東欧市場における自動車部品工業界の動き

トルコ自動車産業の17年輸出額、19%増の285.3億ドルに

トルコ自動車産業輸出協会(OIB)が7日発表した同国の2017年の自動車・部品輸出額は285億3,400万米ドルとなり、前年から19.5%増加した。同国の輸出総額に占める割合は18%。12月単月では前年同月比6%増の24 […]

GSユアサ、ハンガリーに工場開設

自動車バッテリー大手のGSユアサが、ハンガリーに電気自動車(EV)用バッテリー工場を設置するもようだ。12日付の現地経済紙『ヴィラーグガズダシャーグ』によると、来年9月に操業を開始する。政府が今月か来月に正式発表する見通

スイス機械部品ファインツール、チェコ北部に車部品工場

機械部品などを製造するスイスのファインツールは先ごろ、チェコ北西部のモストで自動車部品工場を着工したことを明らかにした。チェコの投資促進機関チェコインベストによると、投資額は12億6,000万コルナ(4,900万ユーロ)

ポルシェ、スロバキアにEV部品工場開設へ

独フォルクスワーゲン(VW)傘下の高級車大手ポルシェが、スロバキア南部のピエスチャニ近郊に電気自動車(EV)部品製造のための新工場を建設するもようだ。地元メディアが6日報じたところによると、同社の金型製造子会社はこのほど

大型輸送車両大手ベルアズ、米社からLNGエンジン購入

ベラルーシの大型輸送車両大手ベルアズ(BelAZ)は4日、米ディーゼル・ガスエンジン大手のカミンズから今後2年間で一層多くのLNG(液化天然ガス)エンジンを購入する方針であることを明らかにした。同社のパルクホムチェイク最

トヨタ、ポーランドで次世代ガソリンエンジン生産

トヨタ自動車は11月29日、ポーランド南西部イェルチ・ラスコヴィツェの工場で次世代ガソリンエンジンを2020年から生産する計画を明らかにした。生産開始にあたり4億ズロチ(9,500万ユーロ)を投じて設備を整備する。 排気

リチウムイオン電池大手の韓国SK、ハンガリーに新工場

韓国のエネルギー・石油化学大手SKイノベーションがハンガリーに電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)用のリチウムイオン電池セルの工場を設置する。メディアが報じ、同社が11月30日に追認したもので、投資額は

米車部品JAC、ポーランドに新工場

米自動車部品メーカーのJACプロダクツが、ポーランドのカトヴィツェ特別経済地区に新工場を建設する。同特区の管理局が先ごろ発表したもので、投資額は6,200万ズロチ(1,500万ユーロ)。200人を新規雇用する。 新工場は

日本発条がハンガリー拠点拡張

日本発条は24日、ハンガリー北西部のタタにある拠点を拡張すると発表した。自動車サスペンションの受注増加に対応するためで、既存工場に隣接して新工場を設置する。投資額は136億フォリント(4,300万ユーロ)。2019年11

外資自動車部品3社がスロバキアで大型投資

欧州と韓国の自動車部品メーカーがスロバキアで大型投資を計画している。同国経済省によると、対象企業は韓国のドンイル・ラバーベルト、オーストリアのパンクル・オートモーティブ、ドイツのロシュリング。投資総額は4,800万ユーロ

独樹脂部品シーファー、ルーマニアに新工場を計画

ドイツの樹脂加工大手シーファーがルーマニア西部のフネドアラに新工場を建設する。現地英字紙『ルーマニア・インサイダー』などが先ごろ報じたもので、同市が保有する8万平方メートルの製鉄所跡地の購入準備を進めている。新工場では当

LS電線系の米スーペリア・エセックス、セルビア工場を新設

韓国電線大手LS電線の米国子会社であるスーペリア・エセックスが、セルビアに工場を新設する。欧州の既存工場を補完する形で、現地の自動車・モーター業界向けにマグネットワイヤ(巻き線)を生産する。投資額は最大3,000万ユーロ

独ZF、スロバキア工場を拡張

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンが、スロバキア南部レビツェの工場を拡張する。15日付の現地紙『SME』が報じたもので、1,700万ユーロを投じて電子制御式ショックアブソーバーの生産施設を建設する。工期は5年

住友化学がポーランド子会社解散、DPF事業撤退を受け

住友化学は17日、ディーゼルエンジン車用すす除去フィルター(DPF)事業からの撤退に伴い、ポーランド子会社の住化セラミックスポーランドを解散すると発表した。ディーゼル車への逆風や電気自動車(EV)などへの需要シフトを受け

AGCチェコ、工場自動化に1億コルナ投資

旭硝子の自動車ガラス部門であるAGCオートモーティブが、チェコ北西部のフデジツェ工場に今後3年間で最大1億コルナ(約400万ユーロ)を投資する。製造工程の自動化が目的。人員削減は予定していない。 投資の重点は協働ロボット

