ドイツ自動車部品工業界の動き

BASF、中国見本市で2つの新デジタルツールを発表

独化学大手のBASFは、中国の上海で2018年4月24~27日に開催されるプラスチック・ゴム見本市「チャイナプラス 2018」で2つの新しいデジタルツールを発表する。デジタルフットウエアアプリと人工皮革のツールキットの2 […]

ドイツ、燃料電池電車が試験走行

ドイツ中部のヘッセン州でこのほど、燃料電池で走行する電車の試験走行が行われた。燃料電池は水素と酸素の化学反応で発生する電気エネルギーを利用したもので、水しか排出しないため、環境にやさしい利点がある。このため、燃料電池電車

ZF―電動車部品工場を建設―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは11日、電動車向け部品工場をセルビアに建設すると発表した。需要の急速な拡大に対応する考え。 首都ベルグラードの北東14キロのパンチェヴォに工場を設置する。投資額は1億ユーロ

ボッシュ―メキシコに電子部品工場建設―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は17日、メキシコに電子部品工場を建設すると発表した。コネクテッドカー向け部品の需要がアメリカ大陸市場で拡大していることに対応する考え。北米自由貿易協定(NAFTA)の見直し

独ボッシュ、シリコンバレーに新RTC開設

独自動車部品大手のボッシュはこのほど、米カリフォルニア州のサニーベールに新たな研究技術センター(RTC)を開設した。シリコンバレーにはこれまで、サニーベールから西へ約15キロメートルの距離にあるパロアルトにRTCを置いて

独エーベルスペッヒャー、中国に新工場開設

自動車の排気系部品や暖房システムを製造する独エーベルスペッヒャーは10日、中国の天津で電気ヒーター工場の開所式を行った。新工場では、電気自動車とハイブリッド車向けの高電圧ヒーターの製造に重点を置く。新工場の開設により、成

べバスト、中国のルーフ工場の生産能力を増強

自動車用ルーフシステムなどを生産する独ベバストはこのほど、中国の広東省広州市に新工場を開設した。中国では大型のパノラマルーフの需要が伸びていることから、新工場への移転によりルーフシステムの生産能力を増強する。また、新工場

トルンプ、Eモビリティ向け事業で急成長見込む

独工作機械大手のトルンプは、電気自動車(Eモビリティ)と「インダストリー4.0」向け事業で大幅な売上増を見込んでいる。同社のレーザー工作機械部門の責任者であるシュミッツ氏が、10日から開催されている社内展示会で語った。

独車部品ムベア、スロバキアに新工場

独自動車部品メーカーのムベアが、スロバキア東部のケジュマロク工業団地に工場を建設する計画だ。工事を担当する竹中工務店の欧州法人が環境当局に提出した文書によると、新工場では高性能スプリングやベルトテンションシステム、ばね式

ボッシュ、ルーマニアで新エンジニアリングセンターを着工

自動車部品大手の独ボッシュは3月末、ルーマニア北西部クルジュ・ナポカで新エンジニアリングセンターの建設に着手した。2019年末までに完成の予定で、現在、市内の複数箇所に分散している同センター機能を新センタービルに統合する

独車部品フォアヴェルク、セルビアに拠点開設

自動車の軸受け部品などを手掛ける独フォアヴェルク・オートテック(ヴッパータール)がセルビアに拠点を開設する。中西部のチャチャクに工場と研究開発施設を設置する計画で、投資額は5,000万ユーロ。同社にとり中東欧で3カ所目の

独ZF、セルビアでEV部品を生産

独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンが、セルビアに電気自動車(EV)用部品の工場を設置する。建設地となるベオグラード近郊のパンチェボ市当局がこのほど明らかにしたもので、ZFは第1段階として2019年から3年間で

オスラム―車載知的照明合弁でコンチネンタルと最終合意―

照明大手の独オスラム(ミュンヘン)は6日、自動車向けの知的照明ソリューションの合弁会社を自動車部品大手のコンチネンタルと設立することで最終合意したと発表した。両社の強みを組み合わせることで最先端の照明システムを一手に提供

京セラが独社を提訴、特許侵害で

京セラは6日、自動車部品製造の独プレー(Preh)をデュッセルドルフ地方裁判所に提訴したと発表した。触覚伝達技術「ハプティビティ(HAPTIVITY)」に関連した京セラの特許(欧州特許 EP 2 461 233 B1)を

独ボッシュがブダペストのR&D強化、自動運転・EV向けに

自動車部品大手の独ボッシュがブダペストにおける研究開発(R&D)部門を強化する。既存の開発センターに近い6,000平方メートルの敷地に「キャンパスIIセンター」を新設し、拠点面積を倍増させる。造成工事を含めた工

