独エンジン製造大手のドイツは17日、12年通期の成長見通しを下方修正する方針を明らかにした。欧州債務危機の影響で新規受注が落ち込んでいる。また、これまでけん引役だった中国市場で成長に陰りが見え始めており、当初目標の達成は困難と判断した。詳細は8月9日の決算報告会で発表するという。
\同社が同日発表した12年4-6月期(第2四半期)暫定決算の売上高は3億4,000万ユーロで、前年同期比で12%の減収だった。新規受注は20%減の3億1,000万ユーロに落ち込んだ。営業利益(EBITベース)は前期(12年1-3月期)の1,030万ユーロをやや上回ったとしているものの、前年同期(2,610万ユーロ)に比べると半分以下の水準になっている。
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