メルクが医薬品開発効率を向上
ライフサイエンス大手の独メルクは21日、医薬品研究・開発のスピードを2倍に引き上げると発表した。1年半おきに新製品1種類を市場投入するか、既存薬の新たな投与分野を開拓する。他社との提携および他社からのライセンス供与を活用 […]
ライフサイエンス大手の独メルクは21日、医薬品研究・開発のスピードを2倍に引き上げると発表した。1年半おきに新製品1種類を市場投入するか、既存薬の新たな投与分野を開拓する。他社との提携および他社からのライセンス供与を活用 […]
ポーランドの電気自動車(EV)開発製造会社、エレクトロモビリティ・ポーランド (EMP)は17日、初の国産EV「イゼラ(Izera)」に中国の浙江吉利控股集団 (Geely Holding)のEVプラットフォーム「サステ
独バーデン・ヴュルテンベルク地区の電機・自動車・機械業界で18日未明、労使が新協定を取り決めた。賃金を計8.5%引き上げるとともに、一時金を計3,000ユーロ支給するという内容。協定の期間は今年10月1日~2024年9月
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)がヴォルフスブルク本社工場の隣接地で計画している新工場の建設に黄信号が灯りだした。同社独自の車載OS開発が遅れているためだ。同OSは新工場で生産予定の次世代電気自動車(BEV)の第
エネルギー大手の独EnBWは17日、シュツットガルト市ミュンスター地区にある熱電併給型火力発電所の電源を石炭からガスへと切り替えるプロジェクトで、当初から水素燃料を投入できるようにする計画を明らかにした。約3年後の稼働開
ドイツ鉄道(DB)は18日、ハノーバーとベルリン結ぶ幹線で長距離鉄道の運行を少なくとも27日まで停止すると発表した。ハノーバー東部のライフェルデ~ダルドルフ間で17日早朝の起きた貨物列車の衝突事故でプロパンガスが流出し、
独複合企業ティッセンクルップが17日発表した2022年9月通期決算の純損益は11億3,600万ユーロの黒字となり、前期の赤字(1億1,500万ユーロ)から大幅に改善した。経営再建が奏功したほか、素材・鉄鋼価格が大幅に上昇
米工業ガス大手エアープロダクツと独エネルギー商社ナバナフトは17日、グリーン水素の輸入ターミナルをハンブルク港に設置する計画を発表した。ドイツ初の本格的なグリーン水素ターミナルとなる。2026年の稼働開始を予定している。
ドイツ連邦統計局が17日発表した9月の製造業受注残高指数(2015年=100)は物価・営業日数・季節調整後の実質で151.9(暫定値)となり、前月を0.9%下回った。8月までは統計開始(15年)後の最高を7カ月連続で更新
電機大手の独シーメンスは17日の決算発表で、2022年9月通期の産業分野の税引き前利益(EBT)が前期比17%増の102億7,700万ユーロとなり、過去最高を更新したと発表した。ロシアのウクライナ進攻、高インフレ、コロナ
独ベルリン州憲法裁判所は16日、同州で2021年9月26日に実施された州議会選挙と州区議会選挙は無効だとの判決を下した。同選挙では実施計画に問題があったことから、本来の投票時間内に投票が終了しないという問題が発生。また、
欧州自動車大手のステランティスは17日、ハンガリーの人工知能(AI)・自動運転 技術スタートアップ、AIモーティブ(aiMotive)を買収すると発表した。自動運転 の技術力強化が目的。自社の自動運転システム「STLA
ハンガリーで外資系小売業者が苦戦している。食品価格が急激に上昇する中、さま ざまな金銭的負担を強いられているためだ。主要産業の「ハンガリー化」を目指す オルバン政権の政策が背景にあるとみられ、すでに地元企業に事業を売却す
ドイツのスヴェーニャ・シュルツェ経済協力開発相とシュテファン・ヴェンツェル経済政務次官は15日、エジプトのシャルム・エル・シェイクで開催中の国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)で、新たな水素基金2本を立
化学大手の独エボニックは15日、ベンチャーキャピタル部門エボニック・ベンチャーキャピタルを通じ、日本のベンチャーキャピタル、グローバル・ブレインが運営する8号ファンドに出資したと発表した。エボニック・ベンチャーキャピタル
高級乗用車大手の独BMWは15日、二酸化炭素(CO2)の排出量を削減した低炭素鋼を米国と中国で調達すると発表した。欧州ではすでに低炭素鋼の調達で鉄鋼メーカーと合意済み。米中でも同様の契約を結んだことで、同社が用いる鉄鋼の