ジーテクトがスロバキアに新工場、JLRにアルミ車体部品を供給

ホンダ系自動車部品メーカーのジーテクトは9日、スロバキア南東部のニトラに新会社「ジーテクト・スロバキア」を設立すると発表した。英自動車大手ジャガー・ランドローバー(JLR)が同地に建設している工場に、アルミ車体部品を供給

パナソニック、スロバキアの車載部品工場を拡張

パナソニックがスロバキア東部のトルステナーにある自動車部品工場を拡張する計画だ。3,000万ユーロ以上を投じて新工場棟を整備し、電気自動車(EV)部品を増産する。生産部門380人を含め450人の新規雇用を見込む。13日付

ベラルーシのタイヤ大手ベルシナ、輸出志向を強める

ベラルーシのタイヤ製造大手ベルシナ(Belsina)が、クウェート、オマーン、カメルーンでのタイヤ供給を開始した。現地通信社『ベルタ』が8日に報じたもので、新市場を開拓する戦略の一環となる。ヤコブレフ代表取締役は「当初の

ルーマニアのリサイクル大手、スロバキアでプラ容器再生

ルーマニアのリサイクル大手グリーン・グループが、スロバキアにプラスチック容器のリサイクル工場を建設する。同社の幹部が先ごろスロバキアのTASR通信に明らかにしたもので、リサイクルした材料はルーマニアで自動車部品に再利用す

ポーランドの車部品卸、20年に売上100億ズロチ目指す

ポーランドの自動車部品卸売り大手インター・カーズ(Inter Cars)の事業が好調だ。オレコソヴィッツ社長は先ごろ現地日刊紙『パルキエット』のインタビューで、今後も年率平均15%の増収ペースを維持し、2020年には売上

自動車部品大手の加マグナ、スロバキアでミラー増産

カナダ自動車部品大手のマグナは10月31日、スロバキア北西部ノヴェー・メスト・ナド・ヴァフォームにあるミラー工場の生産能力を2倍に引き上げると発表した。需要拡大に応える措置で、投資規模は3,000万米ドル。新工場棟を整備

矢崎総業、チェコ生産事業をセルビアに移管

矢崎総業が来春、ワイヤーハーネス生産をチェコのプルゼニ工場からセルビアのシャバツ工場に移す。チェコ子会社の広報担当者の話として、地元CTK通信が2日伝えた。開発、物流、エンジニアリングなどの機能は残す。減員規模は今年末ま

トルコの国民車計画、5社連合で21年の市販を目指す

トルコのエルドアン大統領は2日、開発中の国民車を2021年に市場投入する計画を明らかにした。生産に向けて国内企業5社からなるコンソーシアムを組成し、19年の試作車完成を目指す。 コンソーシアムは財閥系複合企業のアナドルグ

椿本チエイン、欧州2番目の工場をチェコに開設

椿本チエインは10月24日、欧州2番目の工場をチェコ中部のコリーンに開設したと発表した。新工場の敷地面積は4万1,000平方メートル。自動車エンジンのタイミングチェーンや4輪駆動車用トランスファーチェーンを生産し、欧州に

独車部品フーフ、ルーマニアで増員

自動車向けキーロックシステムを生産する独フーフ・ヒュルスベック・ウント・フュルスト(以下:フーフ)のルーマニア拠点がこのほど、従業員を500人に増員した。現地独語紙『ADZ』が伝えたもので、今年上半期だけで76人を雇用し

自動車部品の加リテンズ、ルーマニアに工場開設

自動車のパワートレイン部品を手掛けるカナダのリテンズは10月24日、欧州第2工場をルーマニア西部のティミシュに開設した。新工場の床面積は7,500平方メートル。最初の2年間はアフターマーケット製品のみを生産し、その後純正

自動車部品の独コンチネンタル、リトアニアで工場建設

自動車部品大手の独コンチネンタルは10月30日、同社初のリトアニア工場を建設すると発表した。電子部品の需要拡大に応えるもので、今後5年で9,500万ユーロを投資する。これは同国におけるグリーンフィールド投資として過去最大

精密ばねのアドバネクス、来年8月にチェコ工場を開所

精密ばねの製造販売を手がけるアドバネクス(本社:東京)が来年8月、チェコで新工場を開所する。2020年までに欧州売上高を3,800万ユーロに増やす中期計画に基づくもので、デベロッパーのCTPが運営する工業団地「CTPar

コンチネンタル―リトアニアに車載電子機器工場―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は10月30日、リトアニアのカウナスに車載電子部品工場を建設すると発表した。欧州需要の拡大に対応する狙い。同社がリトアニアに生産施設を設けるのは初めて。 5年間で総額9,50

自動車内装部品大手IAC、ポーランド南西部に新工場

自動車内装部品大手のインターナショナル・オートモーティブ・コンポーネンツ(IAC、ルクセンブルク)はこのほど、ポーランド南西部のオポーレに新工場を開所した。内装部品の中核拠点として整備する計画で、当初はプレミアムクラス向

ブリヂストンのハンガリー新工場が開所、年産能力2倍に

ブリヂストンは10月26日、ハンガリー北西部のタタバーニャにある拠点で新工場を開設した。総額850億フォリント(2億7,400万ユーロ)の拡張計画の一環。年産能力を現行の180万本から360万本へ引き上げた。同計画が完了

