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2012/3/23

一般・技術・その他 (旧)

独ATU、赤字拡大

この記事の要約

独自動車修理サービス大手アオト・タイレ・ウンガー(ATU)の11年通期決算の最終損益は8,140万ユーロの赤字となり、前年の5,650万ユーロの赤字からさらに悪化した。とくに冬季の売り上げが伸び悩んだことが響いた。独自動 […]

独自動車修理サービス大手アオト・タイレ・ウンガー(ATU)の11年通期決算の最終損益は8,140万ユーロの赤字となり、前年の5,650万ユーロの赤字からさらに悪化した。とくに冬季の売り上げが伸び悩んだことが響いた。独自動車業界紙『アウトモビールボッヘ』が独自入手した決算資料をもとに報じた。

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11年は冷夏でエアコン修理需要が落ち込んだことに加え、暖冬で冬用タイヤの需要が低迷したことが響いた。11~12月期の売上高は当初の見込みを3,300万ユーロ下回ったという。売上高は通期で3.5%減少する中、純負債が19%増の5億6,240万ユーロに拡大するなど、苦しい経営を余儀なくされた。

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同社のクリスティアン・ザイラー取締役(財務担当)は投資家向けの電話会議で、負債を圧縮する方針を表明。また、今年は売上高で前年比1.5%~3.5%増を見込んでいることを明らかにした。

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