独自動車大手のダイムラーは11日、米グーグルとの協力関係を強化すると発表した。提携によってダイムラーは、グーグルの企業向けアプリケーションプログラミングインターフェース(API)である「グーグルマップスAPI・フォー・ビジネス」に直接アクセスできるほか、グーグルが新たに開発したテクノロジーやサービスをいち早く自動車に搭載できるようになる。
\ダイムラーはグーグルと早くから提携関係を構築しており、2007年に自動車メーカーとして初めて、グーグルマップを車内で利用できる「センド・ツー・カー」システムを米市場で導入。ユーザーはグーグルマップで検索した目的地の情報をそのまま車載カーナビに入力できるようになった。また、11年には同社の車載マルチメディアシステム「コマンド・オンライン(COMAND Online)」で、グーグルのストリート・ビューや、地域情報が付加された写真共有サイト「パノラミオ」を車内で見ることができる機能を追加した。
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