独化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は14日、中国・上海に自動車用下塗り塗料の新工場を建設すると発表した。Shanghai Coatingsとの合弁会社であるBASF Shanghai Coatings Co Ltd(巴斯夫上海涂料有限公司)を通して投資する。成長が見込める中国市場の需要拡大に対応し、同国の自動車用塗料メーカーとしてトップの地位をさらに強固するのが狙い。
\新工場は上海工業団地内に建設し、2014年上半期に稼働する予定。BASF Shanghai Coatingsはすでに上海市閔行区に塗料工場を持っており、新工場が完成すると自動車用下塗り塗料の年間生産能力は1万3,500トン増える。
\BASFは15年前に中国の自動車用塗料市場に参入。05年からは環境にやさしい水性下塗り塗料を提供している。
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