電池製造の独ファルタは15日の決算発表で、車載電池工場の建設を見合わせることを明らかにした。経営陣は今回、業績不振を受けてコスト削減プログラムを打ち出しており、顧客の自動車メーカーから拘束力のある発注を受けるまで着工しな
ドイツ連邦統計局が15日発表した10月の卸売物価指数は前年同月比17.4%増となり、上げ幅は前月を2.5ポイント下回った。ただ、エネルギー、原料、中間財の価格高騰を受けて水準自体は依然として極めて高い。 全体を最も強く押
ルーマニアの二次電池メーカー、プライム・バッテリーズ・テクノロジー(PBT) が、生産能力の大幅増強に10億ユーロを投資する。2026年までに現行の0.2ギガ ワット時(GWh)から8GWhに引き上げる。これに伴い、欧州
自動車部品大手の独コンチネンタルは15日、ルーマニア西部のティミショアラ工場 の拡張工事が完了したと発表した。投資額はおよそ4,000万ユーロ。新しい生産施 設では、ディスプレイを中心とする自動車内装部品を製造する。 コ
サハリン石油ガス開発(SODECO)が権益を持つ極東の石油・天然ガス開発事業「サ ハリン1」について、ロシア政府は新たに設立した運営会社に対する同社の出資申 請を承認した。国営タス通信などが14日に伝えた。SODECOは
ポーランド政府は14日、ヤマルパイプラインのポーランド区間を運営するユーロポ ルガス(EuRoPolGaz)を「一時的に政府の強制管理下」に置くと発表した。天然ガ ス輸送インフラの機能を確保する狙い。現地メディアは、公安
フランクフルト国際空港運営会社フラポートは15日、同空港のターミナル2を2026年から閉鎖すると発表した。同年にターミナル3が開設され乗客処理能力が高まることから、ターミナル2の運営を停止し全面改修する。改修期間は2~3
独経済省は15日、ヴィルヘルムスハーフェン港で同国初のLNG(液化天然ガス)受け入れターミナルが完成したと発表した。ドイツでは浮体式LNG貯蔵・再ガス化設備(FSRU)合わせて6隻が2023年末までに稼働することになって
ドイツ経済省は14日、露天然ガス大手ガスプロムの元子会社である独SEFE(旧社名ガスプロム・ゲルマニア=GPG)を国有化すると発表した。天然ガスの国内安定供給を確保するための措置で、法律の規定に基づき減資と増資の手続きを
半導体大手のインフィニオンは14日の決算発表で、ドイツ東部のドレスデンに新工場を建設する計画を明らかにした。脱炭素化とデジタル化の潮流を受けて需要の加速が見込まれることから、生産能力を大幅に引き上げる。 個別投資では同社
スロバキアの電動車(EV)用バッテリーメーカー、イノバットは14日、セルビアで の工場建設計画に関連し、同国政府と基本合意書を交わしたと発表した。最大32ギ ガワット時(GWh)の生産能力を整備する代わりに、助成金と税軽
独化学工業会(VCI)が14日に発表した同国化学・製薬業界の7-9月期の売上高は631億ユーロとなり、営業日数・季節調整ベースで前期を1.6%下回った。売上減は2年ぶり。生産が大きく落ち込んだうえ、値上げ幅も比較的小さか
バイオ医薬品製造の独ビオンテックは14日、スイス製薬大手のノバルティスからシンガポール工場を取得することで合意したと発表した。全世界でプレゼンスを強化する戦略に基づく措置で、伝令RNA(mRNA)ベースのワクチン、治療薬
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は14日、電気自動車(BEV)「ID.3」の累積販売台数が50万台となり、目標を1年前倒しで達成したと発表した。受注残は前年同期を65%上回る13万5,000台に上っており、生産は
軸受大手の独シェフラーは14日、超硬素材の有力企業であるルクセンブルクのセラティジットから軸受部品子会社セラスピン(CERASPIN)を完全買収することで合意したと発表した。産業向け事業を強化する狙い。取引金額は公表しな
軍需大手の独ラインメタルは14日、スペイン爆薬大手のマクサムから子会社エクスパル・システムズを完全買収することで合意したと発表した。弾薬事業を強化する狙い。エクスパルを12億ユーロと評価して取引を行う。来年夏までの買収手
独西部のデュースブルク市が、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)の協力を受けて実施予定のスマートシティ・プロジェクトを凍結している。同市の確認を得た情報として経済紙『ハンデルスブラット』が報じたもので、広報担当者は
