ロシュ―医薬品認可業務を英から独に移管―
スイス製薬大手のロシュが欧州の医薬品登録・認可業務を英国からドイツに移管した。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を見据えた措置で、独法人で新薬事業を担当するハーゲン・プフントナー氏は11日、「すべてのライセンス、 […]
スイス製薬大手のロシュが欧州の医薬品登録・認可業務を英国からドイツに移管した。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を見据えた措置で、独法人で新薬事業を担当するハーゲン・プフントナー氏は11日、「すべてのライセンス、 […]
仏動物医薬品大手シーバ・サンテアニマールのハンガリー子会社シーバ・フィラクシア(Ceva Filaxia)が、ブダペスト郊外のワクチン工場と研究開発(R&D)センターを増強する。シーヤールト外務貿易相が15日明
欧州委員会は18日、独化学大手BASFがベルギーの同業ソルベイのポリアミド(ナイロン樹脂)事業を買収する計画を条件付きで承認したと発表した。「ナイロン6.6」と呼ばれる合成繊維のなどの分野で公正な競争を維持するため、ソル
武田薬品工業は8日、アイルランド製薬大手シャイアーの買収が完了したと発表した。買収額は460億ポンド(約6兆円)。日本企業による海外企業の買収としては、ソフトバンクの英半導体設計大手アーム・ホールディングス買収(約3.7
スイスの特殊化学メーカー、シーカはこのほど、ルーマニアの屋根材メーカー、アルコン・メムブラネ(Arcon Membrane)の買収で合意したことを明らかにした。取引額は非公表。これによってシーカはルーマニアでの事業を強化
英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)は3日、がん治療薬メーカーの米テサロを買収することで合意したと発表した。がん治療薬部門の強化が狙いで、買収額は債務引き受けを含めて51億ドルに上る。2019年1~3月期の手続き
武田薬品工業がアイルランド製薬大手シャイアーを買収する計画が、5日に両社がそれぞれ開いた臨時株主総会で承認された。これによって日本企業による海外企業の買収として過去最大となる同買収が事実上決まり、年明けに手続きが完了する
欧州委員会は20日、武田薬品工業がアイルランド製薬大手シャイアーを買収する計画を承認したと発表した。武田は条件として、シャイアーが開発している炎症性腸疾患の新薬を他企業に売却することを求められる。 武田は5月、シャイアー
スイスの特殊化学大手シーカは18日、ロシア中部エカテリンブルク近郊にコンクリート混合材の新工場を建設すると発表した。同社にとって5番目の生産拠点となる。堅調な地元建設市場を追い風に需要が拡大しており、生産体制を強化する。
英製薬大手アストラゼネカは23日、仏バイオ医薬品メーカーのイネイト・ファーマとの提携関係を拡大すると発表した。アストラゼネカはイネイトへの出資を含む広範な提携を通じ、がん免疫治療の分野で主導権獲得を目指す。 アストラゼネ
スイスの製薬大手ノバルティスは18日、放射性医薬品を手がける米国のエンドサイトを21億ドルで買収すると発表した。ノバルティスは中核の医療用医薬品事業に経営資源を集中させる取り組みを進めており、エンドサイトの買収もその一環
スイス製薬大手のノバルティス(バーゼル)は3日、開発中の抗生物質3種類を米同業ボストン・ファーマシューティカルズに売却すると発表した。ノバルティスは経営資源の絞り込み戦略を打ち出しており、その一環として今回の取引を行う。
スイスの製薬大手ノバルティスは9月25日、今後4年間にスイスと英国で計2,550人の従業員を削減すると発表した。人員削減は2015年に打ち出した経営戦略の一環で、大量生産からより専門的で、個別化された医療用医薬品の製造に
ロシアの石油化学大手シブールはこのほど、国内南西部にあるヴォロネジ工場の熱可塑性エラストマー(TPE)の年間生産能力を5万トン引き上げ、13万5,000トンに増強すると発表した。すでに基礎工事に着手したが、完成時期や投資
スイス特殊化学大手のクラリアント(ムッテンツ)は18日、筆頭株主となったサウジアラビア基礎産業公社(SABIC)を「戦略安定大株主(strategic anchor shareholder)」とすることなどを取り決めたと
