本田技研工業の英国生産会社であるホンダ・オブ・ザ・ユーケー・マニュファクチュアリング(HUM)6日、ウィルシャー州のスウィンドン工場に2億6,700万ポンドを追加投資すると発表した。新型車や新型エンジンの生産開始に伴い生産能力を強化する。
\スウィンドン工場では多目的スポーツ車(SUV)「CR-V」、「シビック」、「ジャズ(日本名:フィット)」のほかエンジンを生産している。昨年12月にシビックのニューバーションの生産を始め、今月6日にはCR-Vの新型モデルの生産がスタートした。12月からはシビック向け1.6リッター・ディーゼエンジンの生産も開始する。今年の生産台数は前年比倍増の18万3,000台となる見込みで、3年以内に年間生産台数を25万台に増やす計画。同工場の生産分の約6割が輸出される予定だ。
\6日に同工場を訪問したケーブル英ビジネス・イノベーション・技能相は投資計画について、「新しい投資を促し、新たな輸出ルートを開拓し、バランスの良い経済をもたらすという政府の方針を後押しするものだ」と語った。
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