フォルクスワーゲン(VW)のスペイン子会社セアトは2日、スイスで6日に開幕したジュネーブ・モーターショーで初披露するファイミリーセダンのコンセプトカー「トレド・コンセプト」の画像を公開した。
\このコンセプトカーは「トレド」の第4世代を示唆しており、量産バージョンは同車をほぼ踏襲したものとなる見通し。5人乗りの4ドアセダンで、サイズは全長4,480ミリ、全幅1,693ミリ、ホイールベース2,600ミリ。トランク容量が500リットルと大きいのが特徴だ。
\新型トレドの量産バージョンは、VWのチェコ子会社シュコダのヌラダー・ボレスラフ工場で生産。年内にスペインで発売した後、欧州主要国で順次リリースされる。販売価格は発表されていないが、1万3,000~1万4,000ユーロからとなる見通し。
\2011年のセアトの世界販売台数は35万台で、前年から3.1%増加した。同社は18年までに世界販売台数を年間80万台に伸ばすことを目標に掲げている。
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