ハンガリー製薬大手リヒター・ゲデオンは12日、ベルギー同業ミトラ(Mithra)と提携し、ミトラの経口避妊薬「エステル(Estelle)」の欧州とロシアにおけるライセンスを取得して販売事業を行うと発表した。リヒターはミト
スイス製薬大手のノバルティスは6日、後発医薬品(ジェネリック薬)部門のサンドが米国事業の一部をインド後発薬大手オーロビンド・ファーマに売却すると発表した。経営資源を収益力の高い事業に集中する戦略に沿ったもので、売却額は最
欧州医薬品庁(EMA)は1日、英国のEU離脱に伴う本部移転に絡んだ事業継続計画(BCP)を発表した。全職員の約30%が移転先のアムステルダムに異動せずに退職するとの見通しを示したうえで、短中期的に一部業務を縮小し、医薬品
仏製薬大手サノフィが7月31日発表した2018年4~6月期(第2四半期)決算の売上高(定率為替ベース)は81億7,600万ユーロとなり、前年同期から0.1%増加した。希少疾病用治療薬部門のジェンザイムが好調だったが、糖尿
ポーランドの化学大手チェフ(Ciech)は7月26日、スペインの後発農薬メーカーであるプロプラン・プラント・プロテクションの全株式を4,460万ユーロで買収した。75%を3,350万ユーロで取得することを決めた5月の合意
デンマークの断熱材メーカー、ロックウール・グループ(コペンハーゲン)は7月25日、ルーマニア南部のプロイシェチ近郊でミネラルウール断熱材の工場を着工したと発表した。投資額は5,000万ユーロ。敷地面積は30ヘクタールで、
スイス製薬大手ノバルティス(バーゼル)のヴァサント・ナラシンハン社長は18日の決算発表で、米国市場での今年の値上げ計画を自主的に撤回したことを明らかにした。米トランプ政権が製薬会社の値上げを強く批判していることを受けた措
ハンガリー製薬大手リヒター・ゲデオンは先ごろ、スイス同業ファーティリティ・バイオテックAGから不妊治療薬ベンフォラに関する知的所有権、関連研究及びデータを取得することで合意したと発表した。これにより既存の欧州を含む世界2
仏タイヤ大手ミシュランは12日、カナダの同業カムソを14億5,000万ドルで買収することで合意したと発表した。ミシュランは買収により、建設車両用タイヤなど特殊タイヤ事業を大幅に拡充する。 カムソは建設・農業機器用特殊タイ
オーストリアの化学メーカー、ガブリエル・ケミーはこのほど、ロシアで第2工場の建設を開始した。ロシアとアゼルバイジャン、カザフスタン、ベラルーシでマスターバッチ(樹脂用着色剤)の需要が急増しているため、生産能力を増強する。
大陽日酸は5日、米工業ガス大手プラクスエアの欧州事業を部分取得する契約を締結したと発表した。プラクスエアは独同業リンデとの合併する計画。同計画を実現するためには独禁当局の承認を得る必要があり、欧州連合(EU)の欧州委員会
ドイツ連邦医薬品・医療機器審査局(BfArM)は4日、「バルサルタン」を有効成分とする降圧剤が欧州連合(EU)全域で部分回収されることを明らかにした。中国の医薬品メーカー浙江華海薬業が製造した同有効成分に発がん性物質「N
欧州委員会は6月26日、独化学大手BASFがベルギー同業のソルベイからポリアミド事業を買収する計画について、本格的な調査を開始したと発表した。初期調査で競争上の問題が浮上したことから、改めて詳細な調査を実施し、認可の可否
スイスの製薬大手ノバルティスは6月29日、眼科関連事業の子会社アルコンをグループから分離し、2019年前半にスイスおよびニューヨーク証券取引所に上場させると発表した。ノバルティスは中核の医療用医薬品事業に経営資源を集中さ
住友化学は22日、独化学大手BASF と共同開発中の新規殺菌剤「メチルテトラプロール」の農薬登録を欧州連合(EU)に申請したと発表した。メチルテトラプロールがコムギ葉枯病をはじめとする病害を幅広く防除できることを、共同開
スイス製薬大手ロシュ(バーゼル)は19日、がん遺伝子解析子会社の米ファンデーション・メディシン(FMI)の株式を買い増し完全傘下に収める計画を発表した。がんオーダーメイド医療事業を強化する狙い。 株式公開買い付け(TOB
塗料世界最大手のアクゾノーベル(オランダ)は18日、ルーマニアの装飾用塗料メーカー・ファブリョ(Fabryo)を買収すると発表した。当局の許可を経て年内に手続きが完了する見通し。取引額は明らかにされていない。 アクゾノー
EU加盟国は13日開いた大使級会合で、動物用医薬品に関する新たな規則案の内容で合意した。抗菌薬が効かない薬剤耐性(AMR)の問題に対処して、ヒトと動物の健康リスクの低減を図るのが狙い。欧州議会と閣僚理事会の承認を得て新ル
