独高級車大手、メルセデスベンツが4年連続で首位堅持 1/2

独自動車大手のダイムラーは9日、乗用車部門メルセデスベンツ・カーズの2019年通期の販売が前年比0.7%増の245万6,343台となり、過去最高を更新したと発表した。メルセデスベンツ単独では、前年比1.3%増の233万9,562台となり、9年連続で過去最高を更新した。独高級車大手では最も販売台数が多く、2016年から4年連続で首位を堅持している。超小型車ブランドのスマートは前年比9.3%減の11万6,781台にとどまった。

メルセデスベンツは、主力市場である中国、ドイツ、米国でいずれも前年を上回った。中でも、メルセデスベンツにとって最大市場である中国は前年比6.2%増と好調で、過去最高を記録した。中国は2015年以降、メルセデスベンツの最大市場となっており、2019年は現地生産の車両が中国販売の4

分の3以上を占めた。

2019年のメルセデスベンツの販売のうち、SUVが約78万3,700台(前年比4.5%減)で最も多く、全体の約3分の1を占めている。2番目に多いのはコンパクトカーで、2019年は前年比9.5%増の約66万7,000台と好調だった。

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