自動車メーカーの仏ルノーと英ケータハム・グループは11月5日、スポーツカーの開発・生産で提携すると発表した。来年1月に合弁会社を設立し、今後3~4年以内に両社からそれぞれスポーツカーを発売する計画としている。
\ケータハム・グループは、ルノーが現在100%を出資しているオートモビル・アルピーヌ・ルノー・カンパニー(Automobiles Alpine Renault Company)に50%を出資し、2013年1月からアルピーヌ・ケータハム(Societe des Automobiles Alpine Caterham)に社名を変えて事業を進めていく。同合弁会社を通して開発し、両社から発売するスポーツカーはそれぞれのブランドの特徴を持った車両になると説明している。
\生産はフランス北部にあるルノーのディエップ工場で行う。ディエップ工場は1969年に開設され、現在はスポーツカーとモータースポーツカーを生産するほか、モータースポーツカーの補修部品も販売している。従業員数は現在、約300人という。
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