ドイツのポリマー樹脂加工大手レーハウはこのほど、自動車部品の生産を強化するためハンガリーのジュール市に約6,000万ユーロを投資して新工場を建設すると発表した。来年の稼働を予定している。
\レーハウは2005年から同市に拠点を置き、三交代制でアウディ車向けのバンパーをノックダウン生産してきたが、今回アウディからTTとQ7の新モデルのバンパーを受注したことで、生産能力を増強することになった。これまでは、ドイツのフィエヒタハ工場で生産してきた。新工場はアウディ・ハンガリーの工場に隣接する場所に建設し、ジャストインタイム方式でバンパーを供給することになる。
\同工場は、レーハウが独自開発した二酸化炭素で洗浄する塗装設備(有害物質や水を使わない)を導入する予定で、環境に最大限配慮しているという。約200人の新規雇用を見込んでいる。
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