オスラム、スタートアップ企業との協力強化

独照明大手のオスラムは、スタートアップ企業との協力関係を強化する。これにより、自動運転車向けの車間距離・速度計測技術であるライダー(LIDAR)のトップ企業を目指す。 オスラムのシュテファン・カムプマン技術担当取締役は独

コンチネンタル―商用車タイヤをIoT化、監視サービス開始―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は22日、商用車用タイヤ監視システムを同日付で市場投入すると発表した。センサーでタイヤを監視し、データを英ボーダフォンの通信網経由でリアルタイム送信。タイヤの状態を常時チェッ

ZFフリードリヒスハーフェン―純利益26%増加―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンが22日発表した2017年12月期決算の純利益は前期比26.3%増の11億6,700万ユーロと大幅に伸びた。米税制改革に伴う評価益で水準が押し上げられた。 売上高は3.6%増

独コンチネンタル、ルーマニア事業の強化継続

自動車部品大手の独コンチネンタルが今年もルーマニア事業を強化する。億単位の投資と大量の新規採用を続け、顧客のニーズに応える製品づくりに努める方針だ。 今年の投資額は昨年実績(1億7,500万ユーロ)と同等の水準となる。ま

独エボニック、ドイツに大型投資・PA12の生産能力を増強

独特殊化学大手のエボニック・インダストリーズは14日、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン州にあるマールケミカルパークに約4億ユーロを投資して、高機能樹脂ポリアミド12(PA12)の新しい製造施設を建設すると発表した

ZF Friedrichshafen

独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェン は15日、ケースに織物を使用したファブリックハウジングのニーエアバッグ(乗員の足やひざを保護するためのエアバッグ)を2019年初めに欧州の自動車大手向けに市場投入すると発表

米アナログ・デバイセズ、レーダー開発の独Symeoを買収

米国の半導体開発大手アナログ・デバイセズ(ADI)は、ドイツのレーダー開発企業Symeo GmbHを買収した。Symeoの信号処理アルゴリズムを取り入れ、角度精度や解像度を向上させたレーダープラットフォームを提供するのが

SGL、リストラ完了で黒字転換

独炭素製品大手のSGLは2017年決算で黒字に転換した。長年にわたり不振だった陰極、溶鉱炉ライニング、炭素電極事業(CFL/CE事業)や黒鉛電極事業の売却が大きく寄与した。加えて電気自動車(EV)用リチウムイオン電池材料

独WKW、ハンガリーに追加投資

金属・プラスチック加工の独ヴァルター・クライン(WKW)グループがハンガリー北西部のジュール工場を拡張する。同国子会社のエルプセー・フンガリア(Erbsloh Hungaria)を通じて140億フォリント(4,490万ユ

独車部品大手ヘラー、リトアニア工場を8月稼働

自動車部品大手の独ヘラーは、リトアニアのカウナス自由経済地域(FEZ)で建設中の電子部品工場を8月に稼働する。床面積は7,000平方メートルで、主にセンサー、アクチュエーター及び制御部品を生産する。第1期工事の投資額は約

独べバスト、商用車用電池でサムスンSDIと協力

自動車用ルーフシステムなどを生産する独ベバストは9日、韓国のサムスンSDIと商用車向け高電圧電池の生産で協力する趣意書(LOI)を締結した。サムスンSDIは、べバストの商用車用バッテリーシステム向けに、バッテリモジュール

独クウィン、開発センターを開設

ドイツの自動車用装飾部品メーカーのクウィンは3月8日、本社のあるルーテスハイム(シュツットガルト近郊)で新しい開発センターの落成式を行った。投資は約1,000万ユーロ。クウィンは2015年1月から中国のジョイソン・グルー

コンチネンタル―MHV用電池システムで中国に合弁―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は7日、中国同業・四川成飛集成科技(CITC)と共同で同国に合弁会社を設立すると発表した。マイルドハイブリッド車(MHV)向けの48ボルト電池システムを開発・生産し、中国など

コンチネンタル―増収増益に―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)が8日発表した2017年12月期決算の営業利益(EBIT、調整済み)は前期比10.1%増の47億4,690億ユーロと2ケタ台の伸びを記録した。タイヤ部門が好調で全体をけん引。

独車部品メーカーのブルス、ポーランド工場拡張

独自動車部品メーカーのブルス(Bruss)はこのほど、ポーランド子会社ブルス・ポルスカを通じ、北部のヴァルミア・マズーリ経済特区のムロンゴボにある工場の拡張許可を取得した。製造設備を増強して生産能力を高める狙いで、実験施

コンチネンタル、スロバキアのブレーキキャリパ工場拡張

独自動車部品大手コンチネンタルはこのほど、スロバキア中西部のズヴォレンにあるブレーキキャリパの工場を拡張すると発表した。製造施設を1,500平方メートル、事務所棟を3,300平方メートル拡大するほか、倉庫棟(1,900平

