ポーランド南部にある伊フィアットのティヒ工場で19日、コンパクトカー「500」の生産が100万台に達した。同モデルは2007年の発売で、現在はイタリア、ブラジル、南アフリカ、ポーランド、米国、日本など世界83カ国で販売されている。
\フィアットは2011年からメキシコのトルカ工場でも500を生産しており、両工場を合わせた生産実績は累計で110万台となる。
\500は内装やエンジン、カラーなどの組み合わせが豊富で、100万台目はイタリアへ輸出する白色の「アバルト500」だった。出力135馬力の1.4リットルエンジンを搭載する。その直前に生産した99万9,999台目もイタリア向けだが、95馬力の1.3リットルマルチジェットエンジンを搭載したスポーツバージョンの赤色。また、100万1台目は69馬力の1.2リットルエンジンを搭載したライトブルーのオープトップモデル「500C」でドイツに輸出する。
\