ハンガリーなど4カ国が天然ガス回廊の実現で合意
ハンガリー、ルーマニア、ブルガリア、ギリシャの4カ国は1日、天然ガス供給網の 相互接続と輸送能力の向上に向け協力することで覚書(MoU)を交わした。4カ国を 経由して欧州の南北間でガスを双方向に輸送する「垂直ガス回廊」の […]
ハンガリー、ルーマニア、ブルガリア、ギリシャの4カ国は1日、天然ガス供給網の 相互接続と輸送能力の向上に向け協力することで覚書(MoU)を交わした。4カ国を 経由して欧州の南北間でガスを双方向に輸送する「垂直ガス回廊」の […]
高級乗用車大手の独BMWは1日、先進的な銅採掘技術を持つ米国のスタートアップ企業ジェッティ・リソーシズに資本参加すると発表した。銅は電動車の増加に伴い使用量が増える金属であることから、同社はジェッティに出資することで環境
化学大手の独BASFは1日、マイクロファイバーによる水質汚染を低減する洗剤をスペインのアパレル大手インディテックスと共同開発したと発表した。洗濯時に化学繊維から抜け落ちるマイクロファイバーの量を最大80%減らすことができ
ドイツ機械工業連盟(VDMA)が1日発表した独業界の10月の新規受注高は前年同月を実質12%下回り、3カ月ぶりに減少した。国内受注が13%、国外が同11%縮小。国外の内訳はユーロ圏が16%減、ユーロ圏外が9%減だった。V
横浜ゴムは1日、独自動車工業会(VDA)が策定した情報セキュリティ評価「TISAX(トラステッド・インフォメーション・セキュリティ・アセスメント・エクスチェンジ)」の認証を取得したと発表した。同社の「TISAX」認証ラベ
蘭国有送電網大手テネットのドイツ事業を独政府が買収する方向で蘭政府と交渉している。独ハーベック経済相が11月30日に明らかにしたもので、再生可能エネルギーの普及を加速するとともに、好ましくない投資家が重要インフラ企業に出
精密工学製品の世界大手ボイド(米カリフォルニア州)は1日、ポーランド南部グ リヴィツェの拠点に新工場を設置すると発表した。欧州市場における地位強化が目 的。eモビリティ、クラウドコンピューティング、先端産業分野における需
エネルギー大手の独ユニパーは30日、ロシア国営天然ガス大手のガスプロムを相手取り国際仲裁裁判手続きを開始したと発表した。ガスプロムからの供給停止に伴い巨額の損失を計上していることから、損害賠償を請求する。クラウスディータ
自動車大手メルセデスベンツとIoT大手のボッシュは30日、両社が共同開発した「レベル4(SAE)」の自動バレーパーキング(AVP)がドイツ連邦陸運局(KBA)に承認されたと発表した。レベル4のAVPでは世界初の商業利用を
独グリーンテック企業イネラテック(INERATEC)は30日、炭素中立の合成燃料であるeフューエルの生産施設を建設すると発表した。世界初のeフューエル量産施設となる。航空機、船舶分野で大きな需要を見込んでおり、将来的には
製造業サプライチェーンのひっ迫が緩和してきたもようだ。Ifo経済研究所が11月の独企業アンケート調査をもとに30日に発表したところによると、原材料・部品が不足しているとの回答は前月の63.8%から59.3%へと低下し、2
商用車大手のダイムラー・トラックはルーマニアのメルセデスベンツ・トラックア ンドバス・ルーマニアを通じ、同国に電気トラックを導入した。ルーマニア初とな る同社の電気トラックは、航続距離300キロの「eアクトロス300」と
ドイツ連邦統計局が29日に発表した11月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比10.0%増となり、これまでに引き続き大きく上昇したものの、上げ幅は前月の10.4%から縮小した。インフレ率の低下は4カ月ぶり。最大の物価押し
Ifo経済研究所が29日発表した11月のドイツ価格計画指数(DI)は46.7ポイントとなり、前月の51.3ポイント(修正値)から低下した。同指数の下落は2カ月連続。水準自体は依然として高く、価格転嫁の動きは今後も続く見通
エネルギー大手の米コノコフィリップスは29日、カタール産の液化天然ガス(LNG)をドイツに供給すると発表した。カタール国営石油会社カタール・エナジーから供給を受け、独北部のブルンスビュッテル港に輸送する。ドイツはロシア産
ドイツ連邦統計局が29日発表した第3四半期(7~9月)の実質賃金指数(暫定値)は前年同期を5.7%下回った。同指数の低下は4四半期連続。名目賃金は2.3%増えたものの、消費者物価が8.4%上昇したことから、実質賃金が大幅