独車部品SAM、スロバキア進出

ドイツの自動車部品メーカー、SAMオートモーティブがスロバキア中南部のヴェルキー・クリティーシュに工場を開設する。同国のTASR通信が先ごろ伝えたもので、3期に分けて工事を行い、2023年初頭の完工を見込む。完成後の面積

独コンチネンタルがセルビアにR&D拠点開設

独自動車部品大手コンチネンタルがセルビア北部のノヴィ・サドに研究開発(R&D)センターを開設した。現地のヴォイヴォディナ自治州政府が7日に明らかにしたもので、自動車の内装や安全制御システムの開発に取り組んでいく

独コンチネンタル、中国に48Vバッテリーの合弁設立

独自動車部品大手のコンチネンタルは7日、中国の四川成飛集成科技(CITC)と自動車用の48ボルト(V)バッテリーシステムを開発・生産する合弁会社を設立すると発表した。出資比率はコンチネンタルが60%、CITCは40%とな

ベンテラー、独工場を拡張・EV部品事業を強化へ

オーストリアの自動車部品大手ベンテラーは、EV部品事業を強化するためドイツのシュヴァンドルフにある工場を拡張する。。新棟の起工式が2日行われた。拡張により生産面積は現行の1.5倍に拡大する。2019年からEV用のバッテリ

ボッシュ―車載電池生産への不参入を決定―

自動車部品大手の独ボッシュは2月28日、電動車向け事業の経営資源を電動パワートレイン、モーター、パワーエレクトロニクス、電池システムおよびシステム分野に絞り込む方針を発表した。電池システム用のセルは外部から調達する考えで

ティッセンクルップのハンガリー車部品工場が開所

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップは2日、約1億ユーロを投じたハンガリーの自動車部品工場が開所したと発表した。電子操舵システムと駆動システムを生産し、独自動車メーカーなどに供給する。数カ月後の本稼働時には最大500人を

独コンチネンタル、ハンガリーに新工場

独自動車部品大手のコンチネンタルは2月22日、ハンガリー東部のデブレツェンに新工場を建設すると発表した。2018年第3四半期に鍬入れ式を行う予定。生産は2020年第3四半期に開始する計画。 新工場の建設により、欧州におけ

ボッシュ―モビリティサービス事業部を設立―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は21日に開幕した自社イベント「ボッシュ・コネクテッドワールド2018」(ベルリン)で、情報通信技術を利用してモビリティサービスを提供する新事業部「コネクテッド・モビリティソ

独車部品レーハウ、ハンガリーに新工場建設

ポリマー樹脂製建材や自動車部品を手がける独レーハウは20日、ハンガリーでバンパーなど外装部品を生産する新工場を建設すると発表した。独ダイムラーからの受注増に対応する。投資額は1億5,000万ユーロで、建設費のうち71億フ

独コンチネンタルがハンガリーに新拠点、電子部品を生産

独自動車部品大手コンチネンタルは22日、ハンガリー東部のデブレツェンに電子部品の新工場を設置すると発表した。欧州市場での需要増加に対応するのが目的。投資額は1億ユーロで、約3,400万ユーロ(106億フォリント)を政府の

電線大手の独レオニ、セルビアに第4工場建設

電線大手の独レオニはこのほど、セルビア中部のクラリエボに国内第4工場を建設すると発表した。7~8月の着工を予定している。 新工場はメルセデスベンツ向けにケーブルシステムを生産する。投資額は6,000万ユーロ超。床面積は4

ノルマ、2017年大幅な増収増益。売上高10億ユーロを突破

ホースクランプ(ホースバンド)やケーブルタイ(結束バンド)などを製造する独ノルマグループの2017年暫定売上高は、前年比13.7%増の10億1,710万ユーロとなり、初めて10億ユーロを突破した。今回の大幅増収には好調な

独ボッシュ、米新興企業SPLTを買収

独自動車部品大手のボッシュは21日、米新興企業のスプリッティング・フェアズ(SPLT)を買収したと発表した。SPLTは、法人、大学、公的機関を対象にしたライドシェアリングのプラットフォームを運営している。通勤に的を絞った

ミシュラン―自動車修理のATUに20%出資―

タイヤ大手の仏ミシュラン(クレルモン・フェラン)は12日、欧州最大の独立系自動車整備チェーンである仏モビヴィア・グループから独子会社ATUアウトタイレウンガーの資本20%を6,000万ユーロで譲り受けたと発表した。出資の

仏ミシュラン、独ATUに20%出資

仏タイヤ大手のミシュランは12日、独自動車修理サービス大手のアオト・タイレ・ウンガー(ATU)に小規模株主として資本参加すると発表した。ATUの資本の20%を6,000万ユーロで取得する。同取引の成立には、競争当局の認可

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