生産者物価の上げ幅5カ月連続で記録更新、4月は33.5%に
ドイツ連邦統計局が20日発表した4月の生産者物価指数は前年同月比33.5%増となり、統計を開始した1949年以降で最大の上昇率を5カ月連続で更新した。ロシアのウクライナ侵攻が前月に引き続き反映された格好。上げ幅は前月の3 […]
ドイツ連邦統計局が20日発表した4月の生産者物価指数は前年同月比33.5%増となり、統計を開始した1949年以降で最大の上昇率を5カ月連続で更新した。ロシアのウクライナ侵攻が前月に引き続き反映された格好。上げ幅は前月の3 […]
独鉄鋼業界団体シュタールが20日発表した4月の粗鋼生産高は332万5,000トンとなり、前年同月を1.1%下回った。減少は2カ月連続。ウクライナ戦争勃発直後の3月は同11.8%落ち込んでおり、これに比べると減少幅は小さか
ポーランド中央統計局が20日発表した4月の鉱工業生産指数は前年同月比で13%増 加したものの、上げ幅は前月の17.3%を4.3ポイント下回った。上昇率の低下は3カ 月連続。構成比で約8割を占める製造業の上げ幅が前月の12
高級乗用車大手の独メルセデスベンツは19日の投資家説明会で、同社のモデルを高級度に応じて3段階に区分したうえで、上位段階のモデルを重点強化する方針を打ち出した。市場環境が悪化しても高い収益力を安定的に維持できるようにする
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は19日、インド同業のマヒンドラ・アンド・マヒンドラ(M&M)が開発中の電気自動車(BEV)プラットホーム向けに部品を供給することで基本合意したと発表した。今後の交渉で詳細を取り決
欧州連合(EU)加盟国ドイツ、オランダ、ベルギー、デンマークの首相や欧州委員会のウルズラ・フォンデアライエン委員長は18日、デンマーク南西部のエスビアウで会談し、北海の洋上風力発電拡大に向け協力することで合意した。温暖化
鉄道車両大手の仏アルストムは18日、ポーランドにおける水素燃料電池列車の導入 に向け、国営石油企業のPKNオルレンと戦略提携を結んだと発表した。アルストム が車両を供給し、オルレンは水素燃料の補給全般を担当する。今後両社
国有企業のドイツ鉄道(DB)がウクライナからの穀物輸送を支援する。ウクライナに侵攻したロシアが黒海沿岸の港湾を封鎖したことで、ウクライナ産の輸出が難しくなり、アフリカやアジアで食糧危機を引き起こす懸念が強まっていることか
エネルギー設備大手の独シーメンス・エナジーは18日付の適時開示で、風力発電機子会社ガメサの完全買収と上場廃止を検討していることを明らかにした。ブルームバーグ通信の報道を追認した格好。ガメサは業績の足かせとなっていることか
高級車大手の独メルセデスベンツは17日、次世代電池の分野で米スタートアップ企業シラ・テクノロジーズと協業すると発表した。シラが開発・生産するシリコン負極材を用いたリチウムイオン電池を実用化。車載電池のポートフォリオを拡充
商用車大手の独ダイムラー・トラックは18日、顧客の乗り合いバス会社が交換部品を自ら3D生産できるようにすると発表した。発注、輸送が不要となることから、バス会社は必要な部品を速やかに確保できるようになる。コストも低下すると
自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは18日、二酸化炭素(CO2)の排出量を大幅に低減したグリーン製鉄のスタートアップ企業H2グリーン・スチール(H2GS)から鉄鋼を長期調達することで合意したと発表した。自社の
自動車部品大手のエルリングクリンガーがドイツ南部のランゲンツェンにある工場を閉鎖する。同工場では排ガス処理装置用のサーマルシールドなどを生産している。内燃機関車の減少を背景に需要が後退していることから、閉鎖を決めた。広報
ドイツ連邦統計局が18日発表した3月の製造業受注残高指数(2015年=100)は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月を0.6%上回る149.1(暫定値)へと上昇した。上昇は2カ月連続。原料・部品不足に伴う生産低迷が
ロシア政府が12日、新車の安全・環境基準の時限的緩和を閣議決定していた事実 が、17日までに明らかになった。ウクライナ侵攻で発動された制裁によって、部品 が調達できなくなっているためだ。基準緩和措置の期限は来年2月1日ま
米マクドナルドが16日、ロシア完全撤退を発表した。3月の850店舗閉鎖からさらに 踏み込んだ判断だ。撤退理由として、ウクライナ戦争によって「人道的危機」が引 き起こされていること、そして「事業環境の見通しが立たない」こと
