独自動車大手のダイムラーは2012年のジュネーブ・モーターショーでメルセデス・ベンツの新型「Aクラス」を披露した。3代目となる同モデルは2012年9月に市場投入する予定。
\同モデルは、走行100キロメートル当たりの燃費が99グラムからとメルセデス・ベンツのモデルの中で初めて100グラムを下回る。全長は4.29メートルとなり、従来の3.88メートルより長くなった。高さは従来(1.59メートル)より低い1.43メートル、幅はやや広い1.78メートル。空気抵抗係数(Cd値)は0.26に抑えている。また、エンジンはすべてアイドリングストップ機能を装備している。
\新型「Aクラス」は、同カテゴリーのモデルでは初めて、レーダーによる衝突警告システムとブレーキアシストシステムを標準装備している。また、「Sクラス」で2002年に導入された安全技術「プレセーフ」も装備している。プレセーフは、事故発生の危険を察知するとシートベルトやシートの位置などを調整して乗員を保護する体制をとる安全技術。
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