業績予測を引き下げた。農業化学、一般医薬品部門の不振を受けたもので、売上高を従来予測の約510億ユーロ(1ケタ台半ば~後半の増収)
バイオ医薬品開発の独エボテック(ハンブルク)は7月30日、米同業アプツイート(Aptuit)を買収することで合意したと発表した。製薬会社向け医薬品開発サービス事業を拡充する狙い。買収金額は3億ドルで、同社史上2番目に大き
医療機器製造の独オットー・ボック(ドゥーダーシュタット)は21日、樹脂部門をスイスの複合企業コンツツェタ(Conzzeta)に売却することで合意したと発表した。経営資源を義手・義足・車椅子などの医療機器分野に絞り込む戦略
独化学工業会(VCI)は20日、同国化学・製薬業界の今年の売上高を前年比5%増の1,940億ユーロとし、従来予測の同3.5%増の1,912億ユーロから引き上げた。上方修正は3月、5月に次いで3度目。主要な国外市場の経済見
ドイツの製薬会社ビオテスト(ドライアイヒ)は19日、取引先であるチェコの採血企業カーラ・プラズマ(Cara Plasma、プラハ)を買収したと発表した。主力の血液製剤の原料となる血漿の安定調達が目的。取引額は明らかにして
バイオ医薬品開発の独モルフォシス(マルティンスリート)は13日、同社のライセンスを得て米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)のベルギー子会社ヤンセンが開発した乾癬治療薬「グセルクマブ」が米食品医薬品局(FDA)から承
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は13日、同社製殺虫剤「クロルフェナピル」を含有する蚊帳「インターセプターG2」が世界保健機関(WHO)の推奨を受けたと発表した。既存の殺虫剤に耐性を持つ蚊にも効果があるこ
農業化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は12日、点滴灌漑技術の有力企業であるイスラエルのネタフィムと協業すると発表した。ネタフィムの点滴灌漑製品を通して農作物の根に水とバイエルの農薬を直接、供給する新しいシステムを共
第一三共は12日、がん領域の研究開発で独マックスプランク研究所と提携すると発表した。がん細胞の転写と増殖を阻害する新規化合物(キナーゼ阻害剤)の最適化に向けて同研究所傘下のリード・ディスカバリー・センター(LDC)と共同
後発医薬品大手の独シュターダ(バート・フィルベル)は10日、投資大手ベイン・キャピタルとシンベンからなる企業連合ニッダ・ヘルスケア・ホールディングから株式公開買い付け(TOB)の提案を受けたと発表した。ニッダ・ヘルスケア
バイオ医薬品開発の独ビオンテック(Biontech)は5日、同社が開発中のオーダーメードがんワクチン「IVAC MUTANOME」を用いた皮膚がんの治験で明確な薬効が確認されたことを明らかにした。他の幅広いがんにも適用で
輸送容器大手の独シュッツは先ごろ、ポーランド南部のジョルィに建設した新工場の開所式を行った。カトヴィツェ経済特区内に位置する新工場は敷地面積2万3,000平方メートル。昨年12月から稼働しており、主力の中間バルクコンテナ
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は6月27日、リチウムイオン電池正極材の供給体制を欧州に構築するために非鉄金属大手の露ノリリスク・ニッケルと独占交渉を開始すると発表した。欧州では自動車向けリチウムイオン電
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は6月27日、リチウムイオン電池正極材の供給体制を欧州に構築するために非鉄金属大手の露ノリリスク・ニッケルと独占交渉を開始すると発表した。欧州では自動車向けリチウムイオン電
製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は6月30日、2017年12月期の売上高と営業利益(EBITDA、特別項目を除く)の見通しを引き下げると発表した。ブラジルでの農薬販売の不振と、一般医薬品事業の低迷を受けた措置
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は6月28日、解熱鎮痛剤イブプロフェンの生産能力を拡大すると発表した。世界的に需要が増え供給不足が発生していることに対応する。投資額は約2億ユーロ。生産能力拡大の規模は明ら
欧州第2位の規模を持つドイツの幹細胞バンク、ヴィータ34(Vita 34)はこのほど、ルーマニア同業のベスマックス・ライフ・ソリューションズ(Besmax)と提携契約を結んだ。ドイツに匹敵する市場規模を持つ同国に進出する
製薬大手の独メルク(ダルムシュタット)は20日、がん免疫治療の分野で新会社iオンクトゥラ(iOnctura)を設立すると発表した。免疫チェックポイント阻害剤というタイプの抗がん剤の治療効果を高める医薬品を開発する。 スイ
後発医薬品大手の独シュターダ(バート・フィルベル)は26日、同社を対象に投資大手ベイン・キャピタルとシンベンからなる企業連合が実施した友好的な株式公開買い付け(TOB)が失敗に終わったことを明らかにした。シュターダは同企
住友化学は27日、ブラジルのダイズ病害防除を目的とした混合殺菌剤の開発で独バイエルと協業することで合意したと発表した。両社それぞれが混合剤を開発し、年末にブラジルで登録申請を実施。農薬登録と関連当局の承認取得後に市場投入
公的健保組合のBarmer GEKは22日、加入者に処方されている医薬品に関する実態調査レポートを発表した。それによると、がん治療の薬剤費支出は2015年に7億2,310万ユーロとなり、11年に比べて41%増加した。その
武田薬品工業は16日、独東部のオラニエンブルクにある工場で新しい製造施設の竣工式を行った。式典には地元ブランデンブルク州のディートマール・ヴォイトケ州首相や八木毅駐独大使のほか、ドイツのアンゲラ・メルケル首相が出席。来賓
化学大手の独エボニック(エッセン)は16日、魚の油に多く含まれているオメガ3脂肪酸のエイコサペンタエン酸(EPA)とドコサヘキサエン酸(DHA)を海藻から量産するための施設を米中部ネブラスカ州のブレアに建設すると発表した
農業化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は14日、上海生命科学研究院(SIBS)と2年間の協力契約を締結したと発表した。小麦の収穫量を引き上げることが目的で、相互の知見の交換や効率的な光合成モデルの作成を通して実現して
独中堅製薬会社バイオテストに対する中国投資会社・科瑞集団(Create Group Corporation)の株式公開買い付け(TOB)が成功した。同TOBを実施した科技集団の独法人Tiancheng(Germany)P
研究開発型製薬工業会(VfA)は15日、ドイツで昨年実施された新薬の治験件数が531件となり、前年に引き続き世界で2番目に多かったことを明らかにした。1位は米国で2,301件。3位以下は英国(499件)、カナダ(470件