ドイツ銀行は現金自動預け払い機(ATM)の深夜利用サービスを停止する。ATMを爆破する強盗犯罪が増えていることに対応。傘下ブランドのポストバンクも含めて22~6時の8時間、利用できなくする。リテール事業を統括するラース・
ポーランドの大規模太陽光発電所(ソーラーファーム)開発大手ノマド・エレクト リック(Nomad Electric)がルーマニア市場に参入した。国際事業を拡大する戦略 に沿ったもので、有望市場である同国を足掛かりに周辺国を
Ifo経済研究所が28日に発表した11月の独製造業輸出期待指数(DI)は0.4ポイントとなり、前月のマイナス4.6ポイントから改善した。同指数がプラスの領域に戻るのは5カ月ぶり。状況は依然として厳しいもののクレメンス・フ
ドイツ政府は25日の閣議で、天然ガスと地域熱、および電力料金の一部を国が負担することを柱とする法案を了承した。消費量が一定限度以内であれば需要家が負担する料金に上限を設定する。エネルギー価格の急騰で圧迫されている家計と企
高級車大手の独BMWは25日、ハンガリー東部デブレツェンに建設中の電気自動車 (EV)工場に、高電圧バッテリーの組み立て施設を併設すると発表した。これに合 わせ、投資額を当初の約10億ユーロから20億ユーロに引き上げると
トルコ中央銀行は24日の金融政策決定会合で、主要政策金利である7日物レポ金利 を1.5ポイント引き下げ、9%に設定した。利下げは4会合連続で、市場の予想通 り。金利がエルドアン大統領の求める1桁台まで下がったことを受け、
独フォルクスワーゲン(VW)の商用車子会社トレイトンは中国事業を今後も強化する方針だ。地政学リスクは高まっているものの、世界トラック市場(6トン車以上)の4割を占める同国から撤退すれば、業界最大手になるという長年の目標を
ドイツ連邦統計局が25日発表した第3四半期(7~9月)の国内総生産(GDP)は物価・季節・営業日数調整後の実質で107.9(2015年=100)となり、前期を0.4%上回った。個人消費(民間最終消費支出)が大きく伸びて全
市場調査大手GfKが25日発表したドイツ消費者信頼感指数の12月向け予測値は11月の確定値(-41.9ポイント)を1.7ポイント上回るマイナス40.2ポイントへと改善した。同指数の上昇は2カ月連続。高騰している天然ガス・
ロシアが国産自動車ブランド「モスクビッチ(Moskvitch)」の生産を再開した。 現地通信社インターファクスによると、新型「モスコビッチ3」は中国自動車メー カー、江淮(JAC)のコンパクトSUV「S4」を模倣したもの
Ifo経済研究所が24日発表した11月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は86.3となり、前月を1.8ポイント上回った。同指数の上昇は2カ月連続。今後6カ月の見通しを示す期待指数が大幅に改善したことが大きい。ク
LNG(液化天然ガス)を再ガス化する浮体式LNG貯蔵・再ガス化設備(FSRU)「ネプチューン」が23日、独北東部のリューゲン島ムクラン港に入港した。FSRUがドイツに入るのは初めて。当局の承認を得て稼働を開始する予定だ。
商用車大手のダイムラー・トラックは24日、西南ドイツのヴェルトにある同社最大の組み立て工場で搬入車両をすべて電気自動車(eトラック)にする計画を発表した。運輸業界のグリーントランスフォーメーション(GX)を推進する戦略の
独工作機械工業会(VDW)が24日発表した独業界の7-9月期の新規受注高は前年同月を9%上回った。調達・製造コストの上昇分を顧客に転嫁したことが背景にあり、国内受注が3%、国外が同9%の幅で伸びた。物価を加味した実質ベー
ポーランドのバス製造大手ソラリスは23日、ウッジ市から連接式電気バス「ウル ビーノ18エレクトリック」8台を受注したと発表した。受注額は3,200万ズロチ(約 680万ユーロ)で、2023年後半までに納車する。契約には充
ロシアと軍政ミャンマーの原子力提携が具体化に動き出した。ミャンマーのミョ・ テイン・チョ科学技術相は18日、サンクトペテルブルクの原子力技術センターを訪 問し、ヤンゴンに同様の技術センターを開設することでロシア原子力公社
天然ガス調達価格の高騰で経営危機に陥り国有化される予定の独エネルギー大手ユニパーは23日、国の出資額が従来計画の80億ユーロから最大330億ユーロに膨らむ見通しを明らかにした。調達コストが膨張し資金繰りが急速に悪化してい