工業ガス大手の独リンデと米プラクスエアが合併に伴い放出する事業の一部を大陽日酸が取得するとの観測が浮上している。ロイター通信が消息筋の情報として報じたもので、大陽日酸は時価40億ドル強の欧州事業を巡る入札で最も有力な落札
欧州委員会は8日、主に合成樹脂の原料となるスチレンモノマーを扱う複数の企業がカルテルを結んでいた疑いがあるとして、域内の関係各所に立ち入り調査を実施したことを明らかにした。対象企業の具体名は公表していない。 スチレンモノ
繊維産業向け装置などを手がける伊カミナダグループの樹脂加工子会社、シンク・プラスチックは先ごろ、セルビア北部スボティツァに工場を開所した。投資額は300万ユーロ。年末までに30人を雇用する。 工場のあるボイボディナ自治州
EU司法裁判所は17日、欧州委員会がネオニコチノイド系農薬3種の使用を制限したことを不服として農薬メーカーが提訴した問題で、原告の訴えを退ける判決を下した。 ネオニコチノイド系の農薬は害虫駆除の効果が高く、世界各地で広く
住友化学は11日、EUがミツバチの大量死や大量失踪の主な原因とされるネオニコチノイド系農薬3種の屋外使用禁止を決めたことを「非科学的な対応」として批判する声明を発表した。 EU加盟国は4月、ネオニコチノイド系の農薬とミツ
武田薬品工業は8日、アイルランドの製薬大手シャイアーを買収することで合意したと発表した。買収額は460億ポンド(約7兆円)。日本企業による海外企業の買収としては、ソフトバンクの英半導体設計大手アーム・ホールディングス買収
英製薬大手のアストラゼネカは8日、抗精神病薬「セロクエル」のライセンス権を中国同業の緑葉製薬(リューイエ・ファーマ)に売却すると発表した。中核部門に集中する戦略の一環で、売却額は5億3,800ドルに上る。 セロクエルは統
欧州委員会は4月30日、独化学大手BASFが独同業バイエルから種子・農薬事業の一部を取得する計画を条件付きで承認したと発表した。BASFは競争上の懸念が指摘された事業の売却を求められる。 米農業化学大手モンサントの買収を
武田薬品工業は25日、アイルランドの製薬大手シャイアーの買収交渉について、同社に総額460億ポンド(約7兆円)の新たな買収案を提示したと発表した。シャイアーの取締役会も武田の新提案を自社の株主に推奨する方針を示しており、
ギリシャの国有資産売却を進める政府機関の資産開発基金(HRADF)は18日、石油精製最大手ヘレニック・ペトロリアムの過半数株式を売却すると発表した。債務危機に陥ったギリシャ政府が国際金融支援を受ける見返りとして約束した国
武田薬品工業は19日、アイルランドの製薬大手シャイアーに買収を提案したことを明らかにした。買収額は約440億ポンド(約)で、日本企業による海外での買収としては過去最大規模となるが、シャイアーは拒否している。 武田のシャイ
仏製薬大手サノフィは17日、欧州の後発医薬品子会社ゼンティバの売却について、米投資会社アドベント・インターナショナルと独占交渉を行っていることを明らかにした。19億ユーロで売却する方向で協議を進めており、年内の合意、売却
欧州製薬大手のノバルティス(スイス)は9日、遺伝子治療を手掛ける米エイベックシスを買収することで合意したと発表した。遺伝子治療薬部門の強化が狙いで、買収額は87億ドルに上る。 1株当たりの買い取り価格は218ドル。前営業
スイス製薬大手のノバルティス(バーゼル)は9日、遺伝子治療薬開発の米エイベックシスを買収することで両社が合意したと発表した。自社の当該事業を強化する考え。買収手続きが年央までに完了すると見込んでいる。 エイベックシスを株
武田薬品工業は3月28日、アイルランドの製薬大手シャイアーの買収を検討していることを明らかにした。希少病医薬品に強みを持つシャイアーを取り込むことで、同分野を強化するほか、武田が重点領域とするがん、消化器系疾患、神経精神
化学大手の蘭アクゾノーベル(アムステルダム)は27日、特殊化学部門を米投資大手カーライルとシンガポール国営ファンドのGICからなるコンソーシアムに売却すると発表した。取引金額は債務も含めて101億ユーロ。アクゾは昨年4月
スイス製薬大手のノバルティス(バーゼル)は27日、英同業グラクソ・スミスクライン(GSK)と共同で設立した一般医薬品分野の合弁会社から資本を全面的に引き上げると発表した。経営資源を中核事業に絞り込む考えで、同合弁の資本3