仏自動車大手のプジョーは2013年末までにハイブリッド車の販売台数を3万3,500台に引き上げて、当該分野で欧州最大手となることを目指している。2月28日付けの独業界紙『オートモビルボッヘ』が報じた。
\同紙によると、ハイブリッド車の販売目標は、マルセイユでこのほど開催された「508 RXH」のプレゼンイベントでプジョーの広報担当者が明らかにした。「3008 ハイブリッド4」を1万5,000台、「508 RXH」を1万台、「508 ハイブリッド4」を8,000台販売することを見込んでいるという。
\同紙によると、プジョーは、独ボッシュから電気モーター、パワーエレクトロニクス、高圧発電機を、三洋からニッケル水素電池を調達している。「3008 ハイブリッド4」はソショー(Sochaux)工場で、「508 RXH」と「508 ハイブリッド4」はレンヌ工場で生産するが、ハイブリッド技術を組み込んだリアモジュールはミュルーズ工場で生産することにしているという。
\また、「ハイブリッド4」技術を搭載したモデルについては、ディーゼル車の市場シェアが小さい地域では、ガソリンエンジンを採用する方針という。
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