2020年のコロナ禍発生以降、サプライチェーンが国際的に混乱していることを受け、ドイツメーカーが様々な対策を取っていることが、Ifo経済研究所のアンケート調査で分かった。最も回答が多かった対策は在庫の拡大で68%に上った
電機大手の独シーメンスは23日、サウジアラビアの複合企業であるペトロミンの傘下企業エレクトロミンに電気自動車(BEV)用充電器を供給すると発表した。同国は炭素中立実現に向けBEVの普及を目指しており、エレクトロミンは全国
自動車部品を手がける印スチール・ストライプ・ホイールズは22日、イスラエルの レードレル(Redler)テクノロジーズと合弁会社を設立することで合意したと発表 した。インドで電動車(EV)向け駆動制御装置の開発・製造販売
独ポルシェの技術サービス事業であるポルシェ・エンジニアリングが21日、ルーマ ニア西部のティミショアラで研究開発(R&D)拠点の開所式を行った。自動車産業 向けのソフト開発を加速する狙いだ。既存のクルジュ・ナポカ
ポーランドのソフト開発企業スパイロソフト(Spyrosoft)・ソリューションは21 日、加マグナの電装品部門、マグナ・エレクトロニクスと提携すると発表した。 ルーマニア西部のティミショアラにある研究開発(R&D
天然ガスを使用する独メーカー(全体の59%)のうち89%が過去6カ月間に消費量を引き下げたことが、Ifo経済研究所の10月のアンケート調査で分かった。そのうちの75%は生産以外の分野で消費量を抑制。生産分野で抑制を行った
ドイツ産業連盟(BDI)は22日、同国製造業の生産成長率が今年は0.25%となる見通しを明らかにした。受注残高が多いことからかろうじてプラス成長を保つものの、前年の4.7%からは大幅に低下する。来年についてはエネルギー価
高インフレで家計が圧迫されていることを受け、消費者の節約志向が強まっている。独情報通信業界連盟(Bitkom)が16歳以上のネットユーザーを対象に今秋、実施したアンケート調査によると、物価高騰を受けて「何が本当に必要かを
化学大手の独BASFは22日、中国浙江省平湖市に表面処理剤の生産施設を開設したと発表した。浙江都山港経済開発区にある新工場は面積が6万平方メートルで、同社の表面処理剤工場のなかで最も大きい。急成長する中国市場に生産拠点を
ドイツ与党・社会民主党(SPD)のドロテー・マルティン連邦議会議員(交通政策担当)は21日に開催された独運輸企業連盟(VDV)の会議で、国内の近距離公共交通機関を月49ユーロの定期券ですべて利用できる「ドイチュラントチケ
ソフト開発大手のルクソフト(Luxoft)は18日、セルビアで開発センターを開所し た。IT技能を有するロシア移民の存在で、セルビアがロシアに代わるIT拠点として 注目されていることを象徴する出来事だ。翌19日には、ロシ
ロシア連邦統計局が16日発表した2022年第3四半期(7-9月期)の国内総生産 (GDP)は前年同期比で4%縮小した。第2四半期の4.1%減に続くもので、ウクライ ナ侵攻を受けた欧米諸国からの経済制裁がじわじわと効果を表
日立製作所の米国子会社グローバルロジックは21日、ルーマニアのソフトウエア開 発大手フォーテックを買収すると発表した。欧州事業を拡大する戦略の一環で、同 社獲得を通じて欧州における顧客・技術力基盤の強化を図る。規制当局の
ドイツ連邦統計局が21日発表した10月の生産者物価指数は前月を4.2%下回った。同物価の低下は2020年5月以来で2年5カ月ぶり。エネルギー価格が10.4%下がり、全体が強く押し下げられた。生産者物価の動向は最下流の消費
独鉄鋼業界団体シュタールが21日発表した10月の粗鋼生産高は314万2,000トンとなり、前年同月を14.4%下回った。減少は8カ月連続。高炉鋼が16.3%減の212万3,000トン、電炉鋼が10.1%減の101万9,0
太陽光を動力源として走行できるソーラー電気自動車(SEV)を手がける独蘭スタートアップ企業ソノ・モーターズは21日、サプライヤー大手コンチネンタルとの協業を拡大すると発表した。開発中の車両「シオン」向けに新たに先進運転支
航空大手の独ルフトハンザは21日、グループ全体で計2万人を新規採用すると発表した。同社はコロナ禍の発生後、従業員を削減したが、今後の成長を見据え再び拡大する意向だ。すでに今年、数千人を採用したという。9月末時点の従業員数