「露からの供給停止ならガス消費量を半減」=化学大手ランクセス
化学大手の独ランクセスは5日の決算発表で、ロシア産天然ガスの供給が停止した場合は同社のガス消費量を最大50%削減しなければならないことを明らかにした。ガス集約型の生産施設は全面停止。そのほかの施設も消費量を引き下げる。マ […]
化学大手の独ランクセスは5日の決算発表で、ロシア産天然ガスの供給が停止した場合は同社のガス消費量を最大50%削減しなければならないことを明らかにした。ガス集約型の生産施設は全面停止。そのほかの施設も消費量を引き下げる。マ […]
フランクフルト南西部のヘキスト工業団地を運営するインフラサーブが、すでに使用を停止した炭発電施設の再稼働を検討している。同社のユルゲン・フォーマン社長がヘッセン州商工会議所の会議で明らかにした。ロシア産天然ガスの供給が停
自動車部品大手の独ボッシュは4日、水電解槽向け部品事業に参入すると発表した。脱炭素化の流れを背景に再生可能エネルギー電力で製造するグリーン水素の需要が大幅に増えると見込まれることから、水素生産に用いる電解槽の部品を提供。
チェコ中央銀行(CNB)は5月5日、主要政策金利である14日物レポ金利を0.75ポイ ント引き上げ、5.75%に設定した。利上げは8会合連続。ウクライナ戦争が物価を 押し上げる中、インフレ期待を抑え、物価の安定を確保する
Ifo経済研究所が5日発表した4月の独価格計画指数(DI)は前月の55ポイントから62ポイントへと上昇し、調査開始(1991年)後の最高これまでに引き続き更新した。値上げを計画する企業の割合が値下げ計画の企業を約62ポイ
ドイツ政府は5日、浮体式LNG貯蔵・再ガス化設備(FSRU)4隻の傭船契約を締結した。ロシア産天然ガスへの依存からの早期脱却に向けた措置で、欧州海運大手ホーグとダイナガスからそれぞれ2隻をチャーター。運営は独エネルギー大
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が5日発表した3月の製造業新規受注指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で108.3(暫定値)となり、前月を4.7%下回った。減少は2カ月連続。ロシアのウクライナ侵攻
トルコ統計局(TUIK)が5日発表した4月の消費者物価指数(CPI)の上げ幅は前年 同月比で69.97%となり、前月の同61.1%から一段と拡大した。これは2002年2月 (73.1%)以来の高い水準。通貨リラ安に伴う輸
ギリシャのアレクサンドロポリス港で3日、液化天然ガス(LNG)ターミナルの工事 が始まった。このターミナルは、ブルガリア、北マケドニア、セルビアの天然ガス 調達における対ロシア依存脱却に向けた柱の一つと位置付けられる。プ
フォルクスワーゲン(VW)の高級車子会社ポルシェは4日、米国の電池材料スタートアップ企業グループ14テクノロジーズに資本参加すると発表した。ポルシェは子会社セルフォースを通して高性能電池の内製を計画しており、同電池用の負
ドイツ連邦陸運局(KBA)が4日発表した4月の乗用車新車登録台数は前年同月比21.5%減の18万264台となり、減少幅は前月の17.5%から拡大した。減少は2カ月連続。部品不足による生産低迷がロシアのウクライナ侵攻で加速
ドイツ連邦統計局が4日発表した3月の輸出高は営業日数・季節調整後の実質で1,206億ユーロ(暫定値)となり、前月を3.3%下回った。ロシアのウクライナ侵攻が響いた格好で、ロシア向けは制裁や企業の抑制の影響で62.3%減の
ロシアの大手自動車メーカーが、イランからの部品調達を模索しているようだ。イ ラン自動車部品製造業者協会(IAMPA)のホセイン・バハレーニ理事によると、す でに打診が来ており、対応を検討しているところという。イランも20
自動運転車向けライダー(LiDAR)センサの開発を手がけるイスラエルのイノヴィ ズ(Innoviz)・テクノロジーズは2日、世界的な大手自動車メーカーから次世代セ ンサ「イノヴィズ・ツー」システムを受注したと発表した。こ
ドイツ連邦雇用庁(BA)が3日発表した4月の失業者数は230万9,000人となり、前月を5万3,000人下回った。コロナ禍の発生で悪化した労働市場の回復は続いており、季節要因を加味したベースでも1万3,000人減少した。
ドイツ機械工業連盟(VDMA)が3日発表した同国の3月の機械新規受注高は前年同月を実質4%下回った。減少は2021年1月以来で、1年2カ月ぶり。2月下旬の戦争勃発を受け当事国のロシアとウクライナからの受注がなくなったうえ
