東欧市場における自動車工業界の動き

Sollers

ロシア自動車大手のソラーズ が8月29日発表した2018年上半期の連結純利益は4億4,300万ルーブル(RUB)となり、前年同期とほぼ同水準を確保した。一方、連結売上高は前年同期比11.7%減の141億RUBに低迷した。 […]

独アウディ、ハンガリーで小型SUV「Q3」の生産開始

独高級車大手アウディは8月28日、ハンガリーのジェール工場でコンパクトSUV「Q3」の生産を開始した。同社は新モデルの生産に向けて、床面積8万平方メートルの生産棟を新設し、ロボット700台を導入した。同施設では来年から新

ビリニュス市、環境対応バス135台を新規調達

リトアニアの首都ビリニュス市は、公共バスの車両刷新に3,850万ユーロを投資する計画だ。2020年までに電気バス5台とハイブリッドバス70台を初導入するほか、最新の液化天然ガス(LNG)車両50台、小型ディーゼルバス10

「空飛ぶ車」のエアロモービル、ハンガリー投資家が出資

「空飛ぶ車」の開発を手掛けるスロバキアのエアロモービル(AeroMobil)は8月末、ハンガリー人投資家のゾルタン・ヴァルガ氏が同社に出資したと発表した。共同創設者兼最高経営責任者(CEO)であるバツリック氏は「重要な戦

Solaris

ポーランドの商用車大手ソラリス は8月24日、ルーマニアのクルジュ=ナポカ市に連節トロリーバス「トロリーノ(Trollino)18」を4年間に最大50台納入する基本契約に署名したと発表した。受注規模はおよそ1億1,500

ベラルーシ商用車大手MAZ、アフリカ現地生産を検討

ベラルーシの商用車大手で国営のミンスク自動車工場(MAZ)が、アフリカに組み立て工場を設置する可能性を検討している。まずはアンゴラ、将来的にアルジェリア、ナイジェリアを視野に入れる。独立国家共同体(CIS)以外に販路を広

チェコ自動車・バイク生産数、1-7月は0.4%の微増

チェコ自動車工業会(SAP)が22日発表した同国の1-7月期の自動車・オートバイ生産台数は前年同期比0.4%増の82万6,402台と小幅な伸びにとどまった。主力の乗用車は0.5%増の82万2,389台。乗用車の輸出台数は

ルーマニア2社、軍用車の車台を合弁生産

ルーマニアで独軍用車両大手ラインメタル・MAN・ミリタリー・ビークル(RMMV)の軍用トラックを独占販売するMHSトラック・アンド・バスと、商用車製造大手ロマンは21日、ルーマニア軍の多目的車両向けの車台を合弁生産すると

トルコ自動車業界に打撃、通貨リラ安で

トルコの通貨リラ安が、同国の自動車市場に大きな打撃を与えている。独デュースブルク・エッセン大学自動車研究センター(CAR)の調べによると、今年上半期の乗用車販売台数は前年同期比10%減の27万5,870台に縮小した。特に

露カラシニコフがEV開発、「米テスラに匹敵」

ロシアの兵器製造大手カラシニコフは24日、国防省主催の国際軍事技術フォーラム「Army 2018」(開催期間24日~26日)で、独自に開発した電気自動車(EV)の乗用車モデル「CV-1」を公開した。旧ソビエト時代の197

シュコダ自の7月販売15%増、国内販売が好調

チェコのシュコダ自動車がこのほど発表した7月の販売台数は、前年同月比14.6%増の9万9,700だった。ドイツでの販売が大きく伸びたほか、モデル別ではベストセラー「Octavia」のほか、SUVモデル「Kodiaq」と「

ハンガリー、自動車大手に人気

ハンガリーは自動車大手の進出先として高い人気を誇る。ドイツのオペル、アウディ、メルセデスベンツ、日本のスズキが工場を操業するほか、最近では独BMWが東部のデブレツェンに10億ユーロを投資して生産拠点を整備することを発表し

