米テレマティクスサービスのAgeroは17日、独エム・ウェイ・ソリューソンズ(M-Way Solutions)に資本参加したと発表した。クラウドベースの自動車向けの通信サービスを強化する。
\M-Wayは2004年の設立で、法人向けに企業のITシステムと携帯端末を連携するソフトウエアを開発している。また、高級車メーカーや大衆車メーカーに生産システムやプラットフォームも供給している。
\エム・ウェイが開発したモバイル・エンタープライズ・アプリケーション・プラットフォーム(MEAP)「mCAP」では、スマートフォンからタブレットまでさまざまな種類の携帯端末やアンドロイドやブラックベリーなど様々なオペレーティングシステム(OS)に対応した企業アプリやマスターデータ管理(MDM)、ワークフローシステム、携帯端末を使った電子商取引(モバイルコマース)など、幅広いソフトウエアを利用できる。
\Ageroは、エム・ウェイのプラットフォームとAgeroの第3世代のテレマティクスインフラを連携させる計画としている。これにより、自動車にさまざまなウェブベースのコンテンツを配信できるようになるという。
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