米自動車大手ゼネラルモーターズ(GM)は、独子会社オペルのリュッセルスハイム工場に屋上太陽電池パネルを設置する。設置面積はサッカー場32面分に相当し欧州最大級となる。出力は8.15メガワット。
\リュッセルスハイム工場のソーラーパネルの発電量は730万キロワット時で、年間3,150トンの二酸化炭素(CO2)を削減する効果がある。GMはドイツのカイザースラウテルン工場、スペインのサラゴサ工場にソーラーパネルを設置済みで、リュッセルスハイム工場を含む欧州工場の太陽光発電の総発電量は1,910万キロワット時、CO2削減総量は8,100万トンに達する。GMのロビンソン副社長(サステナビリティ・国際規制担当)は、欧州での太陽光発電プロジェクトは、持続可能な生産に向けた取り組み一つであると説明。「私たちはクリーンな発電を後押しし、ボトムラインを改善し、環境への影響を軽減するため、再生可能エネルギーのチャンスを世界中で追い求めている」とコメントした。同副社長によると、GMは2020年までに再生可能エネルギーの利用を125メガワットに引き上げるをこと目指している。
\