シュコダ自の7月販売14.6%増、過去最高を更新

チェコのシュコダ自動車は14日、7月の販売台数が前年同月比14.6%増の9万9,700台となり、7月単月として過去最高を記録したと発表した。堅調な欧州市場に加えてロシア、中国、インドで二桁台の伸びを記録したほか、中核モデ

JLRのスロバキア工場、来月3日稼働へ

英自動車大手ジャガーランドローバー(JLR)のスロバキア・ニトラ工場が来月3日に稼働するもようだ。現地メディアが20日、内部筋の情報として伝えた。JLRは公式発表で「年内」とするのみで、具体的な日程を明らかにしていない。

中国リンロンタイヤ、初の欧州工場をセルビアに設置

中国のタイヤメーカー、山東玲瓏(リンロンタイヤ)がセルビア北部のズレニャニン自由貿易区に工場を建設する。同社が欧州に生産拠点を設けるのは初めて。来年4月から3期に分けて総額9億9,440万米ドル(8億7,040万ユーロ)

露商用車大手カマズ、インドネシアに販社設立

ロシア商用車大手カマズ(Kamaz)は15日、インドネシアのジャカルタに100%子会社PTカマズ・トラック・インドネシアを設立したと発表した。カマズの主力モデルを現地販売する。ジャワ、スマトラ、カリマンタン各島にサービス

ロシア新車ロシア新車販売、7月は10.6%増加

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)は6日、同国の2018年7月の新車(乗用車・小型商用車)販売が14万3,452台となり、前年同月に比べ10.6%増加したと発表した。2ケタの伸び率は15カ月連続となる。1~7月の累計は、

Audi

独高級車大手アウディのハンガリー子会社アウディ・フンガリア は2日、マイルドハイブリッド技術を搭載した新開発の4気筒ディーゼルエンジンの量産を開始した。当該エンジンを生産するため、約6,000平方メートルの新しい組立スペ

ハンガリーMOL、国内バス・サービス会社買収

ハンガリーの石油・ガス最大手MOLは7月31日、同国でバス事業などを行うITKホールディングを買収すると発表した。ブダペストや東部のデブレツェンなどで200台以上のバスを運用するITKを傘下に収め、サービス分野における事

シュコダ自、上期は増収減益

チェコのシュコダ自動車が2日発表した2018年1~6月期の営業利益は8億2,100万ユーロとなり、前年同期から4.5%減少した。人件費の上昇や研究開発投資の増大、為替差損が影響した。売上高は5.1%増の91億6,100万

スロバキア乗用車新規登録台数、18年上半期は6%増

スロバキアの2018年上半期の乗用車新規登録台数は5万1,891台となり、前年同期比で6%拡大した。これは欧州連合(EU)加盟国の中で最大の伸び。雇用拡大と賃金上昇に加え、販売価格低下が需要を押し上げた。スロバキア自動車

トルコ7月新車販売36%減、1-7月では16%減

トルコ自動車販売協会(ODD)が2日発表した7月の新車販売台数(乗用車および小型商用車)は5万2,734台となり、前年同月から36%減少した。通貨リラ安の加速や銀行からの借入コストの増大が響き、5月(14.8%減)、6月

ウクライナ7月新車販売、4%増

ウクライナ自動車工業会(ウクルアフトプロム)が2日発表した7月の新車(乗用車)販売台数は6,685台となり、前年同月から4.0%増加した。前月比では2.6%増加し、6月の4.8%減少からプラスに転じた。 販売台数をブラン

カザフスタンの上期新車販売、35.7%増

カザフスタン自動車ビジネス協会(AKAB)がこのほど発表した2018年上期の新車販売台数は2万7,162台となり、前年同期比35.7%増と大幅に拡大した。 同期間に最も売れたブランドは露アフトワズの「ラーダ」で、販売台数

PKNオルレン、150カ所でEV充電スタンドを整備

ポーランド石油最大手PKNオルレンが電気自動車(EV)の充電スタンド網の整備を進めている。都市部や幹線道路沿いを中心に150カ所に設置する計画で、まずは2019年末までに50基の急速充電スタンドを設置する。 充電スタンド