乗用車大手のメルセデスベンツとBMWは3日、カーシェア合弁シェアナウを同業ステランティスに売却することで合意したと発表した。発足当初から赤字が続いていることから撤退に踏み切る。取引金額は非公開。カルテル当局の承認を経て譲
独ロベルト・コッホ研究所(RKI)は2日、新型コロナウイルス感染者の隔離期間を従来の10日から5日に短縮することを勧告した。国と州の保健相合意を踏まえたもので、各州は今後、同勧告に基づいた新ルールを導入する。バイエルン州
ドイツとインドの政府間協議が2日、ベルリンで開催された。独政府は日本や東南アジア諸国連合(ASEAN)などとともにインドとの関係を強化し、経済的な中国依存是正を進める方針を打ち出している。今回の協議では気候温暖化対策で協
ロシア中央銀行は4月29日の金融政策決定会合で、主要政策金利の7日物入札レポ金 利を17%から3ポイント引き下げ、14%とすることを決めた。利下げは2会合連続。 市場は2ポイントの下げ幅を予想していた。 中銀は4月8日の
独商用車大手ダイムラー・トラックは2日、バスのすべてのセグメントで2030年までに電動モデルを投入すると発表した。車両の脱炭素化に向けた取り組みの一環で、まずは主要市場の欧州とラテンアメリカで実現する。 二酸化炭素(CO
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が自動運転用の半導体を米クアルコムから調達するとの観測が浮上している。社内情報として経済紙『ハンデルスブラット(HB)』が2日付で報じた。競合ダイムラーとBMWはすでに同半導体の調
暖房大手の独フィースマンは2日、グリーンな環境ソリューションに今後3年で総額10億ユーロを投資すると発表した。ロシアのウクライナ侵攻を受け、欧州域外へのエネルギー依存度を引き下げる必要性が急速に高まったことを受けた措置。
独BMWは4月30日、ハンガリー東部デブレツェンで整備する工場がカーボンニュート ラル(炭素中立)になると発表した。グループの工場で二酸化炭素(CO2)の排出 が実質ゼロとなるのは、同工場が初めてとなる。 デブレツェン工
ドイツのオーラフ・ショルツ新首相は28~29日、日本を訪問した。ドイツは今年、G7の議長国を務めていることから、その意見調整のための訪日だったが、就任後初のアジア外遊で日本を選んだのは、国際情勢の緊迫や温暖化の危機を背景
ドイツ連邦統計局が29日発表した3月の輸入物価指数は前年同月比31.2%増となり、1974年9月以来の大きな上げ幅を記録した。ロシアのウクライナ侵攻(2月24日開始)が反映された格好で、上げ幅は前月の同26.3%から4.
ドイツ連邦統計局が29日発表した2022年1-3月期の国内総生産(GDP、速報値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前期を0.2%上回った。オミクロン株の流行とウクライナ戦争の勃発が足かせとなったものの、2四半期ぶ
自動車大手フォルクスワーゲン(VW)とエネルギー大手bpは28日、両社の戦略パートナーシップに基づく最初の急速充電ステーションを独西部のデュッセルドルフに開設した。欧州での急速充電網構築に向け、一歩を踏み出した格好。今後
独化学大手BASFのマルティン・ブルーダーミュラー社長は29日の株主総会で、ロシア産天然ガスの輸入禁止措置に踏み切らないよう政府などに強く促した。ロシアへのエネルギー依存から可能な限り早く脱却することを目指すことは重要だ
欧州自動車大手ステランティスは28日、セルビア中部クラグイェバツの工場におけ る電動車生産に向け、同国政府と総額1億9,000万ユーロを共同投資する契約を結ん だ。同国のブチッチ大統領によると、政府の出資額は4,800万
ドイツ連邦統計局が28日発表した4月の消費者物価指数(暫定値)は前年同月比7.4%増となり、インフレ率は前月の7.3%から一段と高まった。食料品の上げ幅が6.2%から8.5%へと拡大。全体が強く押し上げられた。エネルギー
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が米テネシー州チャタヌーガ工場を大幅に拡張するとの観測が浮上している。複数のメディアが消息筋の情報として報じたもので、電気自動車(BEV)と車載電池の生産を考えているもようだ。同社
ドイツ政府は27日の閣議で、物価高騰の直撃を受ける市民の負担軽減策を了承した。3月下旬の与党合意を受けたもので、コロナ禍からの経済回復に伴うインフレがロシアのウクライナ侵攻で加速していることに対処する。購買力の低下を相殺