ハンガリー車部品大手ハイドゥ、工場拡張

ハンガリーの複合企業、ハイドゥ・グループ傘下で自動車部品大手のハイドゥ・アウトテヒニカ・イパリ(Hajdu Autotechnika)は13日、東部のテーグラーシュ工場の拡張工事を着工した。投資額20億フォリント(約65

チェコ最大のリチウムイオン電池工場が着工

チェコで16日、国内最大のリチウムイオン電池工場の建設が始まった。投資額は10億コルナ(約3,500万ユーロ)。事業母体のマグナ・エナジーストレージ社を私募ファンドのバッテリー・ユナイトが支援する。2019年前半の完工予

カルソニックカンセイ、ルーマニアに第2工場設置

自動車部品大手のカルソニックカンセイ(本社:埼玉)がルーマニアで2番目となる工場を建設する。投資額は3,000万ユーロで300人を新規雇用する。稼働時期などの日程は明らかにされていない。 ルーマニアのビジネス環境省が23

独車部品AL-KO、リトアニアに開発センター

自動車のシャシやトレーラーを製造するドイツのAL-KOは先ごろ、リトアニアのカウナスに開発センターを開設すると発表した。今後3年間で30名を採用して製品開発を行う予定。 同社のザーガー副社長はカウナスの立地について「自動

独車部品大手ヘラー、リトアニア工場着工

自動車部品大手の独ヘラーは16日、リトアニアのカウナス自由経済地域(FEZ)で電子部品工場の建設を着工したと発表した。第1期工事への投資額は3,000万ユーロ。新工場の床面積は7,000平方メートルで、2018年夏から主

ブリヂストン、ポーランド工場などで生産能力強化

ブリヂストンは19日、欧州事業統括会社ブリヂストン・ヨーロッパがポーランドの2工場を含む欧州3工場で生産能力を引き上げると発表した。投資額は約2億6,600万ユーロ(約324億円)。高性能製品の供給量を増やし、顧客の要求

LG化学、ポーランドにEV電池工場設置

韓国のLG化学は12日、ポーランドに電気自動車(EV)用リチウムイオン電池の工場を建設すると発表した。投資額は59億ズロチ(13億8,000万ユーロ)。年産能力は10万個で、欧州最大のEV用電池工場となる。 同国南西部ヴ

独車部品ルック、ハンガリー工場拡張

独自動車部品大手INAシェフラーグループ傘下のLuK(ルック)のハンガリー子会社であるルック・サバリア(LuK Savaria)はこのほど、同国西部ソンバトヘイにある工場で拡張工事に着手したと発表した。 ルック・サバリア

シュコダ自、EV用バッテリー生産へ

チェコ自動車大手のシュコダはこのほど、親会社の独フォルクスワーゲン(VW)向けに電気自動車(EV)用バッテリーを生産することを明らかにした。生産を受け持つのはムラダー・ボレスラフの本社工場で、これまでエンジンやトランスミ

自動車部品大手の独ボッシュ、ルーマニアで研修センター開所

自動車部品大手の独ボッシュはこのほど、ルーマニア北西部クルジュ・ナポカに近いジュクで、研修センターを開所した。人手不足の中、必要な技能を備える労働力を確保する狙い。投資額は600万ユーロに上った。 研修センターは面積4,

矢崎総業、セルビア工場が開所

矢崎総業は9月26日、セルビア西部のシャバツで新工場の開所式を行った。投資額は2,500万ユーロで、セルビアに対する日系企業のグリーンフィールド投資として過去最大となる。2019年末までに1,700人を雇用する。 新工場

ポーランド自動車産業が好調、上半期は7.5%増

ポーランドの自動車産業が好調だ。同国の自動車調査機関AutomotiveSuppliers.plがこのほど発表した今年上半期の生産額は過去最高の774億ズロチ(179億6,900万ユーロ)となり、前年同期比で7.5%増加

コンチネンタル・バルム、チェコ工場を強化

独タイヤ大手コンチネンタルのチェコ子会社、コンチネンタル・バルム(Barum)が国内南東部にあるオトロコヴィツェ工場を強化する。接地部分(トレッド)の穴を自動的に修復する技術「コンチシール」を用いた乗用車タイヤの増産が目

メキシコのネマク、スロバキアのアルミ部品工場を拡張

メキシコの自動車部品大手ネマクが、スロバキア中西部のジアル・ナド・フロノムにあるアルミニウム鋳造部品工場を拡張する。生産棟を新設し、主に高圧鋳造法による部品生産を強化する。 同工場では現在、高圧鋳造法による部品を年80万

独車部品マーレ、ブルガリアを欧州生産拠点として増強

独自動車部品大手マーレがブルガリアを欧州の生産拠点として強化する。同国のマノレフ副経済相が14日明らかにした。新たな部品生産に着手し、長期的に事業規模を3倍にする計画だ。 マーレは2013年、首都ソフィア近郊のボズリシュ

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