アウディ、ハンガリーでEV用モーター生産開始

独高級車大手アウディのハンガリー子会社アウディ・フンガリアは7月24日、同国北西部のジュール工場で電気自動車(EV)駆動用の電気モーターの生産を開始したと発表した。同工場の電気モーターの生産能力は日量400基。現在は10

独自動車大手BMW、ハンガリー新工場に10億ユーロ投資

独自動車大手のBMWは7月31日、ハンガリー東部のデブレツェン近郊に工場を新設すると発表した。欧州生産の強化が狙い。約10億ユーロを投じ、最大15万台の年産能力を整備する。1,000人を超える雇用創出を見込む。 新工場は

東風汽車、カザフに工場設立か

中国自動車大手の東風汽車がカザフスタンに工場を設置することを計画している。中央アジアのニュースサイト「カスピアンニュース」が7月23日、カザフスタン側の関係者の話として報じたもので、投資額は当初5億ドル、最終的には30億

シュコダ自がイスラエルIT企業に出資、AI技術の取り込みへ

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は19日、イスラエルの新興IT企業アナゴグに出資すると発表した。アナゴグの人工知能(AI)やビッグデータ技術を取り込み、デジタルモビリティサービス事業を拡大す

ダチア、上期の売上が過去最高に

仏自動車大手ルノーは16日、ルーマニア子会社ダチアの今年1?6月期の全売上高が前年比で13.4%増加し、販売台数が過去最高の37万8,095台に達したことを明らかにした。欧州での販売台数は前年比14.6%増の28万1,2

ブルガリア自動車産業、政府支援の拡大を要請

ブルガリアの自動車産業が急速に成長している。ITや観光などの産業部門を上回るペースで伸びており、現在では国内総生産(GDP)の5%を占め5万人近くを雇用する規模に達している。しかし進出企業に対する優遇措置や人材の不足とい

VW

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW) はこのほど、ロシア商用車大手GAZグループのニージニーノブゴロド工場で委託生産しているVW「ジェッタ」の現行モデルの生産を終了した。VWは新型「ジェッタ」を2019年に発売する予

バス製造のハンガリー・イカルス、会社更生法の適用を申請

ハンガリー革新技術省(ITM)は10日、会社更生法の適用を申請した民間バスメーカー、イカルス・エジェディ(旧マビ・バス)の要請に応え、同社を「戦略的重要企業」に認定したと発表した。これにより同社は資産が保全され、経営再建

シュコダ自の上期販売数65万2700台、過去最高を更新

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は16日、2018年上半期の販売台数が前年同期比11.6%増の65万2,700台となり、上半期として過去最高を記録したと発表した。6月単月でも10.

中国の恒源電動、ブルガリアに生産拠点

中国の電動商用車メーカー、恒源電動汽車集団(Cenntro)がブルガリア中部のプロブディフに工場を設立する。提携するルクセンブルクの電動二輪車メーカー、SEVIC eモビリティと共同で、3年間で総額1,000万ユーロを投

ロシア新車販売、6月は10.8%増加

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)は5日、2018年6月の新車(乗用車・小型商用車)販売が15万6,351台となり、前年同月に比べ10.8%増加したと発表した。1~6月の累計は、前年同期比18.2%増の84万9,221台

シュコダ、上半期の新車登録で記録更新

チェコのシュコダ自動車はドイツ国内の今年上半期の新車登録が10万6,802台となり、上半期として過去最高を記録した。登録台数が9万8,837台だった前年同期に比べ8.1% 増加し、業界全体の伸び率2.9%を大幅に上回った

トルコ新車販売、上期は11.9%減

トルコ自動車販売協会(ODD)が3日発表した2018年上期の新車販売台数(乗用車および小型商用車)は35万3,348台となり、前年同期の40万1,158台から11.9%減少した。乗用車は9.8%減の27万5,870台、小

チェコ、ハイテク分野への投資を促進

チェコの政府系投資促進機関、チェコ・インベストメントが先ごろ明らかにしたところによると、昨年に同機関が支援した国内での投資成約件数は106件、総投資額は650億コルナ(24億9,160万ユーロ)に上った。そのうち3分の1

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