独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は17日、ムラ ダー・ボレスラフ本社工場で、グループ独自のMEBプラットフォームを用いた完全 電動車モデル向けに、バッテリーシステムの生産を開始したと発表した
商用車大手の独ダイムラー・トラックは17日の決算発表で2022年12月期の業績見通しを引き上げた。需要が旺盛で調達コストの上昇分を転嫁しやすい状況を踏まえたもので、売上高を従来予測の「455億~475億ユーロ」から「48
自動車部品大手の独コンチネンタルは17日、独自開発した自律走行搬送ロボット(AMR)の量産を開始すると発表した。自社工場で実施したテストが成功裏に終了したことから、外部企業向けの生産に乗り出す。5月末から6月初旬にシュツ
インフレを最大の懸念事項と考える市民の割合がドイツで約40%に達したことが、コンサルティング大手マッキンゼーのアンケート調査で分かった。第3次世界大戦に発展する可能性のあるウクライナ戦争の34%を上回っている。コロナ禍は
ドイツ連邦統計局が16日発表した4月の卸売物価指数は前年同月比の上げ幅が23.8%に達し、統計を開始した1962年以降の最高を2カ月連続で更新した。ウクライナに対するロシアの軍事侵攻が前月に引き続き反映された格好。上昇率
仏自動車大手ルノーが16日、ロシア撤退を発表した。ルノー・ロシアの全株式をモ スクワ市に、「ラーダ」ブランドで知られるアフトワズの持ち株67.7%をロシア国 有の中央自動車・エンジン科学研究所(NAMI)に、それぞれ売却
独複合企業ティッセンクルップは16日、電解槽子会社ティッセンクルップ・ヌセラ(旧ティッセンクルップ・ウーデ・クロリンエンジニアズ)がオーストラリア西南部のパースに事務所を開設したと発表した。同国は太陽光・風力資源が豊富で
ドイツ機械工業連盟(VDMA)が16日に発表した3月の独機械輸出高は前年同月比6.2%減の162億ユーロへと後退した。ロシアのウクライナ侵攻と中国のロックダウンが響いた格好だ。ロシア向けは72.6%、ウクライナ向けは89
ドイツ最大の人口規模を持つノルトライン・ヴェストファーレン(NRW)州で15日に州議会選挙が行われ、国政レベルの野党である中道右派のキリスト教民主同盟(CDU)が得票率を伸ばし、第1党の地位を一段と強固にした。同党のヘン
ドイツ連邦統計局が12日発表した農産物の3月の生産者価格は前年同月を34.7%上回り、統計を開始した1961年以降で最大の上げ幅を記録した。作物が42.1%、家畜・畜産物が29.5%の幅で上がった。前月比でも15.1%高
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が13日発表した4月のグループ新車販売台数は前年同月比37.8%減の51万6,500台となり、減少幅は前月の31.4%から一段と拡大した。半導体不足に伴う生産低迷にロシアのウクライ
電機大手の独シーメンスは12日、ロシア事業を停止すると発表した。ロシアのウクライナ侵攻を受け、ロシアの新規事業と同国への輸出はすでに停止していたが、対露制裁の強化を受け同国事業の継続が難しくなったことから、今回の措置を決
独複合企業ティッセンクルップは12日、日本精工(NSK)と合弁会社を設立することで基本合意したと発表した。ティッセンのオートモティブ事業と日本精工のステアリング事業を統合する。年内の最終契約調印を目指す。出資比率などの詳
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は11日、ピックアップとSUVの電気自動車(BEV)モデルを米国市場に投入すると発表した。同国で人気の高い両セグメントに参入することで、VWグループの米市場シェアを2030年までに
独高級車大手メルセデスベンツのルーマニア部品子会社、スター・アセンブリはメ ルセデスの電気自動車(EV)向けにギア部品を生産する。ルーマニア政府が12日に 明らかにしたもので、同社は3,500万ユーロの補助金交付を受け中
ドイツの天然ガス供給に黄信号が灯り出した。ウクライナ経由のロシア産供給が11日に減少。同日にはロシア政府が新たな制裁を即日付けで発動し、ドイツを含む欧州などの計31社が露国営天然ガス会社ガスプロムと取引することを禁止した
ドイツ経済・気候省は11日、スウェーデンの電池スタートアップ企業が独北部に建設予定の巨大電池セル工場(ギガファクトリー)に補助金1億5,540万ユーロを交付すると発表した。欧州連合(EU)の「欧州の共通利益に適合する重要