独フランクフルト検察当局は27日、スズキの独法人に立ち入り調査を実施した。ディーゼル車排ガス不正をめぐり欧州連合(EU)の欧州司法機構(ユーロジャスト)が中心となって進める国際捜査の一環。同社のほか、同業ステランティスと
仏エンジニアリング大手シュナイダー・エレクトリックは27日、ロシア事業を現地 経営陣に売却することで合意したと発表した。当局の承認を経て取引が成立する。 売却額は明らかにされていない。同社はウクライナ戦争が勃発した2月2
ロシアがポーランドとブルガリアへの天然ガス供給を停止したことを受け、ドイツ経済・気候省は27日に声明を発表し、国内の供給は現時点で安定していることを明らかにした。ロシアからのパイプライン輸送は安定した水準を保ち、国内の貯
市場調査大手GfKが27日発表したドイツ消費者信頼感指数の5月向け予測値は、4月のマイナス15.7ポイント(確定値)からマイナス26.5ポイントへと落ち込み、コロナ禍初期の2020年5月に記録した過去最低(-23.1ポイ
化学大手の独BASFは27日、ロシアとベラルーシの事業を7月初旬までにほぼ停止すると発表した。ウクライナに対するロシアの侵略戦争を受けた措置。新規事業についてはすでに停止しており、停止の対象を既存事業にも拡大する。 両国
金属労組IGメタルの賃金委員会は26日、鉄鋼業界の次期労使交渉で8.2%の大幅ベースアップを要求する方針を決議した。5月8日に正式決定し交渉に臨む意向だ。 鉄鋼業界では5月13日から北西部地区(ノルトライン・ヴェストファ
ロシア国営ガスプロムは4月26日、ポーランドとブルガリアの天然ガス輸入業者に 対し、27日から供給を全面的に停止すると通知した。天然ガス代金のルーブル建て 決済を拒否した国に対する初の報復となる。エネルギーの安定確保をめ
バンやバスなどの配車サービスを手がけるスエフル(Swvl)は25日、トルコ同業の ヴォルト・ラインズ(Volt Lines)を買収することで合意したと発表した。スエフ ルの企業買収は昨年8月以来4社めだ。取引額は未公表だ
独複合企業ティッセンクルップのエンジニアリング子会社ティッセンクルップ・ウーデは26日、化学大手BASFと共同で脱水素化技術を改良したと発表した。顧客企業は二酸化炭素(CO2)排出量やコストを削減できるとしている。 両社
Ifo経済研究所が26日発表した4月の独製造業輸出期待指数(DI)は前月のマイナス2.3ポイントからプラス3.5ポイントへと5.8ポイント上昇した。前月はロシアのウクライナ侵攻(2月24日に開始)を受け、19.3ポイント
ドイツ政府は25日、エネルギー安定確保法改正案の起草支援を決議した。ロシアのウクライナ侵攻とそれに起因する制裁合戦を受け、天然ガスなどの輸入が今後、大幅に減り国内供給不足に陥る懸念を踏まえた措置。危機的な状況が発生した場
独経済・気候省は25日、車載電池のデジタルパスポート開発を進めるコンソーシアムに補助金を交付すると発表した。資源採掘からリサイクルに至るサプライ・バリューチェーン全体で人権侵害や環境破壊が起きていないことを同パスポートで
台湾の政府系ベンチャーキャピタル企業、台杉投資(タイワニア・キャピタル)は 25日、政府が開設する中東欧投資基金(CEEファンド)の運用を担当すると発表し た。新型コロナ対策などにおけるこれまでの協力関係を深め、堅固なサ
Ifo経済研究所が25日発表した4月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は91.8となり、前月を1.0ポイント上回った。今後6カ月の見通しを示す期待指数が上昇したことが大きい。クレメンス・フュスト所長は「ロシアの
総合医療大手の独フレゼニウスはロシア事業を継続する意向だ。シュテファン・シュトゥルム社長が『フランクフルター・アルゲマイネ』紙への寄稿文で明らかにした。 同社は現在、ロシアで人工透析センターおよそ100カ所を運営。病院向
血液製剤製造の独ビオテストは25日、スペインの製薬大手グリフォルスによる同社の買収手続きが完了したと発表した。グリフォルスは買収によりノウハウや製品ポートフォリオを拡充。ビオテストは米国市場への再進出を果たす。 グリフォ
化学大手の独BASFは22日、スウェーデンのエネルギー大手バッテンフォールと共同でオランダの洋上風力発電パーク入札に共同応札すると発表した。自社工場用の再生可能エネルギー電力を確保する狙い。バッテンフォールとはオランダの