独産業設備大手のデュルは14日、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のブラチスラバ工場(スロバキア)に2011年と2012年の両年で計155台の塗装ロボットを納入したと発表した。取引規模は総額で3,600万ユーロになるという。
\155台のうち、45台は新塗装工場に導入された。110台は既存の塗装ライン2本を刷新し近代化するもので、今後は車体の内側と外側を全自動で塗装できるようになる。2ラインは2012年6月までに稼働する予定。
\VWのブラチスラバ工場では、SUVのVW「トゥアレグ」とアウディ「Q7」の2モデルのほか、ポルシェ「カイエン」の車体を生産している。また、VWの新小型車「アップ(up!)」とその姉妹モデルであるシュコダ「Citigo」およびセアト「Mii」も生産。VWは同工場の生産能力を2012年に40万台に引き上げることを計画している。
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