独デュースブルク・エッセン大学の自動車リサーチセンター(CAR)が実施した調査によると、ドイツでは2011年にネット仲介業者を通して販売された新車は3万5,000台となり、前年から1万台(40%)増加した。ネット販売は今年も大幅に伸びる見通しで、15年には10万台を突破するとみられている。5日付『フランクフルター・アルゲマイネ』が報じた。
\CARによると、実店舗での新車販売価格に占める営業コスト(人件費、店舗賃料など)は10%近くに上る。これに対しネット販売業者は相談などのサービスを最小限にすることや実店舗を持たないことでコストを安く抑えることができる。ネット販売における新車価格はカタログ価格に比べて平均16%安かった(CAR調べ)。欲しいモデルが確定しており店員との相談や試乗の必要がないユーザーにとって、ネットで購入するメリットは大きいとしている。
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