ドイツ南部のバイエルン、バーデン・ヴュルツブルク、ヘッセン、北部のシュレスヴィヒ・ホルシュタインの4州は11日に発表した共同声明で、新型コロナウイルス感染者の隔離義務を廃止する方針を表明した。国の感染症対策の司令塔である
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が11日発表した10月のグループ新車販売台数は前年同月比15.1%増の69万1,800台となり、3カ月連続で拡大した。足元の西欧とアジア太平洋で増加幅が大きかった。 伸び率が最も大
半導体大手のインフィニオンは11日、ミュンヘンで開催される国際コンポーネント・システム・アプリケーション専門見本市「エレクトロニカ2022」(15~18日)にスマートエアコンを出展すると発表した。産業パワーコントロール部
マツダは10日、ロシア合弁の株式を売却し、同国から完全撤退すると発表した。ウ クライナ戦争の長期化に伴い事業の見通しが立たなくなっていることが理由。すで に3月に合弁会社のウラジオストク工場への部品供給を取りやめ、4月下
ポーランド中央銀行(NBP)は9日、主要政策金利である7日物レファレンス金利を 6.75%に据え置くことを決めた。金利据え置きは2会合連続。市場は0.25ポイント の利上げを予想していた。景気が減速する中、現行の高い金利
ドイツ抵当証券銀行連盟(vdp)は10日、国内不動産価格指数vdpインデックス(2010年=100)が第3四半期は192.8となり、前期を1.0%下回ったと発表した。不動産価格の低下は2011年以来で11年ぶり。金利の上
ライフサイエンス大手の独バイエルは10日、農薬開発のスタートアップ企業ターゲノミクス(Targenomix)を買収すると発表した。持続可能であるとともに気候変動や除草剤耐性雑草の増加などの課題に対応する農薬の開発を加速す
日立エナジーは10日、ドイツで送電事業を展開する蘭テネットからモジュール式系統連系設備一式を受注したと発表した。受注には420キロボルト(kV)で世界初の六フッ化硫黄ガス(SF6ガス)フリーのガス絶縁開閉装置(GIS)「
化学大手ランクセスのマティアス・ツァッヒェルト社長は9日の決算発表で、ドイツ本国への投資を抑制する考えを表明した。エネルギー価格の高騰と「過度の規制」を踏まえた措置で、競争力を維持するために最低限度、必要な水準へと引き下
ルーマニア中央銀行は8日、政策金利を0.5ポイント引き上げ6.75%に設定した。高 インフレの継続が予想されるためだ。利上げは5会合連続で、年初以来の利上げ幅 は合計で4.75ポイントに上ったが、今回は過去4回(0.75
IoT大手の独ボッシュは9日、同社主催のイベント「ボッシュ・コネクテッド・ワールド」で、米IT大手IBMと量子コンピューティング分野で協業すると発表した。モーターや燃料電池など炭素中立のパワートレインに投入する材料のシミ
ドイツ政府は9日の閣議で、同国の半導体メーカー、エルモス・セミコンダクターのドルトムント工場を中国同業の賽微電子(サイ・マイクロエレクトロニクス)が完全買収する計画を認可しないことを決定した。ドイツの公共秩序と安全にとっ
高級車大手の独BMWが小型車ブランド「ミニ」を手がける英オクスフォード工場を存続させるとの観測が浮上している。同工場をめぐっては電気自動車(BEV)モデルの生産を全量、中国に移管するとの観測がある。ミニの内燃機関車製造は
ドイツ鉄道(DB)は8日、高速鉄道に対応したエジプト初の長距離電化路線網の運営とメンテナンスを同国政府から受注したと発表した。総延長は高速鉄道網で世界6位の2,000キロメートル。エジプト史上最大の鉄道プロジェクトだ。
中国の電気自動車メーカー上海蔚来汽車(NIO) は7日にミュンヘンで開催したモデル発表会で、ドイツ市場で車両販売を開始すると発表した。11月21日から購入できるようになる。同社は4週間前に独市場に参入したものの、これまで
軸受大手の独シェフラーは8日、従業員8万3,000人のうち1,300人を2026年までに整理すると発表した。内燃機関車から電動車への移行が予想を上回るスピードで進んでいることを受けた措置。同社は自動車業界の構造展開を踏ま
台湾政府系の台杉投資(タイワニア・キャピタル)が運営する中東欧ファンドが、 リトアニアの半導体生産に1,000万ユーロ強を投資する。両国関係の緊密化の一環 で、来年初めまでに投資を完了する。 事実上の大使館に当たる在ビリ