ポーランドのバス製造大手ソラリスは12日、モンテネグロで初の受注を獲得したと 発表した。主要港バールの運営会社ポートオブバールに「ウルビーノ12」のマイル ドハイブリッド(MHV)モデル1台を供給する。納車は12月の予定
蘭金融大手INGグループの独法人ING-DiBaは10日、欧州中央銀行(ECB)の歴史的な低金利政策を受けて導入した口座管理手数料を7月1日付でほぼ全面的に廃止すると発表した。ECBが中銀預金金利(市中銀行が手元資金をE
NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)は11日、中国各地から欧州向けに、カスピ海経由で貨物を輸送する新サービスを4月1日から開始したと発表した。上海のロックダウンが長引き海上輸送がひっ迫していることから
ドイツ政府は10日、LNG(液化天然ガス)インフラの建設を迅速化するための法案の起草支援を決議した。同国はロシアのウクライナ侵攻を受け、ロシア産ガスへの依存から早急に脱却する方針を打ち出しており、その実現に向けLNG再ガ
米半導体大手のエヌビディアは10日、イスラエルの研究開発(R&D)事業を強化す ると発表した。これにより、同国におけるR&Dスタッフの数は現行の3,000人から4, 000人へ拡大する。高速ネットワーク技
電機大手の独シーメンスは10日、三菱電機の欧州法人、三菱電機ヨーロッパと基本合意書を締結したと発表した。三菱電機のSiCパワー半導体モジュールをシーメンスの鉄道車両に搭載。車両の省エネ化を図る。 欧州連合(EU)は205
特殊化学大手の独エボニックは事業を再編する意向だ。クリスティアン・クルマン社長の発言としてロイター通信が報じたもので、将来性の高い事業を強化するほか、収益力の低いパフォーマンスマテリアルズ部門を清算する。ロシア事業は停止
勤務を少なくとも部分的に自宅で行う被用者の割合は4月に24.9%となり、前月の27.6%から低下したことが、Ifo経済研究所の調査で分かった。可能な限り在宅勤務を義務付けるルールが3月20日付で解除されたことが反映されて
独フランクフルト空港の運営会社フラポートは9日、ロシアのサンクトペテルブルクにあるプルコヴォ空港への出資を継続する意向を明らかにした。フラポートは地元ヘッセン州とフランクフルト市が過半数株を持つ公有企業。同社は声明で、ウ
電気電子工業会(ZVEI)が9日発表した独電機業界の3月の新規受注高は前年同月を13.9%上回った。ロシアのウクライナ侵攻で経済環境は悪化したものの、大型受注の効果で水準が強く押し上げられた格好だ。地域別ではユーロ圏(ド
ドイツ北部のシュレスヴィヒ・ホルシュタイン州で8日、州議会選挙が行われ、国政レベルの野党である中道右派のキリスト教民主同盟(CDU)が大勝した。CDUは同州では与党第1党。同党のダニエル・ギュンター州首相の人気が極めて高
着工前検査システムを手がけるイスラエルのファーマス(Firmus)は8日、シード ラウンドで450万米ドルを調達した。建設プロジェクトの初期段階を対象に、デー タをベースとした意思決定支援および人工知能(AI)ベースのリ
中国テック企業が秘かにロシア事業から撤退しているもようだ。米国が制裁措置の 一環として、ロシアに製品・技術を輸出している企業との取引を停止する構えを見 せているためで、すでにパソコン大手のレノボ(聯想集団)やスマホ大手の
高級乗用車大手の独メルセデスベンツは6日、レベル3(米自動車技術会=SAE)の自動運転システム「ドライブ・パイロット」の予約受付を17日からドイツで開始すると発表した。旗艦モデル「Sクラス」と「EQS」向けにオプション販
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が6日発表した3月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比3.9%減の95.3(暫定値)となり、2020年4月以来およそ2年ぶりの大幅下落を記録した
化学大手の独ヘンケルは5日、従業員2,000人を削減すると発表した。家庭用洗剤とボディケア用品部門の統合に伴う措置。販売・管理部門を中心に全従業員の約10%を整理する。14年ぶりの大型人員削減となる。 同社は1月、両部門
高級車大手の独BMWが5日発表した2022年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は101億4,100万ユーロとなり、前年同期を260.8%上回った。華晨中国汽車(ブリリアンス)との現地合弁会社、BMWブリリアンス・オート